聖書を読む
わたしが福音を宣べ伝えても、誇りにはなりません。そうしないではいられないからです。もし福音を宣べ伝えないなら、わたしにとってわざわいです。
コリント人への第一の手紙9章16節です。この箇所を読んでいて思いました。「福音を宣べ伝える」というところを「聖書を読む」と置き換えると、
「私が聖書を読んでも、誇りにはなりません。そうしないではいられないからです。もし聖書を読まないなら、わたしにとってわざわいです」。
それは私の聖書を読む気持ちにピッタリだと気づきました。聖書は神が預言者や福音記者の手を通して書かれたものです。作者は神ご自身です。ですから、一般の本とはまったく違います。私にとって聖書はゆっくりと意味を噛み締めて黙想しながら読むものです。ですから今日の福音朗読個所は特に考えてしまいます。ルカによる福音書16章9節
わたしはあなたがたに言っておく。不正なマンモンを利用して、友人をつくりなさい。そうすれば、それが役にたたなくなったとき、あなたがたを永遠の住み家に迎え入れてくれるだろう。
以前この箇所についての説教を聞いた記憶はあるのですが、内容を覚えていません。自分勝手に解釈してはいけないので、信頼できる人に訊いて説明してもらいます。
ところで毎日の聖書の朗読個所はごミサで使う『聖書と典礼』の最後のページに書かれています。また「霊性センターせせらぎ」「日ごとの福音」各ホームページがあります。これらも上手に利用して、毎日無理せずにゆっくりと聖書を読む時間を作ってみてはいかがでしょうか。
霊性センターせせらぎ https://seseragi-sc.jp/