カトリック Feed

2025年11月 2日 (日)

巡礼

 

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 11月1日ヴァチカンで聖ジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿様を「教会博士」として宣言するミサが捧げられました。酒井司教様の巡礼団はそのミサに参加され、聖アンジェロ城からヴァチカンまで徒歩巡礼をされたようです。ご高齢の方も皆さんとても幸せそう!

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 聖ジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿(1801.2.21~1890.8.11)は1825年に英国国教会の司祭になりました。1832年~33年にマルタ、シチリア、ローマなどを訪問中に殉教者の歴史や霊性に触れて、カトリックへの関心が深まり、ついに1845年御受難会の司祭に信仰告白をして改宗し、カトリック教会の信徒となります。1947年にはカトリック司祭の叙階を受けます。そしてレオ13世教皇より枢機卿に任命されました。没後2019年10月13日にフランシスコ教皇によって列聖され、今回聖ジョン・ヘンリー・ニューマン教会博士となりました。教会博士といわれる通り彼は多くの著作があり、また英国で初めて聖フィリッポ・ネリのオラトリオ会を創設、カトリック大学の学長も務めました。

2025年11月 1日 (土)

死者の月

 今日1日は諸聖人の祭日、明日2日は死者の日です。

 すでに天の国で主や聖母と共におられる聖人たちの中で特に聖ホセマリア・エスクリバー神父様に取り次ぎの祈りをしています。

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2025年10月26日 (日)

使徒的勧告『Dilexi te』について

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YouTube: Dilexi Te Surprised Me

 教皇レオ14世が出した使徒的勧告『Dilexi te』(私はあなたを愛した)についてB.Holdsworth氏の話しです。彼は先ずこの使徒的勧告を読むことを薦めていますが、残念ながらまだ日本語訳は出ていません。

 今のカトリック教会内の不協和音がこれ以上大きくならないようにレオ教皇様の司牧を期待している私としては、教皇様が出される回勅や使徒的勧告等にはとても興味があります。それらによって教皇様の真意を知ることができるからです。

 たとえその真意が私の思いとずれていてもやはり私は教皇様に従わなければなりません。なぜなら教皇様はキリストから天の国の鍵を預かった聖ペトロの唯一の後継者であり、私は教皇様の不可謬性(教皇様の私的な意見は不可謬ではない)を信じているからです。そして何よりも私は正教徒でも聖公会信徒でもなくカトリック信徒だからです。

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2025年10月20日 (月)

新司祭の伝統の祝福


YouTube: Mira la reacción del Sacerdote cuando ve a sus Padres en Ordenación #viral #shorts #short

 叙階式の伝統が大切にされている国は多いです。新司祭が両親を祝福する場面は感動します。美しく素晴らしい!heart04

 やはり良い伝統は受け継がれていくものです。それらには意味があります。長い歴史の中で培われたものです。それらを簡単に消し去ろうとしてもできないでしょう。

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 ところでショパンコンクールの優勝者は明日の午前中にはわかりますね。楽しみです。私は進藤実優さんの演奏がとても気に入りました。本当に引き込まれてしまうような気持ちとはこのことでしょう。


YouTube: MIYU SHINDO – final round (19th Chopin Competition, Warsaw)

2025年10月15日 (水)

アヴィラの聖テレジア

 

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 アヴィラの聖テレジア私たちのために主に祈ってください。イスラエルとハマスの停戦合意が尊重され、パレスチナの人々の傷が癒されて、これから平和を築いていけますように。Photo


YouTube: Animal best friends #dogs #cat #funny

 にゃんこ:「わたしたちでも仲良くできるにゃん」。 

 わんこ:「人間は僕らより賢いのにお互いケンカばかりだわん weep

2025年10月14日 (火)

ファティマの聖母

 昨日13日はファティマの聖母の記念日でした。聖母のご像がヴァティカンに運ばれて、レオ教皇様はその前で聖母の執り成しを祈られました。

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2025年10月12日 (日)

Brian Holdsworth:聖トマス・アクィナスについて

 聖トマス・アクィナスが何故重要なのかを知る前に、これを説明しているBrian Holdsworth氏とはどういう人なのかを先ず紹介しましょう。十代の頃は無神論から不可知論者に、ある人の影響を受けてキリスト教を知り、そしてプロテスタントではなくカトリック信徒になりました。

 彼のブログから学ぶことが沢山あります。私は多くのことを知り、また考える機会を与えられました。


YouTube: Why I #Converted to the #Catholic #Church - Part 1


YouTube: Why I #Converted to the #Catholic #Church - Part 2: Choosing between Protestantism and Catholicism


YouTube: Why St. Thomas Aquinas is so Important

2025年10月10日 (金)

日本のカトリック


YouTube: Japan's Catholic Comeback: From Shadows to Powerful Revival – Untold Story | Catholic Documentary

 日本のカトリックについての動画です。映し出される映像は内容とは合わないものも多くありますが、説明されている内容は真実です。

 日本のカトリック信者は本当に少ないです。でも聖フランシスコ・ザベリオによってまかれた信仰の種は日本の地に深く根ざしました。そう、日本はカトリックを受け入れる素晴らしい土壌を持っているのです。私たちはもっと良い根を深く張ることができるはずです。

 この動画が信仰の種となり、誰かの心に根付きますように。

2025年10月 4日 (土)

ヘヴィーメタル聴いても良い?


YouTube: Should Catholics Listen to Heavy Metal?

 私は色々なジャンルの音楽が好きで聴きます。ロックも好きですが、元々ヘヴィメタは好きではないのでCDは持っていません。でもヘヴィメタでなくても退廃的な歌詞や悪魔的な歌詞の曲は沢山ありますね。

 宗教にあまり熱心でなかった若い頃には確かによくロックを聴いていましたが、結婚後はあまり聴かなくなりました。特にここ数年はわざわざCDを出して聴くことはほとんどありません。それは意識して聴かないのではなく、ただ単にクラシックの魅力に引き込まれそちらを聴いているからです。ヴァイオリンやピアノそしてグレゴリアンシャントを聴くととても安らぎます。

 ロックやポピュラーでも宗教を軽蔑したり悪魔崇拝のような曲は聴きませんでした。おそらくこれからもメロディアスで美しい歌詞のロックは聴き続けるしCDを捨てることはないでしょう。でも  ヘヴィメタなら聴かない方が良いと私も思います。Photo

 ところで3日からワルシャワでショパンコンクールの本選が始まりました。日本からも牛田智大さんをはじめ多くの若手ピアニストたちが参加されています。ファイナルの20日まで素晴らしい演奏が楽しめますね。heart04

 早速第一日目の牛田さんのステージがYouTubeにあがっていました。


YouTube: TOMOHARU USHIDA – first round (19th Chopin Competition, Warsaw)

2025年10月 1日 (水)

ロザリオの聖母の月

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 ロザリオの聖母の月が始まりました。キリストの生涯を黙想しながら、天使祝詞(アヴェ・マリアの祈り)をロザリオの珠を一つ繰るごとに祈ります。古くから皆に親しまれ、聖フランシスコや聖テレジア、聖コルベ、聖ホセマリア、ロザリオの祈りを知るすべての聖人たちは特に熱心に祈りました。そして教皇様方も私たちにロザリオの祈りを薦めています。

 日頃ロザリオの祈りをしていない人も今日からロザリオを手に取って祈ってみましょう。30分だけでもイエズス様やマリア様とだけ過ごす時間を作ってみてはいかがですか。大きな変化は起きなくても、きっと目には見えない恵みを受けるでしょう。

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2025年9月29日 (月)

聖ミカエル・聖ガブリエル・聖ラファエル大天使


Photo 聖ガブリエル   聖ミカエル     聖ラファエル


 大天使聖ミカエルは「神に似た者」という意味で、悪魔と戦い、私たちに正義と勇気を与え、また悪の誘惑や悪霊から守ってくれます。かつては教会を守るという意味でミサ後に聖ミカエルの祈りをしていました。

 大天使ガブリエルは「神の伝え手」という意味で、洗礼者ヨハネの父ザカリアや聖マリアさまにメッセージ(神様の力)を伝えているように、神様から地上への重要なメッセージを伝えます。

 大天使ラファエルは「神はいやされた」という意味で、少年トビトの旅に付き添って悪魔から守り、肉体的精神的な病気や悩みを持つ人々をいやし保護しました。いやしの天使とか旅人を守る天使と言われています。

 天使の存在を信じていない人もいるでしょうが、カトリックの教えでは存在しています。勿論天使は霊の姿なので、私たちが思い描くような羽をもった姿かどうかはわかりません。悪魔も天使もいないと思っているカトリック信徒はもう一度カテキズムを読んでみましょうね。coldsweats01

2025年9月24日 (水)

ご聖体拝領

 ご聖体はキリストの体です。特別なものだからこそ私は舌で拝領します。それだけのことです。他の人がどう思っても関係ありません。私にとってキリストの体を他の食べものと同じように手で受け取ることはこれからもしません。ご聖体を手で触れることができるのは聖職者だけだと思います。

 この動画を見れば私の言いたいことがより分かりやすく、詳しく説明されています。


YouTube: 聖体拝領に関する新たな衝撃的研究

 私が初聖体を受ける前にS神父様は「ご聖体はキリストの体です。ご聖体をいただく時にはひざまずいて、両手を合わせて、目を閉じて舌を出して受けて、噛まないように飲み込みなさい。そしてイエズスさまに感謝しなさい」と教えてくださいました。わたしはそれを信じています。S神父様は間違ったことを教えたのですか? いいえ正しいことを教えてくださいました。

2025年9月23日 (火)

女優ドロレス・ハート

 洋画が大好きだった中学生の頃、ハリウッドの有名な女優さんが修道院に入ったという話を確か『スクリーン』という月刊誌で知りました。その時『素晴らしい人がいるんだな』と感心したのを覚えています。

 あれから約60年、彼女の名前も忘れていました。最近彼女についての動画を見て、ドロレス・ハートという名前を思い出しました。そして彼女にについてより詳しく知ることができました。


YouTube: 彼女を覚えていますか?彼女がハリウッドを去ったのは60年前。その理由が今、明らかになりました

 カトリック信者として彼女は私たちに教えてくれます。信仰の喜びを heart

2025年9月19日 (金)

巡礼とは?

 カトリック巡礼とは、キリスト教の聖地や歴史的な場所を訪れる宗教的な旅であり、信仰を深め、神とのつながりを強めることを目的とします。巡礼者はイエス・キリストの生涯を思い起こしたり、聖人たちの足跡をたどったりしながら、祈り、瞑想、ミサへの参加などを通じて霊的な体験をします。これは観光旅行とは異なり、特別な「聖なる目的」を持って行われるのが特徴です。(ウイキペディア)

 巡礼とはただ聖地や教会を訪問するのが目的ではなくて、その行く間の過程が大切だということです。

 巡礼団はそのグループ皆が一つになって祈りながら、親交を深め合い、絆を強めながら目的地へ一緒に向かう旅です。それぞれ個人が個別に車で行くのなら、それは巡礼団の巡礼とは言えないでしょう。

 本来巡礼は徒歩で行うものです。今でも多くの聖地へは徒歩で巡礼します。スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラの場合、徒歩で100km以上、自転車で200km以上の人は巡礼証明書(コンポステラーノ)がもらえます。もちろんそれ以下でも素晴らしい巡礼です。ただ自分が出来る範囲なら、少しの距離でも歩くのが良いでしょう。そして当然のことですが病気や体の不自由な方たちは歩く必要はまったくありません。

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⇩ ポーランド:チェンストホヴァ(ヤスナグラ修道院)巡礼


YouTube: 🎵🎥 Czarna Madonna - Promyczki Dobra

 

2025年9月17日 (水)

イエズスは私たちの希望の源

 レオ教皇さまのことば


YouTube: Jesus is the source of our hope ❤✨ #popeleoxiv #love #blessing #hug #impression #usapope #short

⇩ レオ教皇 さまのご聖体顕示

https://www.youtube.com/shorts/-Bacm4vxH_8

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2025年9月15日 (月)

カトリック教会を憂う

 

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 今日は悲しみの聖母マリアの記念日です。世界中に蔓延する暴力・憎しみ・怒り、キリストの受難もそうでした。その受難を目の当りにした聖母マリア様の悲しみ・・・そして今もマリア様はこの現実を見て悲しんでおられるでしょう。それだけではありません。教会内での分裂には特に心を痛めていると思います。

 正教会とカトリック教会。その教えと典礼を変えることのない正教会。一方徐々にプロテスタント化しているカトリック教会。ご聖体を単なるシンボルと思っている信者、ゆるしの秘跡を必要としない信者、聖書を勝手に解釈する信者、そういう信者の間違いを諭すことをせずにほっておくカトリック教会。またトリエントミサをあげる司祭やそれに与る信徒をまるで間違っているかのように批判し、良い伝統を重んじる信徒に疎外感を与えているカトリック教会。このままでいくと、教会を離れごミサに与らなくなる信徒や、動画で言われているようにピオ十聖会のごミサに与る信徒が増えるかもしれませんね。


YouTube: 教皇レオ14世はラテン語ミサを復活させるか? 3つの大胆な結果

 昨日はレオ14世教皇様の誕生日でした。教皇様のために祈ります。教皇様が聖霊の恵みによってカトリックの教えに反する教会内の過ちを正し、私たちをキリストの真理の道へ導いてくださいますように。アーメン。

 


YouTube: «НАША ВЕРА ПРАВОСЛАВНА» Концерт в честь 25-летия Великого Освящения Храма Христа Спасителя! Г

2025年9月14日 (日)

聖人とは

 今日は十字架称賛の祝日です。イエズス様は多くの人々の罪のあがないのために、ご自身をいけにえとしてささげられました。ですから今日私たちはイエズス様の十字架を思い起こしてそれを礼拝します。

 聖人たちも皆そうしてきました。毎日十字架を礼拝し祈りました。それは昔も今も変わりません。先週列聖された二人の聖人も同じです。

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 7日に列聖された聖人の一人聖カルロ・アクティスについてのお話しです。私たちが聖人についてもっている固定観念について、あるいは聖人になるということについての勘違いなどを小寺神父様がわかりやすく話されています。


YouTube: 「スニーカーの聖人」カルロ・アクティス列聖(2025年9月5日)

2025年9月12日 (金)

聖母マリアの御名の記念日

 9月8日には聖母マリアさまの誕生をお祝した方も多いと思います。そして今日9月12日は聖母マリアさまの御名を記念する日です。聖母マリア様の生涯を思い起こしてみるのもよいでしょう。いつどんな時にも私たちはマリア様の名前を呼びます。「アヴェ マリア」と呼びかけます。そしてマリア様は必ず答えてくださいます。

 カトリック六甲教会音楽チームの方々の聖母聖歌です。こんなに歌の上手な方たちがたくさんおられる教会もあるのですね。heart04


YouTube: カトリック典礼聖歌集302番 アヴェマリア


YouTube: カトリック聖歌集627番 Ave Maria (アヴェ・マリア)


YouTube: カトリック聖歌集305番 み母マリア

 マリアの洗礼名を持つ皆さん、おめでとうございますtulip

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2025年9月 9日 (火)

聖ピエル・ジョルジョ・フラッサーティ

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 7日日曜日に列聖された二人の青年、聖カルロ・アクティスは2006年に亡くなったので多くの人が彼を知っていますが、もう一人の聖人聖ピエル・ジョルジョ・フラッサーティは1925年に亡くなっているので、イタリア人以外彼を知っている人は少ないと思います。私も知りませんでした。

 彼を紹介する映画がYouTubeにあり、彼の聖なる生き方を知ることができました。


YouTube: To the Top - Pier Giorgio Frassati / Full Movie

2025年9月 7日 (日)

列聖式


YouTube: Holy Mass with Canonization and Angelus, September 7 2025, Pope Leo XIV


 二人の青年ピエール・ジョルジォ・フラッサーティとカルロ・アクティスの列聖式がローマ時間7日日曜日10時から聖ペトロ広場でレオ教皇様によって執り行われました。列聖式を観ているとカトリック教会内にはびこる不穏な空気が一掃されて、教会を希望の明るい光が輝き包み込んでいるように見えます。

 若い二人の聖人聖フラッサーティと聖アクティス、若者たちのためにお祈りください。そしてお二人に倣う若者の群れが大きく広がりますように。


YouTube: Canonization 2025 | Blessed Carlo Acutis & Pier Giorgio Frassati | Soon-to-be Saints #shorts #saints