カトリック Feed

2025年12月 4日 (木)

パパ様レバノンへ

 教皇様のレバノンでのごミサ。 フランス語もできる教皇様 lovely  

https://www.youtube.com/shorts/6bDH411I2Wc

 約50年前初めてレバノン人の神父様に会った時のことを思い出しました。その頃世界のカトリックについて無知な私は中東レバノンにもカトリック信徒がいることをその時知り大恥をかきました。考えてみれば聖書にも出てくるレバノン、何の不思議もありませんよね。

https://www.youtube.com/shorts/ornkbTf8_LY


YouTube: Pope LeoXIV’s First Visit to Lebanon! Explosive Dabke Welcome at the Presidential Palace#papaleónxiv


 レバノンの人口約400万人のうちマロン典礼カトリック教会の信徒が約70万人、メルキト・ギリシャカトリック教会信徒が約15万人、そして正教会信徒が約20万人もいるのです。日本よりずっとずっとキリスト教徒が多い国、それがレバノンです。人々が熱狂的にパパ様を迎えているのを見て納得です。

2025年12月 3日 (水)

聖フランシスコ・ザビエル

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 今日は日本に初めてカトリックを伝えたイエズス会の司祭聖フランシスコ・ザビエルの祝日です。聖ザビエルは日本宣教の保護聖人です。

 鹿児島のカテドラルザビエル教会には聖ザビエルの聖遺骨が顕示されています。このことを知らない信徒は結構おられるようです。

 聖遺骨は祭壇に向かって左側に顕示されていて、その前には祈祷台が置かれています。特に聖年(2026年1月6日主の公現まで)の今は巡礼でカテドラルを訪問する方も多いと思います。聖堂に入ったら聖櫃の前で祈り、聖遺骨の前でも祈祷台に跪いて聖ザビエルに感謝を捧げて、主に取り次ぎを祈ってみてはいかがですか。

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2025年11月28日 (金)

サラ枢機卿様によるTraditional Pontifical Vespers


YouTube: Traditional Pontifical Vespers with Cardinal Sarah at the Cathedral Basilica of Philadelphia

 11月21日(金)聖母マリア奉献の祝日にフィラデルフィアの聖ペトロ・パウロ大聖堂において、典礼省名誉長官ロバート・サラ枢機卿様によって伝統的なラテン典礼による晩祷が執り行われました。

 日本に住んでいる私たちはこのような典礼に与ることはもとより目にすることもほとんどないでしょう。

 notes Ave Maris Stella, Magnificat, O Salutaris Hostia, Ave Verum Corpus, Tantum Ergo など馴染みのあるラテン語の聖歌が聖堂に響きます。カトリック教会にはこのように美しい典礼があるのですよね。サラ枢機卿様に感謝!

2025年11月27日 (木)

教皇レオ14世とは?

 レオ14世教皇様はトルコ共和国(27日~30日)とレバノン共和国(30日~12月2日)を訪問されています。ご訪問の様子はYouTubeでライブ配信されています。両国とも難しい問題を抱えています。教皇様の働きによって愛の実りがありますように。

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 ところで今の教皇様についてどのくらい知っていますか?意外と知らないことが多いのではないですか?

 教皇レオ14世(Robert Francis Prevost)はアウグスティノ会の小神学校に入り、大学では数学の学位を取りました。アウグスティノ会で終生誓願を立てた後、カトリック系の高校で数学と物理を教えた時期もあります。まさに宗教と科学は対立するものではないという証ですね。27歳の時にローマの聖トマス・アクィナス大学で教会法を学び博士号を取得。1982年司祭叙階されその後宣教師としてペルーへ。1999年米国へ帰国、そして再びローマへ。ローマの聖アウグスティノ修道会の総長を12年間務めました。教会法の専門家であると同時に英語スペイン語は勿論のことイタリア語フランス語ポルトガル語ラテン語ドイツ語も少しできる教皇様です。shine

 ヴァチカンニュースが制作したレオ14世教皇様の生い立ちのドキュメンタリーを見てみましょう。


YouTube: “Leo from Chicago” – Documentary

2025年11月23日 (日)

王たるキリスト

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 王であるキリストの祭日。今日は典礼暦の最後の主日、来週から新しい一年の待降節が始まります。

 この一年の信仰生活を振り返ってみると、大罪は犯していないけれど毎日信仰の炎に燃えて生活していたかというとそうでもありませんでした。生ぬるい信仰生活でした。それでもご聖体をいただくことによって主に生かされた毎日でした。もしご聖体をいただかない生活を続けていたら、私は貧しい人や苦しんでいる人たちに目を向けることもほとんどなく、感謝することもなく、自分中心の今よりももっと傲慢で高慢な生活を送っていたと思います。

 ところで「王」と聞くと普通人々は手の届かない別世界にいて多くの富を持ち多くの使用人に囲まれているイメージがあります。しかし世間一般の王とキリストの王は全く違います。正反対と言っていいでしょう。「人の子は枕する所もない」と言われたキリスト、使徒たちの足を洗った仕えるキリスト、ご聖体によっていつも私たちと共にいてくださるキリスト。十字架の死に打ち勝って復活されたキリストは愛によって私たちを集められた神の国の王なのです。

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 『みこころネット』に次の祈りがのっていました。

すべての人の心の王たるキリストに向う祈

主イエズス・キリストよ、われは主を宇宙の王と認め奉る。*一切の造られしものはみな主のためなれば、願わくはわが上に主のすべての権能を行使し給え。われここに洗礼の約束を新たにし、悪魔とその業とその栄華とを棄て、よき信者として活くることを誓い、特に天主と、主の公教会との権利が勝利を得んために、わが力の及ぶ限り尽さんことを約束し奉る。イエズスの聖心よ、われはすべての人の心が主の聖なる主権を認め奉り、主の平和の支配が全世界に及ぶを得んがために、わが貧しき業をことごとく献げ奉る。アーメン。

2025年11月15日 (土)

全免償について

 聖年の全免償について未だに良く質問されます。「全免償ってどうやって受けるの?」「条件って何?」等々。耳で聞いただけではすぐに忘れてしまったり、間違って覚えてしまうことがよくあります。

 そこで聖パウロ女子修道会のホームページLaudateより免償について書かれている部分を載せます。納得いくまでじっくりと読んでみてください。そしてわからないことがあれば神父様に聞いてください。

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2025年11月14日 (金)

告解について

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https://www.youtube.com/shorts/1ezIpjb1Jco

⇧ 個人的に神にゆるしを願い祈るのは良いことですがそれだけでは十分ではありません。告解(ゆるしの秘跡)を受けなければなりません。何故なのかその理由を教えています。神から罪をゆるしてもらうために告解に行きましょう。それは天の国に入る準備でもあります。

2025年11月 9日 (日)

深い信仰

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 フルトン・シーン司教様(1895-1979)が「より深い信仰への5つの秘密」という話をされています。

① 毎日1時間(もっと短くても)神に静かな時間を捧げる。

② 継続的な祈りの生活、祈りとは信じていることを実践する方法です。

③ 聖書を学ぶ。毎日数節でも読む。聖書を通してキリストを知らなければ聖体拝領でキリストを知ることは決してできません。聖書を読むことがイエズスを真に知るために不可欠です。

④ 喜びをもって苦しみを受け入れること。困難に直面した時に「なぜ私なのか?」と問うのではなく「どうすればここから成長できるのか?」と自問してみる。人生に良い金曜日が無ければ、イースターサンデーはあり得ません。

⑤ 福音を宣べ伝え、大胆に生きること。カトリック教会を本当に憎んでいる人は世界中で100人にも満たないが、自分が誤解しているカトリック教会の姿を憎んでいる人は何百万人もいる。街角で説教をする必要はありません。行動を通して信仰を伝えたり、機会があれば愛をもって真実を語りましょう。

毎日短い祈りを捧げたり、聖書の一節を読んだりするなど小さな一歩でも神とのより深い関係を築くきっかけとなります。(Bishop Fulton Sheen)

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 正直私は子どもたちが小さい頃は静かに主に捧げる時間や、聖書を読む時間はそう持てませんでした。でもそれはそれでよかったと思っています。いつも主を忘れることはなく、毎日主に感謝しながら家事子育てをしていたことを主は喜ばれていたと思います。そして幸いなことに今は毎日主に捧げる静かな時間や聖書を読む時間はたっぷりとあります。confident

2025年11月 2日 (日)

巡礼

 

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 11月1日ヴァチカンで聖ジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿様を「教会博士」として宣言するミサが捧げられました。酒井司教様の巡礼団はそのミサに参加され、聖アンジェロ城からヴァチカンまで徒歩巡礼をされたようです。ご高齢の方も皆さんとても幸せそう!

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 聖ジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿(1801.2.21~1890.8.11)は1825年に英国国教会の司祭になりました。1832年~33年にマルタ、シチリア、ローマなどを訪問中に殉教者の歴史や霊性に触れて、カトリックへの関心が深まり、ついに1845年御受難会の司祭に信仰告白をして改宗し、カトリック教会の信徒となります。1947年にはカトリック司祭の叙階を受けます。そしてレオ13世教皇より枢機卿に任命されました。没後2019年10月13日にフランシスコ教皇によって列聖され、今回聖ジョン・ヘンリー・ニューマン教会博士となりました。教会博士といわれる通り彼は多くの著作があり、また英国で初めて聖フィリッポ・ネリのオラトリオ会を創設、カトリック大学の学長も務めました。

2025年11月 1日 (土)

死者の月

 今日1日は諸聖人の祭日、明日2日は死者の日です。

 すでに天の国で主や聖母と共におられる聖人たちの中で特に聖ホセマリア・エスクリバー神父様に取り次ぎの祈りをしています。

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2025年10月26日 (日)

使徒的勧告『Dilexi te』について

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YouTube: Dilexi Te Surprised Me

 教皇レオ14世が出した使徒的勧告『Dilexi te』(私はあなたを愛した)についてB.Holdsworth氏の話しです。彼は先ずこの使徒的勧告を読むことを薦めていますが、残念ながらまだ日本語訳は出ていません。

 今のカトリック教会内の不協和音がこれ以上大きくならないようにレオ教皇様の司牧を期待している私としては、教皇様が出される回勅や使徒的勧告等にはとても興味があります。それらによって教皇様の真意を知ることができるからです。

 たとえその真意が私の思いとずれていてもやはり私は教皇様に従わなければなりません。なぜなら教皇様はキリストから天の国の鍵を預かった聖ペトロの唯一の後継者であり、私は教皇様の不可謬性(教皇様の私的な意見は不可謬ではない)を信じているからです。そして何よりも私は正教徒でも聖公会信徒でもなくカトリック信徒だからです。

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2025年10月20日 (月)

新司祭の伝統の祝福


YouTube: Mira la reacción del Sacerdote cuando ve a sus Padres en Ordenación #viral #shorts #short

 叙階式の伝統が大切にされている国は多いです。新司祭が両親を祝福する場面は感動します。美しく素晴らしい!heart04

 やはり良い伝統は受け継がれていくものです。それらには意味があります。長い歴史の中で培われたものです。それらを簡単に消し去ろうとしてもできないでしょう。

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 ところでショパンコンクールの優勝者は明日の午前中にはわかりますね。楽しみです。私は進藤実優さんの演奏がとても気に入りました。本当に引き込まれてしまうような気持ちとはこのことでしょう。


YouTube: MIYU SHINDO – final round (19th Chopin Competition, Warsaw)

2025年10月15日 (水)

アヴィラの聖テレジア

 

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 アヴィラの聖テレジア私たちのために主に祈ってください。イスラエルとハマスの停戦合意が尊重され、パレスチナの人々の傷が癒されて、これから平和を築いていけますように。Photo


YouTube: Animal best friends #dogs #cat #funny

 にゃんこ:「わたしたちでも仲良くできるにゃん」。 

 わんこ:「人間は僕らより賢いのにお互いケンカばかりだわん weep

2025年10月14日 (火)

ファティマの聖母

 昨日13日はファティマの聖母の記念日でした。聖母のご像がヴァティカンに運ばれて、レオ教皇様はその前で聖母の執り成しを祈られました。

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2025年10月12日 (日)

Brian Holdsworth:聖トマス・アクィナスについて

 聖トマス・アクィナスが何故重要なのかを知る前に、これを説明しているBrian Holdsworth氏とはどういう人なのかを先ず紹介しましょう。十代の頃は無神論から不可知論者に、ある人の影響を受けてキリスト教を知り、そしてプロテスタントではなくカトリック信徒になりました。

 彼のブログから学ぶことが沢山あります。私は多くのことを知り、また考える機会を与えられました。


YouTube: Why I #Converted to the #Catholic #Church - Part 1


YouTube: Why I #Converted to the #Catholic #Church - Part 2: Choosing between Protestantism and Catholicism


YouTube: Why St. Thomas Aquinas is so Important

2025年10月10日 (金)

日本のカトリック


YouTube: Japan's Catholic Comeback: From Shadows to Powerful Revival – Untold Story | Catholic Documentary

 日本のカトリックについての動画です。映し出される映像は内容とは合わないものも多くありますが、説明されている内容は真実です。

 日本のカトリック信者は本当に少ないです。でも聖フランシスコ・ザベリオによってまかれた信仰の種は日本の地に深く根ざしました。そう、日本はカトリックを受け入れる素晴らしい土壌を持っているのです。私たちはもっと良い根を深く張ることができるはずです。

 この動画が信仰の種となり、誰かの心に根付きますように。

2025年10月 4日 (土)

ヘヴィーメタル聴いても良い?


YouTube: Should Catholics Listen to Heavy Metal?

 私は色々なジャンルの音楽が好きで聴きます。ロックも好きですが、元々ヘヴィメタは好きではないのでCDは持っていません。でもヘヴィメタでなくても退廃的な歌詞や悪魔的な歌詞の曲は沢山ありますね。

 宗教にあまり熱心でなかった若い頃には確かによくロックを聴いていましたが、結婚後はあまり聴かなくなりました。特にここ数年はわざわざCDを出して聴くことはほとんどありません。それは意識して聴かないのではなく、ただ単にクラシックの魅力に引き込まれそちらを聴いているからです。ヴァイオリンやピアノそしてグレゴリアンシャントを聴くととても安らぎます。

 ロックやポピュラーでも宗教を軽蔑したり悪魔崇拝のような曲は聴きませんでした。おそらくこれからもメロディアスで美しい歌詞のロックは聴き続けるしCDを捨てることはないでしょう。でも  ヘヴィメタなら聴かない方が良いと私も思います。Photo

 ところで3日からワルシャワでショパンコンクールの本選が始まりました。日本からも牛田智大さんをはじめ多くの若手ピアニストたちが参加されています。ファイナルの20日まで素晴らしい演奏が楽しめますね。heart04

 早速第一日目の牛田さんのステージがYouTubeにあがっていました。


YouTube: TOMOHARU USHIDA – first round (19th Chopin Competition, Warsaw)

2025年10月 1日 (水)

ロザリオの聖母の月

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 ロザリオの聖母の月が始まりました。キリストの生涯を黙想しながら、天使祝詞(アヴェ・マリアの祈り)をロザリオの珠を一つ繰るごとに祈ります。古くから皆に親しまれ、聖フランシスコや聖テレジア、聖コルベ、聖ホセマリア、ロザリオの祈りを知るすべての聖人たちは特に熱心に祈りました。そして教皇様方も私たちにロザリオの祈りを薦めています。

 日頃ロザリオの祈りをしていない人も今日からロザリオを手に取って祈ってみましょう。30分だけでもイエズス様やマリア様とだけ過ごす時間を作ってみてはいかがですか。大きな変化は起きなくても、きっと目には見えない恵みを受けるでしょう。

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2025年9月29日 (月)

聖ミカエル・聖ガブリエル・聖ラファエル大天使


Photo 聖ガブリエル   聖ミカエル     聖ラファエル


 大天使聖ミカエルは「神に似た者」という意味で、悪魔と戦い、私たちに正義と勇気を与え、また悪の誘惑や悪霊から守ってくれます。かつては教会を守るという意味でミサ後に聖ミカエルの祈りをしていました。

 大天使ガブリエルは「神の伝え手」という意味で、洗礼者ヨハネの父ザカリアや聖マリアさまにメッセージ(神様の力)を伝えているように、神様から地上への重要なメッセージを伝えます。

 大天使ラファエルは「神はいやされた」という意味で、少年トビトの旅に付き添って悪魔から守り、肉体的精神的な病気や悩みを持つ人々をいやし保護しました。いやしの天使とか旅人を守る天使と言われています。

 天使の存在を信じていない人もいるでしょうが、カトリックの教えでは存在しています。勿論天使は霊の姿なので、私たちが思い描くような羽をもった姿かどうかはわかりません。悪魔も天使もいないと思っているカトリック信徒はもう一度カテキズムを読んでみましょうね。coldsweats01

2025年9月24日 (水)

ご聖体拝領

 ご聖体はキリストの体です。特別なものだからこそ私は舌で拝領します。それだけのことです。他の人がどう思っても関係ありません。私にとってキリストの体を他の食べものと同じように手で受け取ることはこれからもしません。ご聖体を手で触れることができるのは聖職者だけだと思います。

 この動画を見れば私の言いたいことがより分かりやすく、詳しく説明されています。


YouTube: 聖体拝領に関する新たな衝撃的研究

 私が初聖体を受ける前にS神父様は「ご聖体はキリストの体です。ご聖体をいただく時にはひざまずいて、両手を合わせて、目を閉じて舌を出して受けて、噛まないように飲み込みなさい。そしてイエズスさまに感謝しなさい」と教えてくださいました。わたしはそれを信じています。S神父様は間違ったことを教えたのですか? いいえ正しいことを教えてくださいました。