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2019年11月 4日 (月)

信者が増えている小教区(アメリカ)

Traditional Catholic parishes grow even as US Catholicism declines.…

Over the past year, parishes run by the Priestly Fraternity of St. Peter, a society of priests dedicated to celebrating the traditional Latin form of the Catholic liturgy, have reported large increases in Sunday Mass attendance. The traditional liturgy that draws attendees is the form of the Mass celebrated before the reforms instituted at the Second Vatican Council, a meeting of the church’s bishops in the 1960s.(F.Z Blog)17_3

 日本には日本のカトリック教会があり、ローマやアメリカとは違う・・・と言われることにちょっと抵抗を感じます。日本の風習と教会の教えとどちらが大切ですか?カトリックには「死者の日」があるのに、日本にはお盆の風習があるからと言って、お盆の方を重視する信者たち。周知の事実ですがお盆は迎え火を焚いて亡くなった人たちの霊を迎えて共に過ごし、また送り火を焚いてあの世に送り出すことです。「死者の日」と「お盆」とはその意味することは全く違います。今の教会は各国の風習をあまりにも重んじるのでパチャママのような問題も起きたのではないでしょうか。

 アメリカでも教会離れが進む今の時代に、ミサに与る信徒が増えている小教区、そして神学生が増えている神学校があるという事実。教会の教え、典礼を忠実に守っている教会にはキリストを求める人達が集まるのでしょう。二千年の伝統を重んじる忠実な司祭たちの導きによって。