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一昨日は使徒聖ヨハネの祝日、昨日は幼子の殉教、そして今日は聖家族のお祝いです。主が今年も一年間私たちの家族と共にいてくださったことを感謝します。
カトリック新聞のクリスマス特集号で酒井俊弘大阪教区補佐司教様が「ほんもののクリスマス」について書かれていました。その中で聖家族について『クリスマスの中心であるイエス様自身が、実は贈る喜びそのものです。人類のために自分のいのちをささげに来られたのですから。聖母マリアと聖ヨセフも、そうです。聖母マリアは救い主の母となることを、聖ヨセフは救い主とその母を守ることを任されました。自分の全てを与えようという3人の間には、贈る喜びが満ちあふれていたことでしょう。』と、書いておられます。
聖家族は家族の中で自分を与えることの模範を私たちにしめしています。贈る喜び・・・確かに家族が喜ぶと私はもっと嬉しくなります。これからも夫や子どもたちのためにもっともっと自分を与えたい。
31日には私たち家族への沢山のお恵みに「Te Deum」で主に感謝します。
聖ステファノは使徒たちによって選ばれた最初の7人の一人で、彼の殉教にはサウロ(パウロ)もかかわっていました。そしてキリスト教の最初の殉教者として多くの国々で崇敬されています。
少し長いですが教皇ベネディクト16世の聖ステファノについての話しを抜粋します。
ステファノは死ぬ前にこう叫びます。「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」。これは、詩編のことば(詩編31・6)を自分のことばとし、カルワリオでのイエスの最後のことばである「父よ、わたしの霊をみ手にゆだねます」(ルカ23・46)に従ったものです。そして最後にステファノは、イエスと同じように、石を投げる人々の前で大声で叫びます。「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」。わたしたちは次のことに気づきます。一方で、ステファノの祈りはイエスの祈りを繰り返します。他方で、この祈りをささげる対象は異なります。なぜなら、この祈願は主ご自身、すなわちイエスに向けられているからです。ステファノはイエスが栄光を受けて父の右の座におられるのを仰ぎ見ながらいいます。「天が開いて、人の子が神の右に立っておられるのが見える」。・・・・・わたしたちも自分の祈りを、神のことばに耳を傾け、イエスとその教会と交わりをもつことによって深めなければなりません。・・・・・わたしたちの祈りは、神の右の座におられるイエスを仰ぎ見るものとならなければなりません。イエスは、わたしたちの、わたしの日々の生活の主だからです。
聖ステファノのようにいつもイエズス様を中心に生活しなければ・・・ついついイエズス様を忘れて過ごしてしまう時の多い私は反省!
聖ステファノの洗礼名、堅信名の皆さんおめでとうございます!
毎年クリスマスと復活祭には教皇様の祝福を楽しみにしています。 ローマとは時差があるので、うっかりしていると祝福を受け損ねてしまいます。カトリック信者の多い国ではラジオやテレビでライブ配信されますが、日本ではインターネットに頼るしかありません。ヴァチカン25日12:00から、日本時間今日(25日)20:00からです。https://www.youtube.com/channel/UC7E-LYc1wivk33iyt5bR5zQ
いつものKカトリック教会は祭壇がとても美しく、イエズス様を迎える喜びにあふれていました。隣の幼稚園の園児たちもお行儀が良くてとても可愛らしいでした。Gさんが美しい声で答唱詩編をうたわれたので、おもわず詩編に引き込まれてしまいました。フランス人やポーランド人のご家族も一緒でしたよ。
救い主のご降誕おめでとうございます!
クリスマスは救い主イエズス様を信じている人も信じていない人も皆が心優しくなれる日です。それは幼子イエズス様の愛がすべての人に降り注ぐから。
YouTube: The Priests - O Holy Night (Live in Armagh)
神でありながら私たちと同じようにみどりごの姿て生まれた救い主イエズス様。聖なる家族にとって貧しい馬屋は優しさとぬくもりの愛で満ちています。
そして、クリスマスといえば私の好きなこの曲で祝わないわけにはいきませんね。⇩
三合炊き炊飯器の内釜の塗装が剥げてご飯がくっつき始めました。安い炊飯器だったので内釜だけ替えようと思い探したところ値段が三千円以上もします。それならば思い切ってもう少し大きな炊飯器に買い替えることにしました。選んだのは東芝の5.5合炊きでなんと七千円台!しかもケーキ焼き機能付き。
今日ケーキ焼き機能を試してみました。以前の「炊飯モード」で作った時には蒸しケーキのようでしたが、今回の「ケーキモード」ではオーブンで焼いた時に近い焼き上がりになりました。(美味しさは:オーブン > ケーキモード > 普通の炊飯)
デーツケーキ
ラム酒に漬けたデーツが入っています。牛乳の代わりに生クリームを使いちょっとだけリッチな味になりました。
昨日のごミサで神父様が「明日からクリスマス前のノヴェナ(九日間の祈り)が始まります。」と言われました。恥ずかしいことに私はすっかり忘れていました。神父様が思い出させてくださり感謝!修道会では当たり前のことですが私のような信徒は忘れがち・・・そこがまた信徒と特別な召出しを受けた司祭、修道者との違いでもあります。
さて、先月(11月)の10日は聖レオ1世教皇教会博士の記念日でした。教皇レオ1世といえば説教が素晴らしかったことで有名です。いつかその説教集を読みたいと思っていたところネットで見つけました。
届いたのは1965年出版の古い本です。中は鉛筆で引いた線や書き込みがあり、前の所有者がしっかりと読みこんでいた跡がありました。そして出版社名などの記された後ろのページには前の所有者の印が押されていました。その印を見てびっくり!「ネメシェギ」とあります。そうペトロ・ネメシェギ神父様です(多分)。ネメシェギ神父様はこの本の編集者でもあります。これは本棚の飾りにしてはいけない!私もしっかりと読まなければと思いました。
待降節第3主日を迎えました。クリスマスまであと少し。今日多くの司祭様方がバラ色の祭服をまといごミサをたてられると思います。Gaudeteの歌で喜びの訪れを待ちましょう。
Gaudete! Gaudete! 歓べ! 歓べ!
Christus est natus キリストが生まれ給うた
Ex Maria Virgine おとめマリアから
Gaudete ! 歓べ!
グアダルーペの聖母はメキシコの保護者です。メキシコのグアダルーペに住んでいたインディオのファン・ディエゴにマリア様がご出現されたのは1531年12月9日のことでした。1754年には12月12日をグアダルーペの聖母の祝日と定められました。
フランシスコ教皇様はメキシコを訪問された際に、この聖母の前で祈られました。ルルドやファティマと同じくカトリック教会が認めている聖母出現です。メキシコだけでなく世界中の多くの人たちがグアダルーペに現れた聖母を信頼して主への取り次ぎを祈っています。
余談ですが様々な〇〇の聖母と言われると、まるで聖母がたくさんおられるかのように聞こえますが、聖母はただお一人です。聖母マリア様に様々な呼び名があるということでしょうか。それとは異なり、洗礼者ヨハネ、ヨハネ使徒、十字架のヨハネなどは同じヨハネでもそれぞれ違った人達です。わかりきった当たり前のことでしたね。
今日8日は無原罪の御宿り(Immaculata Conceptio Beatae Virginis Mariae)の祭日です。カレンダーでは明日9日になっていますが(主日と重なったから?)、聖人とは違いマリア様の祭日ですから今日祝うべきでしょう。
以前教皇ベネディクト16世もこの大祝日を「この祝日は聖母に捧げた最も美しく知られた祝日の一つ」と言われました。また「マリアはいかなる罪をも犯さなかっただけでなく、人類が共通に背負う原罪をも免れた。それは、神がマリアに望まれた任務、贖い主の母であるためであった」と無原罪の御宿りの教えの内容を説明されました。
天主の特別な恵みにより聖母マリアは彼女の母聖アンナの胎内に宿った時から原罪を免れていました。聖母マリアは存在の初めから神と共におられたので、亡くなった時にもそのまま天にあげられました(聖母の被昇天)。
去年の同じ日のブログを見ると『聖アロイジオの祈り』を書いていました。いつも唱える祈りです。今年もこの祈りを書きましょう。聖母マリア様がこの祈りを唱える方に主のご加護を取り次いでくださいますように。
今日12月7日は聖アンブロジウス司教の記念日です。ミラノの司教であった聖アンブロジウスはミラノの守護聖人です。
ミラノ司教アウクセンティウスが亡くなった時にミラノの民衆はアンブロジウスを次の司教にと望みました。しかし彼はそれを拒否してミラノから逃げ出そうと試みましたが捕まってしまいます。そして民衆があまりにも熱心に要求するのでそれを受け入れることにしました。
しかし彼はまだ洗礼を受けていませんでした。そこで早速カテキズムを学び洗礼を受けた後司祭に、そしてすぐに司教に叙階されました(374年12月7日)。
アンブロジウス司教は当時異端とされていたアリウス派を一掃して正統な信仰を擁護し、また信徒の信仰教育のために素晴らしい説教をしました。洗礼志願者へ、独身生活について、聖書解釈などの説教は有名です。そしてよく知られていることですが、マニ教に傾倒していたアウグスティヌスを回心に導きました。
以前フランシスコ教皇様がミラノを訪れた時に立てられたミサはアンブロジウス典礼(ミラノ典礼)でした。また12月31日に歌われる『テ・デウム』はアンブロジウス聖歌です。
私はまだ読んでいませんが、この本は聖アンブロジウスが書いた『秘跡論』と『秘跡についての講話』です。読みたい本が次々に出てきて切りがないですね。
いつもお店の前を通る度に気になっていたお弁当屋さん。今日初めて寄ってみました。メニューの中から選んだのは日替わりの「もりもり弁当」です。
もりもり弁当(日替わり)¥500
おかずの種類が豊富なことと、味付けも濃すぎずに丁度良い塩梅です。たまには家事を休んでここのお弁当をいただこうかな?
メニューにはのり弁当、親子丼、唐揚げ弁当、とんかつ弁当、男前弁当等々他にも色々あります。お値段は300円~550円とお手頃です。
場所: 姶良市西餅田3551-1-1F(思川公園近く旧国道10号線沿い)
電話: 0995-66-0026
営業時間:AM 10:00 ~ PM 1:00 (3時間)
定休日: 日曜日 祝日 (臨時休業日有り)
お薦めします!
今日は聖フランシスコ・ザビエルの記念日です。日本に初めてキリスト教カトリックを伝えたイエズス会の宣教師、「日本宣教の保護者」です。
宣教師たちはキリストの教え(カトリック)だけでなく他にたくさんの物や技術、芸術も日本に伝えました。その中で今も私たちの身近なものの一つにお菓子があります。カステラ、丸ぼうろ、金平糖等々。
当時とても貴重だった砂糖、そしてバター、卵、小麦粉などを使って作るお菓子は日本人には珍しいものだったでしょう。今もバター、砂糖、卵、小麦粉は洋菓子の基本材料ですね。
形は丸ぼうろ?、味はマグダレナ?カップケーキ用型がなかったので、シリコン加工カップで焼いたところダラ~と広がった形になりました。何と名付けたらよいのか?
失敗を繰り返さないように、今回はカップケーキ型を使ってマグダレナを作りました。
Magdalenas(スペインのカップケーキ) の材料は以下の通り
薄力粉 200g. グラニュー糖 150g.
卵 4個 とかしバター 100g.
牛乳 60ml 植物油 80ml
ベーキングパウダー 10g.
レモンの皮すりおろし 1個分
塩 ひとつまみ(3g.)
飾り用グラニュー糖 適宜
作り方は普通のカップケーキと同じです。