三位一体の祭日の祈り
はかりがたい神秘に満ちた神よ、あなたは御子の口を通して、父と子と聖霊の三位の神秘を私たちに明かしてくださいました。
そして、聖霊を送ってわたしたちを聖なる三位の交わりに招いてくださいました。
わたしたちは父と子と聖霊の交わりにおいて唯一の神であるあなたをたたえ、感謝を込めて祈ります。
父よ、あなたは天地の始まる前から、キリストにおいてわたしたちを選び、聖霊の交わりに招いてくださいました。あなたの限りない愛をたたえます。
神のみ子よ、あなたはわたしたちが神の子どもとなれるように、いのちをささげ、復活されました。はかりがたい救いの恵みを感謝します。
聖霊よ、あなたは神の息吹をもって、世界に広がる教会をひとつに結び、数々の賜物で満たしてくださいます。大きな喜びをもって、みわざをたたえて祈ります。
栄光は、父と子と聖霊に、初めのように、今も、いつも、世々に。アーメン。
復活祭から50日、今日は聖霊降臨の日です。皆さんは復活節の間どう過ごされましたか?主が天に昇られても、ご聖体の秘跡によって私たちと共にいてくださることを感謝し、喜びのうちに過ごすことができたことと思います。
トマさんは『祈りの部屋』で聖霊についてこう書いています。「聖霊こそが信仰と愛を完成させて下さる方、イエスに似た者に造り上げてくださる方です。『聖霊、私の心に来て下さい!』と切に願いたい」と。
私も主に感謝する毎日でした。
Holy Church has given two great gifts to all of humanity: art and saints.
Both art and saints reflect God’s beauty and, therefore, call to each man to recognize also what is good and what is true.
Art reflects God’s beauty through inanimate things and saints reflect His beauty as animate. In each case His images are His agents, so that we can can even call art, God’s grandchildren.(5月31日 Fr.Zのブログより)
「聖なる教会は、人類のすべてに2つのすばらしい贈り物を与えました:芸術と聖人」とあります。
私も同じ思いです。芸術は神の美しさの反映、そして主を讃えるためです。美しい絵画や彫刻、ステンドグラスなどの装飾、美しい音楽、美しい祭壇に美しいレースや織物の祭服等々。
YouTube: 03-Die Priester ~ Glorificamus Te (Lyrics)
先日中古ですがDie Priester のCDが手に入りました。3人の司祭たちが歌っているのでグレゴリアン聖歌もありますが、私は特にこの曲に魅かれました。というのも、この「白鳥の湖」を聴くとあの映画「神々と男たち」を思い出すからです。
そしてカトリック聖歌も歌っています。四旬節によく歌う「いばらのかむり(171番)」も心をうたれます。
YouTube: 02-Die Priester ~ Oh Haupt voll Blut und Wunden (Lyrics)
YouTube: Missa "RORATE CAELI" - Duszpasterstwo Tradycji Katolickiej w Białymstoku - 11.12.2015 r.
私が好きなカトリックの伝統的ミサ。![]()
すべてがキリストを中心に、祈りに包まれた荘厳なごミサです。伝統的ごミサの雰囲気が たまりません。
子どもたちもいますね・・・長~いごミサなのに・・・みんな可愛い神さまの子どもたち![]()
主キリストは復活して40日目に天へ上げられました。つまり正確には今年は5月30日が「主の昇天」の祭日です。よって「聖霊降臨のノヴェナ」を祈るなら5月31日から聖霊降臨前日の6月8日までです。
主キリストは天に上げられ、父の右の座にお着きになりました。そして主キリストは私たちから遠く離れたのではなく、かえって近くなられました。葡萄酒(聖血)とパン(聖体)という特別なかたちで現存されています。
まさにこれこそがキリストが私たちに残してくださった最高のものです。キリストの昇天に続く聖霊降臨、三位一体,キリストの聖体こそキリストが私たちにくださった恵み・聖心であり不変の教えです。
ですからある聖人は言っています。「『教会に行かなくても私はキリストを愛しているし信じています』と言う人は本当に主を愛し信じていると言えるのか?」と。
*(「教会に行かない人」とは、高齢や病気、教会が遠い等の理由で行くことのできない人達のことではありません。主は行くことのできない理由をわかっておられますから大丈夫ですよ。)
「聖母の月」も今日までです。明日からは「聖心の月」が始まります。
今日の聖書朗読はマリア様がエリザベトを訪問する場面です。毎晩の祈りで歌われる「マリアの歌」の箇所ですね。
教会の祈りは聖務日課ですが、正直私は日課としていません。特に朝、昼は日常のことを祈りより優先しているのです。
最近S枢機卿様が「教会は神中心ではなく人間中心になっている」と、警告なさいました。確かにそうかもしれません。教会の中でもキリストより他宗教の習慣や風習を大切にしたり、またそれが良いことのように話される人もいます。
私を含め反省しなければなりません。教会の教え=神の教えを人間の都合に合わせて曲げて解釈しようとすることは悪です。旧約聖書の時代、預言者たちは神のみことばを告げて迫害されました。現代も同じようなことが起きています。守られてきた教会の教え=神の教えを正しく告げる人達が迫害されています。
6月は「聖心の月」、主の聖心・教えをしっかり黙想する日々にしたいと思います。
「射祷」について、最近あらためてこの祈りがとても良いことに気づかされています。
Fr.Zは誘惑に遭う時には短い祈りを唱えなさいと言っています。私は誘惑に遭う時だけでなく不安な時にも、怒りがこみあげてくる時にも「射祷」を繰り返すようになりました。
私は「イエズス、マリア、ヨセフ、助けてください」と。これだけを繰り返すだけですがとても助けになります。勿論これはおまじないのことばではありません。射祷は祈りです。心からイエズス様マリア様ヨセフ様を信頼する祈りです。
フランシスコ教皇様は "Church must learn to abandon old traditions" と言われたそうですが、「古い伝統」が何を指すのか分かりません。またどういう意図で言われたのかもわかりません。が、射祷はこの古い伝統には含まれないと思います。
今日は聖ホセマリアの最初の後継者でオプス・デイ属人区長であった福者アルバロ・デル・ポルティーリョの記念日です。福者ドン・アルバロをご存知ない方のために3本の動画を載せました。すべてオプス・デイから勝手に拝借しました。(*_ _)人
YouTube: Beatification of Álvaro del Portillo: video summary
YouTube: El beato Álvaro y la misericordia de Dios
YouTube: Trabajar para los demás (versión internacional)
ドン・アルバロの列福式、神のゆるしについてのお話、そして働きについての動画3本です。福者アルバロ司教様について私が書くよりもずっとわかるでしょう。
今週末18日土曜日にはスペインのマドリードで尊者グアダルーペ・オルティス・デ・ランダスリさんの列福式があります。彼女を通して主が働かれた証ですね。聖ホセマリアを愛する世界中の人が喜んでいます。主に感謝!
近頃思うこと、それは「学ぶ」ことの大切さです。なにも良い成績をとるためや他の人と比較するためではありません。自分の能力に見合った学びのことです。
学ぶことは一生続きます。私のような主婦でも主婦業を学び続けます。料理のレパートリーを増やしたり、効率のよい掃除の仕方、家族にとって良いことは何かを学び考えます。そして司祭様も学び続けます。司祭様が真理を知らなければ信徒を真理へと導くことはできません。同じく私たち信徒も学び続けなければなりません。私たちは知らないことがまだ沢山あります。司祭様から教会の正しい教え・真理を学び続けなければ。
弟子たちはイエズス様から直接教えてもらいました。私たちは司祭様から教えてもらいます。信徒が知らないのは司祭様が教えていないからでしょう。
フランシスコ教皇様は初めて訪問先の国でのごミサで初聖体の子どもたちにご聖体を授けました。そのご聖体拝領の前に子どもたちに話されました。「心静かに、イエズス様のことだけを思って・・・」私も教皇様に教えられました。(動画 46:50 頃から)