つまずかせないように
不思議ですね。酒井司教様の本を読み返していたところ、今の私にピッタリの箇所がありました。
「キリスト教に興味があります」と、教会に来て、だんだんと教会の中に入っていってですね、そこの信者さん同士に何か諍(いさか)いがあるとか、あるいは神父さんの悪口を聞くとか、そういうことがあれば、確かにつまずきになる危険性がありますよね。「イエス・キリストは信じたいけれど、キリスト教徒にはなりたくない」。そういうことになってしまう。それは私たち信者の側に大いに責任がある。私自身も含めて・・・・。(『雇われ羊飼いのみたび言いたい放題』より)
これを読んで確かにその通りだと思いました。また司教様は説教でも話しておられました。「家族の中で一人だけ信者の人が、いつも教会から家に帰ってきて家族に教会の人の悪口を話していたとしたら、聞かされた家族は『教会はそんなに良いところなら私も行ってみようかな』とは思わない。そんな教会には行きたくないと思うでしょう」。
私たちは故意にではなくても自分が気付かないうちに他の人につまずきの原因を与えている事がよくあります。司教様の本を通して今の私に主が諭してくださったのだと思いました。
主に感謝!