受難の主日~枝の主日
キリストはロバに乗ってエルサレムへ、人々はヤシの葉を手に歓喜します。
受難の主日、今日から聖週間が始まります。受難の月曜日、受難の火曜日、受難の水曜日そして聖なる三日間と続きます。特に今週は十字架のキリストを意識しながら過ごさなければ。そしてご復活祭をふさわしい心で迎えることができますように。
ところで枝の主日は英語でPalm Sundayと言いますが、palmとはヤシのことですよね。でも日本の南の方ではヤシよりもソテツ(cycads・ソテツ科)が多いせいかヤシの葉の代わりにソテツの葉を準備する教会が多いです。またカトリック聖歌では「~棕櫚(シュロ)の葉を手に持って~」と歌いますが、棕櫚もヤシ科なのでこちらを使っても良いかと。
私の教会でもソテツを使いますが、この葉は固くてとがっているので痛いです。棕櫚の葉ならこれほど痛くないのですが。隣町の教会ではオリーブの枝を用意していました。これなら痛くなくていいです。ロシアやウクライナにはヤシの木はないのでネコヤナギを使います。これもなかなか良いですね。
多分これがヤシの葉 ⇧
ネコヤナギを祝福する正教会の大主教 ⇧
子どもはみんな可愛いな~ ⇧⇩
多分棕櫚の葉で作った十字架 ⇧
こんなpalmもあります。みんなおめかしして可愛い