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2020年2月13日 (木)

万人祭司

 カトリックでは儀式(ミサ・ゆるしの秘跡等)を行えるのは叙階の秘跡を受けた司祭だけです。しかしマルチン・ルターは、このカトリックの教義に対して、「キリストに従う者は、誰でも儀式を行う権利を持つ」と、カトリックを批判しました。これがプロテスタント共通の「万人祭司」と言う考えです。

 ですから教師(牧師)には男性、女性、既婚者、どんな職業を持つ人でもなれます。(プロテスタントでは司祭と呼ばずに教師・牧師と呼びます)つまりその教会のすべての信者が平等に神と繋がっているので、教師(牧師)と信徒は平等、教師(牧師)だけでなくすべての信徒が儀式を行えるという考えです。

 ん?この考えはカトリックの中でも最近よく耳にしますね。カトリックのプロテスタント化?こういう現実を憂いベネディクト16世とサラ枢機卿は本を出版することにしたのかもしれません。しかし教会内からこの本に対する批判も・・・カトリック内でも想像以上にこの考えが広まっているのかもしれません。

16_2 どなたか翻訳をお願いします!

 ある教会ではごミサの中で信徒の方がご聖体を配ることがあります。ある時ご聖体ではなく祝福を受けたい人の頭に十字の印をして祝福を与えていました。???信徒が祝福を与えることはできないはずですが???

 以前から思っていたことですが、ごミサの最後に全員に司祭から祝福が与えられるので、ご聖体拝領の時に祝福を与えることは考慮した方が良いと思います。と言うか、以前は「聖体拝領」はご聖体をいただくためだけのものでした。拝領準備のできていない信者や洗礼を受けていない方を軽視する意味のものでは決してありません。私は以前のように聖体拝領はご聖体をいただくためだけにした方が良いと思います。