昨日木曜日は「キリストの聖体」の祭日でした。
主キリストは私たちと共にいつまでもこの世にとどまることを望まれました。ご自分の聖体(おんからだ)と聖血(おんち)を私たちの霊の食物とすることを望まれました。それがご聖体です。「私はいのちのパンである。天から降ってきたパンを食べる人は決して死ぬことはない。私は天から降ってきた生きたパンである」と言われました。
ご聖体をいただくということはキリストと交わること、私たちのうちにキリストが生きておられることです。
ご聖体拝領以外にも機会があればいつでも秘跡のうちにおられるイエズス様を訪問して崇拝し、短い時間でよいので賛美の祈りを捧げましょう。
初めてご聖体をいただいた私(昭和30年代?)
私は公教要理で「神様は唯一であり、そして父と子と聖霊という3つのペルソナがあります。この3つのペルソナはそれぞれ全知・全能・全善・至聖です。この3つのペルソナはそれぞれみな等しく、この3つのペルソナのある唯一の神を「至聖なる三位一体」といいます」と教わりました。
三位一体を何かに例える必要はありませんし、できません。この世の全てのものを作られた神を神の被造物に例えて説明すること自体おかしなことです。無理に例えるから誤った理解(汎神論等)が生まれるのです。頭で理解しようとせずにそのまま素直に信じましょう。
父なる神は私たちを造られ、子なる神は私たちを贖い、聖霊は私たちに神の生命(理性・知恵)を与えられます。それは3人の神がいるのではなく、その3つのペルソナは唯一の神です。
十字をきる時には「父と子と聖霊のみ名によりて、アーメン。」
栄唱 「願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。▴始めにありし如く、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。」
チーズが切れてしまい買いに行かなければと思っていました。我が家の近くの店にはチーズといえばプロセスか、やたらカマンベールだけは色々なメーカーの物が置いてあります。しかし他のナチュラルチーズがないのでいつも牧場へ行った時に買っていました。
梅雨入り前、緊急事態宣言も解除されたので、人の少ない平日を選んでチーズを買いに出かけました。本当に人が少ない・・。店内のチーズも少ない・・・。パルメザンは最後の1個をかごへ。
外のベンチに座って霧島連山を眺めながらボ~~~ッとする・・・青空と太陽、心地よい風、木々の緑とウグイスの声・・・これらすべてを創造された主に感謝!
最後はおやつに持って行ったバスクチーズケーキを食べました。クリームチーズとカッテージチーズを半々にして作ったので、少し酸味があり美味しかったです。自然の中だとまた特別ですね。
イエズ・スキリストのご復活から50日目(昇天から10日目)に使徒たちに聖霊が降りました。この日聖霊はキリストのみわざを完成しました。ですから聖霊降臨祭は教会の誕生日と言えるでしょう。
最後の晩餐の時にイエズス様は弟子たちに「聖霊をつかわしていつも彼らと共にいて、教会を導くようにすること」を約束されました。
私たちは自分の力だけでイエズス様の教えに従うことはできません。聖霊tの力と働きが必要です。
聖霊の働きによって使徒たちは信仰の真理がさらにはっきりとわかり、恐怖心もなくなりました。聖霊は使徒たちを照らし強め聖なる者にしました。聖霊は使徒たちの心を全く変えました。私たちの心も変えてくださいますように。
聖霊に向かう祈り(始業の祈り)
聖霊来たり給え、信者の心に充ち給え、
▴主の愛熱の火をわれらに燃えしめ給え。
主よ、聖霊を遣わし給え、しかしてよろずの物は造られん。
▴地の面(おもて)は新たにならん。
祈願、聖霊の光をもって信者の心を照らし給いし天主、同じく聖霊をもってわたしたちに正しきことを悟らしめ、その御慰めによりて常に喜ぶを得しめ給え。われらの主キリストによりて願い奉る。▴アーメン。
原罪なくして宿り給いし聖マリア、▴御身に依り頼み奉るわれらのために祈り給え。
以前教会では何かを始める前にこの祈りをよく唱えていました。今は主祷文かアヴェマリアの祈りです。素晴らしい「始業の祈り」があるのですから、せめて司牧評議会や信徒総会、各部の話し合いの前にはこの祈りも唱えたいですね。
Fr.ZのブログにCOVID-19 について考えさせられる記事が載っていました。「何が本当の脅威で、何が単なるパニックとヒステリーなのかを見分けるのは難しいものです」と。
あなたが1900年に生まれたと想像してみてください。
14歳の誕生日に第一次世界大戦が始まり、18歳で終わります。その戦争で約2,200万人が亡くなりました。その年の後半に、世界中でスペイン風邪が流行、20歳までの2年間で約5000万人が亡くなります。
29歳から33歳になるまでの間は大恐慌、失業率は25%に達しました。
39歳になると、第二次世界大戦が始まり、41歳の時米国は完全に第二次世界大戦に引き込まれます。39歳から45歳の間に、約7500万人がこの戦争で亡くなりました。
天然痘は40代になるまで流行して約3億人が亡くなりました。
50歳で朝鮮戦争が始まり、約500万人が亡くなりました。そして生まれてから55歳になるまの間、毎年夏にポリオが流行して麻痺したり亡くなる人が多くでました。
55歳でベトナム戦争が始まりました。、その間冷戦が続き、62歳の時にはキューバミサイル危機が発生します。そして75歳の時にようやくベトナム戦争が終わります。そしてこの戦争で約400万人が亡くなりました。
1900年に生まれた地球上のすべての人がそれらすべてにどのように耐えたか考えてみてください。・・・・・あなたの両親や祖父母は、特に戦争中にすべてに耐える力(恵み)が与えられたか、運が良ければその間働くよう呼ばれました。
そして今あなたは家に留まり、ソファーに座るように呼ばれます。 (
Fr.Z)1900年に生まれた人は数々の脅威を克服するために何をしたのでしょうか?
『手袋をしてご聖体を袋に入れてと・・・完璧だな』
赤ちゃんの洗礼だって、
『ソーシャルディスタンスを守って水鉄砲なら安全さ』
どちらの司祭様もパニクってますね!笑っては失礼ですが・・・(写真はFr,Zブログより)
https://www.youtube.com/watch?v=ftopKmXLHn4
⇧⇧⇧ これを見てください!
献金をしたその手でご聖体をいただくより舌の方が安全ですよ。舌での拝領を禁止するとしている司教様は思い違いされていませんか?片方を禁止するのではなく、本人に選択肢を与えるべきだと思いますが。
でもね、私が何度このことについて書いても何も変わらないのです。手の方が楽だからかな?普通のパンと同じと思っているからかな?私には何の権威も無いから仕方ないですね。でも書き続けますよ、これからも!
今日のごミサでの神父様の説教で「主は天に昇っても、いつも私たちと一緒におられます。聖櫃の中にいつもご聖体の形でキリストはおられ、私たちがご聖体拝領をすることでキリストは共にいてくださるからです」。と言う話を聞きながら、ふと昔のことを思い出しました。
私が子どもで教会学校へ行っていた時に、「聖堂にはイエズス様がいらっしゃるから、聖堂の中では走ったりしてはいけません、おしゃべりもいけません」「聖櫃の前では必ずイエズス様に片膝をついてお辞儀をしましょう」と、聖堂に入るたびにシスターに言われました。
そして初聖体の時に初めてヴェールを被りました。つまりヴェールを被っているということは「ご聖体拝領できますよ」という印でもあります。初聖体のすんでいない子は被れないのです。ですからヴェールに憧れました。「イエズス様の前にいる時は特別だからヴェールを被りましょう」とも教えられました。
そしてここからが本題です。そのシスターはヴェールはイエズス様のいらっしゃる聖堂に入る直前につけて、ごミサ後は聖堂を出てから外すようにと教えてくださいました。まわりの大人の女性たちも皆そうしていました(当時は)。
ところが現在私は聖堂に入り席に着いてからヴェールを被り、閉祭の歌が終わり席に座ると、ヴェールをさっさと外して他の物と一緒にバッグにしまって退出します。なんだかヴェールを被る意義をおざなりにして単なる習慣にしている自分に気づきまた。
あの頃は厳しいと思っていたシスターのおかげでご聖体に対する崇拝の心が自然と身に着きました。教会学校でしっかりと要理を教えてくださったシスターに感謝しています。特に初聖体の前にはシスターだけでなく神父様もご聖体を舌で受ける意味ややり方をよく教えてくださいました。子どもの頃に教わったことは忘れません。
望みがなく絶望的な時の保護者がカッシアの聖リタです。私たちは絶望した時には主に助けを求めます。その時に聖リタに取り次ぎを願いましょう。
聖リタの結婚生活は妻として母として不安や絶望に苦しむ生活でした。しかし聖女は主に祈りながら耐え忍びました。主はそんな聖女の祈りを聴いて後に聖女に平和と喜びを与えてくださいました。
私たちは特に夫婦関係、親子関係が悪くなり絶望して、すべてを投げ出したくなった時には主に助けを求めるでしょう。その時にこそ聖リタの取り次ぎは大きな力となります。
今日は聖霊降臨のノヴェナの第1日目です。女子パウロ会のノヴェナの祈りを紹介します。記載されているホームページはこちらです。⇩
https://www.pauline.or.jp/prayingtime/seirei03.php#first
勿論上記の祈りにこだわることはありません。それぞれの修道会でノヴェナの祈りがありますし、私たちは聖霊降臨の意向をもってロザリオを1環唱えても良いでしょう。
先週久しぶりにケーキを作りました。 シンプルにマーモクーヘン(マーブルケーキ)。無塩バターを使って手抜きせずに作りましたよ。ですからおいし~い
レシピは『ベックさんのドイツ菓子』から。(直径20cmのクーゲルホフ型1個)
バター 125g. 、 砂糖 250g.、 卵 3個 、小麦粉 259g.
ベーキングパウダー 小匙3、 牛乳 約60cc、
*ココア 大匙2、 砂糖 大匙1/2、 牛乳 大匙1
粉砂糖(飾りに)適量
オーブンは180度に予熱
① 室温に戻しておいたバターをクリーム状にして、砂糖を2~3回に分けて加え、泡立て器でよく混ぜます。
② 卵を一個ずつ加え、生地が軽くなるまでよく混ぜます。
③ 一緒にふるっておいた粉とベーキングパウダー、牛乳を交互に入れながら切るように混ぜます。
④ 生地の1/3を別のボールに入れて、*牛乳で溶いておいた砂糖入りココアを入れて混ぜます。
⑤ サラダ油を塗り粉を薄く振った型に、白い生地とココア生地を3回位に分けて交互に入れ、菜箸一本で全体を手早く1~2回かきまぜます。膨らむので生地は型の八分目まで入れます。
⑥ 180度のオーブンで約40分焼きます。竹串を刺して生地がつかなければオーブンから出して、10分ほど置いてから型を外します。
⑦ すっかり冷めてから、粉砂糖をふりかけて仕上げます。粉砂糖のかわりにチョコレートコーティングでも美味しいです。お好みで!
私は料理もケーキも「婦人之友社」(羽仁吉一・もと子創刊)の本に載っている物が一番おいしいと思います。母が「友の会」(羽仁もと子)に入っていたので小さい頃から慣れ親しんでいる味だからかもしれません。 母は「友の会」のバザーが近づくとパウンドケーキを焼いていました。家庭用オーブンはガスコンロの上にのせて使う時代です。友の会のバザーではいい加減なものは出さなかったので(事前にチェックがあったらしい?)、母はいつも焼け具合や膨らみ具合を気にしながら「これ合格するかな?」と私に聞いていました。子どもの私はいつも「大丈夫大丈夫!」と答えていたのを思い出します。ルシアンクッキーや人参ケーキなども母から教わった友の会の味です。
近頃はクックパッドなどネットにたくさんのレシピが載っています。簡単に作れる手抜きレシピなど私も利用しますが、やはり『婦人之友』のレシピに戻ることも大切。特に特別な日に用意する料理はこれらの本が頼りです。
今日は使徒聖マチア(マティア)の祝日です。使徒マチアはイスカリオテのユダのかわりに使徒に加わった人です。その活動は不明ですが、最後に殉教したことは確かなようです。
さて、ファティマの聖母の日にロシアについて少しふれました。ファティマに聖母がご出現された頃はロシアは社会主義国家へ進み始めていました。その後社会主義国家ソ連が崩壊してロシアになってから国歌も変わりました。ピロシキーズがロシア国歌を日本語に意訳して歌っています。 ロシア聖なる我が国よ~ ~ ~ ~ 神が護られしこの地 ~
元気の出る曲と共に歌詞もなかなか良い国歌ですね。気に入りました。
YouTube: ロシア人が日本語で歌う「ロシア国歌」- Гимн Российской Федерации на японском языке
ファティマの聖母はルルドの聖母と同様に世界中でよく知られています。
ポルトガルのファティマという村で3人の子どもたちの前に聖母マリア様がご出現されました。1917年5月13日のことです。そして聖母は様々なメッセージを託されました。
聖母マリア様がご出現される時は必ずメッセージがあります。そのためにご出現されます。
そしてそのメッセージで共通しているのは私たちの回心と贖いです。私たちがあまりにも主から離れ、主を冒涜する生活を送っている時に、聖母は悲しみのあまり私たちにメッセージを送られます。
そこには聖母マリア様が私たちの現状にどれほど涙しているか、そして回心を促して償いの方法を教えてくださっています。そう、そこには私たちが救われる希望があります。聖母マリア様はただ悲しみ、絶望を伝えるのではなく、本当は希望、私たちが救われる道を教えてくださっているのです。
「ファティマの第3の予言」について騒ぐことはありません。第3の予言にどんなことが書かれてあっても、第1、第2の予言で聖母が言われた通りに私たちが回心して聖母の意向にそって、よく告解(ゆるしの秘跡)をして主日には必ずごミサに与りご聖体をいただくことやロザリオを祈ることを実行することが大切です。ロシアはすでに聖母に捧げられていますし、憲法を改正してその中に主キリストを入れようという試みも起こっています。
聖母のご出現は私たちが救われる道を教えてくださっています。希望なのです。聖母のメッセージを素直に心を開いて聴き従いましょう。「私たちの母であるマリア様ありがとうございます!」
「公開の」ミサが中止されている現状にあって、関口教会大聖堂では、毎日大聖堂主祭壇にて聖体顕示が行われています。
聖体訪問や聖体礼拝は、カトリックの長い伝統の中で培われてきた、イエスとの交わりの恵みです。特に、聖体顕示は聖体として現存しておられるイエスと私たち人間が直に向き合うことのできる空間です。そして、聖体礼拝は単なる崇敬ではなく、それを行う人と師イエスとの内的な一致をもたらします。それは霊的聖体拝領にもつながります。
聖体顕示、聖体礼拝の際は、是非、顕示されている聖体の側近くでお祈り下さい。そして、「今ここ」におられる主イエスと親しく交わる一時を持っていただければと思います。[カトリック東京大司教区H.Pより]
ご聖体礼拝についてよく説明されていますね いつも教会の中にはイエズス様がご聖体という特別なかたちで現存されておられます。たとえ誰も訪ねてくる人がいなくてもイエズス様はじっと待っておられます。ご聖体を訪問するとイエズス様はとても喜ばれるでしょう。そして聖櫃から出ておられる時はわたしは特に嬉しいです。
皆さんもそう感じませんか?
新型コロナウイルスの影響で同窓会は延期になりましたが、その前にオンライン会をすることになったそうです。幹事さんからスマホやパソコンに会議用アプリ「Zoom」をインストールしてくださいとメールがきました。
『う~ん、インストールができても使い方がわからん!頼りの息子はいないし・・・』ここは欠席ということで参加しない(できない)ことにしました。
ずっと専業主婦で会議など縁のない私はLINEも上手く使いこなせないのに、Zoomはハードルが高すぎました。( ̄~ ̄)
外出を控えている間ついパソコンに向かう時間が長くなってしまいますが、でもこんな素敵な動画を見つけました。美しいイタリアのために毎日祈っています。
YouTube: ITALIA - Scusate se è Poco!!! ( #andrà tutto bene )
MEN! Get your shoes on!
YouTube: Traditional Latin Mass Server Quarantine Workout.
Fr.Zが紹介する面白い動画です。初めてこの動画を見た時「なぜこの少年は丸太を持って走っているのだろう?」と不思議に思いました。
しかし動画を見ていくうちに納得!十字架を持つ時、跪く時、跪いて待つときにふらつかない様に、香炉をしっかり振れるように、椅子に腰掛けていても静かにじっと動かずに待つことができるように、たとえニャンズがしがみつくような予想外のことが起きても動ぜず侍者の務めが良く果たせるようにするためのトレーニング。公開ミサがなく侍者の仕事がない今こそ鍛えましょうという動画でした。
この少年は伝統的ミサの侍者ですね。さすが!心の美しさがそのまま型に表れていて所作が綺麗、決まっています。
復活節第4主日、今日は「世界召命祈願の日」でもあります。世界的に司祭修道者の召命が少なくなっている中、アメリカやヨーロッパの一部の修道会では逆に増えているようです。
また5月は「聖母の月」ですね。昔から10月の「ロザリオの月」にはロザリオを唱え、聖母の月には聖マリアの連祷を唱えていました。今は聖マリアの連祷(聖マリアの連願)は忘れられロザリオを唱えるようです。教皇様もロザリオを祈りましょうと言っておられます。勿論いつものようにロザリオもしますが、私は素直ではないので「聖マリアの連祷」を夫と一緒に祈ります。みなさんも「諸聖人の連祷」だけではなく「聖マリアの連祷」もあることを思い出してくださいね。私はやはり文語で、口語の祈りがよい方は『カトリックの祈り』の190p.「聖マリアの連願」を見て祈ってください。司祭修道者の召命をお願いしましょう。