十字架称賛
フランシスコ教皇様は、
「十字架を買って家にかけたり、身に着けたりするだけでは足りず、十字架の前に立ち止まり、それを見つめ、心を開き、わたしたちの愛のために傷ついた神のために感動しなくてはならない」と語られました。(2021年9月14日スロバキアのプレショフにて)
ヴァチカンでの教皇様⇩
称賛とは素晴らしいことをほめたたえることです。キリストが十字架に貼り付けになったことを十字架の前に立って(あるいは跪いて)ほめたたえることです。キリストを知らない人にとってはこれはまったく理解できないことでしょう。でもキリストがなぜ十字架の磔刑に処せられたか?それがわかれば十字架を称賛する理由も分かります。
絵や布、建物の装飾、アクセサリーなどにシンボルとして描くのなら十字架のしるしだけでも良いでしょう。しかし祭壇の十字架にはキリストの姿があるはずだと私は思います。カトリック教会にはただの十字架ではなくキリストの姿のある十字架を掲げましょう。そしてキリストのいないただの十字架ではなく、キリストの姿のあるキリストの十字架の前に立ち(あるいは跪き)称賛しましょう。