グアダルペの聖母マリア祝日
グアダルペの聖母の前で祈られる教皇様方(パウロ6世、フランシスコ、ベネディクト16世、ヨハネパウロ2世)
多くのカトリック信者に愛されている聖母マリア様ですが、その中でも教皇様方に特に愛されている聖母マリア様のご出現は無原罪・ルルド・ファティマそして今日のメキシコのグアダルペの聖母ではないでしょうか。聖母出現は世界中で約2000位あるそうですが、ほとんどは疑わしく教会が認めたものではありません。しかし教皇様方が訪れ祈られる聖母のご出現は当然真実でしょう。
1531年12月9日にフアン・ディエゴの前に聖母マリアさまが現れました。ディエゴの話を疑う司教様は証拠を望みました。ディエゴは聖母に言われた通り丘に咲くバラの花をマントに包み、疑う司教様に差し出しました。そしてそのマントには聖母の姿がはっきりと写っていました。真冬なのでバラなど咲いているはずもないのに、その沢山のバラとマントにうつった聖母を見た司教様はディエゴの話を信じました。
グアダルペの聖母の戴冠は1895年教皇レオ13世により承認されました。あれから125年後のごミサでフランシスコ教皇様は「わたしたちの母、マリアの姿を見つめ、神の寛大さと祝福、恵みを思いながら、わたしたちもまた、自分の生活を皆のための一つの贈り物へと変えていこう」と招かれました。