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2025年9月

2025年9月29日 (月)

聖ミカエル・聖ガブリエル・聖ラファエル大天使


Photo 聖ガブリエル   聖ミカエル     聖ラファエル


 大天使聖ミカエルは「神に似た者」という意味で、悪魔と戦い、私たちに正義と勇気を与え、また悪の誘惑や悪霊から守ってくれます。かつては教会を守るという意味でミサ後に聖ミカエルの祈りをしていました。

 大天使ガブリエルは「神の伝え手」という意味で、洗礼者ヨハネの父ザカリアや聖マリアさまにメッセージ(神様の力)を伝えているように、神様から地上への重要なメッセージを伝えます。

 大天使ラファエルは「神はいやされた」という意味で、少年トビトの旅に付き添って悪魔から守り、肉体的精神的な病気や悩みを持つ人々をいやし保護しました。いやしの天使とか旅人を守る天使と言われています。

 天使の存在を信じていない人もいるでしょうが、カトリックの教えでは存在しています。勿論天使は霊の姿なので、私たちが思い描くような羽をもった姿かどうかはわかりません。悪魔も天使もいないと思っているカトリック信徒はもう一度カテキズムを読んでみましょうね。coldsweats01

2025年9月24日 (水)

ご聖体拝領

 ご聖体はキリストの体です。特別なものだからこそ私は舌で拝領します。それだけのことです。他の人がどう思っても関係ありません。私にとってキリストの体を他の食べものと同じように手で受け取ることはこれからもしません。ご聖体を手で触れることができるのは聖職者だけだと思います。

 この動画を見れば私の言いたいことがより分かりやすく、詳しく説明されています。


YouTube: 聖体拝領に関する新たな衝撃的研究

 私が初聖体を受ける前にS神父様は「ご聖体はキリストの体です。ご聖体をいただく時にはひざまずいて、両手を合わせて、目を閉じて舌を出して受けて、噛まないように飲み込みなさい。そしてイエズスさまに感謝しなさい」と教えてくださいました。わたしはそれを信じています。S神父様は間違ったことを教えたのですか? いいえ正しいことを教えてくださいました。

2025年9月23日 (火)

女優ドロレス・ハート

 洋画が大好きだった中学生の頃、ハリウッドの有名な女優さんが修道院に入ったという話を確か『スクリーン』という月刊誌で知りました。その時『素晴らしい人がいるんだな』と感心したのを覚えています。

 あれから約60年、彼女の名前も忘れていました。最近彼女についての動画を見て、ドロレス・ハートという名前を思い出しました。そして彼女にについてより詳しく知ることができました。


YouTube: 彼女を覚えていますか?彼女がハリウッドを去ったのは60年前。その理由が今、明らかになりました

 カトリック信者として彼女は私たちに教えてくれます。信仰の喜びを heart

2025年9月21日 (日)

おもしろ動画

 たまには何も考えずに楽しみましょう。happy01

AI の作品

https://www.youtube.com/shorts/RkpaOXgs3wU

動物

https://www.youtube.com/shorts/KTEqNcyT1Xw


YouTube: Pig Pet #animals#pet #animalfriendshipgoals#lovestory #love #pets #pig #cute #piglet #piglets

https://www.youtube.com/shorts/HZtjFMtpR1U

人間

https://www.youtube.com/shorts/r3euPggE4Zs


YouTube: SPEAK LIKE AN ITALIAN (hand gestures explained)

https://www.youtube.com/shorts/r3euPggE4Zs

2025年9月19日 (金)

巡礼とは?

 カトリック巡礼とは、キリスト教の聖地や歴史的な場所を訪れる宗教的な旅であり、信仰を深め、神とのつながりを強めることを目的とします。巡礼者はイエス・キリストの生涯を思い起こしたり、聖人たちの足跡をたどったりしながら、祈り、瞑想、ミサへの参加などを通じて霊的な体験をします。これは観光旅行とは異なり、特別な「聖なる目的」を持って行われるのが特徴です。(ウイキペディア)

 巡礼とはただ聖地や教会を訪問するのが目的ではなくて、その行く間の過程が大切だということです。

 巡礼団はそのグループ皆が一つになって祈りながら、親交を深め合い、絆を強めながら目的地へ一緒に向かう旅です。それぞれ個人が個別に車で行くのなら、それは巡礼団の巡礼とは言えないでしょう。

 本来巡礼は徒歩で行うものです。今でも多くの聖地へは徒歩で巡礼します。スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラの場合、徒歩で100km以上、自転車で200km以上の人は巡礼証明書(コンポステラーノ)がもらえます。もちろんそれ以下でも素晴らしい巡礼です。ただ自分が出来る範囲なら、少しの距離でも歩くのが良いでしょう。そして当然のことですが病気や体の不自由な方たちは歩く必要はまったくありません。

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⇩ ポーランド:チェンストホヴァ(ヤスナグラ修道院)巡礼


YouTube: 🎵🎥 Czarna Madonna - Promyczki Dobra

 

2025年9月17日 (水)

イエズスは私たちの希望の源

 レオ教皇さまのことば


YouTube: Jesus is the source of our hope ❤✨ #popeleoxiv #love #blessing #hug #impression #usapope #short

⇩ レオ教皇 さまのご聖体顕示

https://www.youtube.com/shorts/-Bacm4vxH_8

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2025年9月15日 (月)

カトリック教会を憂う

 

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 今日は悲しみの聖母マリアの記念日です。世界中に蔓延する暴力・憎しみ・怒り、キリストの受難もそうでした。その受難を目の当りにした聖母マリア様の悲しみ・・・そして今もマリア様はこの現実を見て悲しんでおられるでしょう。それだけではありません。教会内での分裂には特に心を痛めていると思います。

 正教会とカトリック教会。その教えと典礼を変えることのない正教会。一方徐々にプロテスタント化しているカトリック教会。ご聖体を単なるシンボルと思っている信者、ゆるしの秘跡を必要としない信者、聖書を勝手に解釈する信者、そういう信者の間違いを諭すことをせずにほっておくカトリック教会。またトリエントミサをあげる司祭やそれに与る信徒をまるで間違っているかのように批判し、良い伝統を重んじる信徒に疎外感を与えているカトリック教会。このままでいくと、教会を離れごミサに与らなくなる信徒や、動画で言われているようにピオ十聖会のごミサに与る信徒が増えるかもしれませんね。


YouTube: 教皇レオ14世はラテン語ミサを復活させるか? 3つの大胆な結果

 昨日はレオ14世教皇様の誕生日でした。教皇様のために祈ります。教皇様が聖霊の恵みによってカトリックの教えに反する教会内の過ちを正し、私たちをキリストの真理の道へ導いてくださいますように。アーメン。

 


YouTube: «НАША ВЕРА ПРАВОСЛАВНА» Концерт в честь 25-летия Великого Освящения Храма Христа Спасителя! Г

2025年9月14日 (日)

聖人とは

 今日は十字架称賛の祝日です。イエズス様は多くの人々の罪のあがないのために、ご自身をいけにえとしてささげられました。ですから今日私たちはイエズス様の十字架を思い起こしてそれを礼拝します。

 聖人たちも皆そうしてきました。毎日十字架を礼拝し祈りました。それは昔も今も変わりません。先週列聖された二人の聖人も同じです。

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 7日に列聖された聖人の一人聖カルロ・アクティスについてのお話しです。私たちが聖人についてもっている固定観念について、あるいは聖人になるということについての勘違いなどを小寺神父様がわかりやすく話されています。


YouTube: 「スニーカーの聖人」カルロ・アクティス列聖(2025年9月5日)

2025年9月12日 (金)

聖母マリアの御名の記念日

 9月8日には聖母マリアさまの誕生をお祝した方も多いと思います。そして今日9月12日は聖母マリアさまの御名を記念する日です。聖母マリア様の生涯を思い起こしてみるのもよいでしょう。いつどんな時にも私たちはマリア様の名前を呼びます。「アヴェ マリア」と呼びかけます。そしてマリア様は必ず答えてくださいます。

 カトリック六甲教会音楽チームの方々の聖母聖歌です。こんなに歌の上手な方たちがたくさんおられる教会もあるのですね。heart04


YouTube: カトリック典礼聖歌集302番 アヴェマリア


YouTube: カトリック聖歌集627番 Ave Maria (アヴェ・マリア)


YouTube: カトリック聖歌集305番 み母マリア

 マリアの洗礼名を持つ皆さん、おめでとうございますtulip

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2025年9月 9日 (火)

聖ピエル・ジョルジョ・フラッサーティ

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 7日日曜日に列聖された二人の青年、聖カルロ・アクティスは2006年に亡くなったので多くの人が彼を知っていますが、もう一人の聖人聖ピエル・ジョルジョ・フラッサーティは1925年に亡くなっているので、イタリア人以外彼を知っている人は少ないと思います。私も知りませんでした。

 彼を紹介する映画がYouTubeにあり、彼の聖なる生き方を知ることができました。


YouTube: To the Top - Pier Giorgio Frassati / Full Movie

2025年9月 8日 (月)

ヘチオク

 先月ヘチオクという野菜をいただきました。オクラのように角があるヘチマで、正式にはトカドヘチマ(十角糸瓜)というそうです。

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 ヘチマと同じように皮は固いので剥いて使います。1/3は生でサラダにして残りはへちまと同じようにみそ炒めにしていただきました。

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 味噌炒め&もずくサラダ

 味はやはりヘチマでした。実が若かったせいかヘチマ独特のくせも少なくて、とても美味しかったです。

 因みにヘチオクはヘチマとオクラを掛け合わせたものではなくて、ヘチマの種類だそうです。

2025年9月 7日 (日)

列聖式


YouTube: Holy Mass with Canonization and Angelus, September 7 2025, Pope Leo XIV


 二人の青年ピエール・ジョルジォ・フラッサーティとカルロ・アクティスの列聖式がローマ時間7日日曜日10時から聖ペトロ広場でレオ教皇様によって執り行われました。列聖式を観ているとカトリック教会内にはびこる不穏な空気が一掃されて、教会を希望の明るい光が輝き包み込んでいるように見えます。

 若い二人の聖人聖フラッサーティと聖アクティス、若者たちのためにお祈りください。そしてお二人に倣う若者の群れが大きく広がりますように。


YouTube: Canonization 2025 | Blessed Carlo Acutis & Pier Giorgio Frassati | Soon-to-be Saints #shorts #saints

2025年9月 2日 (火)

永井博士の遺訓

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 私たち日本国民は、憲法において戦争をしないことに決めた。憲法の第九条は、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と決めている。どんなことがあっても戦争をしないということである。

 我が子よ—。

 ・・・・・・

 これこそ、戦争の惨禍に目覚めたほんとうの日本人の声なのだよ。しかし理屈はなんとでもつき、世論はどちらへでもなびくものである。日本をめぐる国際情勢次第では、日本人の中から、憲法を改めて戦争放棄の条項を削れ、と叫ぶ者が出ないともかぎらない。そしてその叫びが、いかにももっともらしい理屈をつけて、世論を日本再武装に引きつけるかもしれない。

 そのときこそ、・・・誠一よ、カヤノよ、たとい最後の二人となっても、どんなののしりや暴力を受けても、きっぱりと「戦争絶対反対」を叫び続け、叫び通しておくれ!たとい卑怯者とさげすまれ、裏切り者とたたかれても、「戦争絶対反対」の叫びをまもっておくれ! (永井隆著『いとし子よ』より)

 昭和23年10月(1948年)永井博士が長崎の原子爆弾で被爆して3年、二人の幼子誠一さんと茅乃さんへの遺訓として書かれた本です。それは私たちのためでもあります。

 永井博士はすでにあの時に今の時代を予見していたのですね。皆さん終戦記念日になると口では戦争反対と言いますが、一方では憲法第九条は変えた方が良いと言ったり、軍事費はもっと増やした方が安心すると言っています。もしこの憲法第九条がなかったら、あの朝鮮戦争やヴェトナム戦争の時に日本はどうなっていたでしょう。

 「戦争反対」と口で言うのは簡単です。「戦争絶対反対」と行動で示さなければなりません。信仰を宣言するのと同じように、それには行いが伴わなければ意味はありません。

 今日9月2日は日本が連合国へ降伏文書に調印して正式に戦争が終結した日です。今一度戦争を二度と繰り返さないために、私たちがしなければならないことを考えましょう。

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