Gaudete Sunday
今朝教会へ行くと神父様はバラ色のカズラ。そう、今日はガウデーテの日曜日、クリスマスがこんなにも近づいていることに気づきました。
改めてクリスマスを迎える心の準備をもっとしっかりとしなければと反省も。
ガウデーテといえばこの聖歌を聴かなければ!![]()
今朝教会へ行くと神父様はバラ色のカズラ。そう、今日はガウデーテの日曜日、クリスマスがこんなにも近づいていることに気づきました。
改めてクリスマスを迎える心の準備をもっとしっかりとしなければと反省も。
ガウデーテといえばこの聖歌を聴かなければ!![]()
世界中にある聖母出現の話しの中で疑わしい話の方が多いでしょう。その中には司教様が認めたものもあります。
私は歴代の教皇様が認めておられるこのグアダルーペの聖母出現は真実だと思っています。
1531年12月9日から12日にかけてメキシコシティーの北東にあるテペヤクの丘で、聖ファン・ディエゴの前に聖母が数回にわたり出現されました。
教皇レオ13世の1895年の教令「グアダルーペの聖母の戴冠」から125年を迎えた2020年12月12日、フランシスコ教皇様はヴァチカンでごミサを捧げられました。そして「わたしたちの母、マリアの姿を見つめ、神の寛大さと祝福、恵みを思いながら、わたしたちもまた、自分の生活を皆のための一つの贈り物へと変えていこう」と話されました。
今年はもちろんレオ14世教皇様がヴァチカンでごミサを捧げました。(Blessed Virgin Mary of Guadalupe-Holy Mass :12 Venerdì 16:00~)
YouTube: Highlights - 12 December 2025, Our Lady of Guadalupe, Holy Mass - Pope Leo XIV
「グアダルーペ」という名前について:スペインにある「グアダルーペの聖母王立修道院」に由来し、中世スペインで信仰されていた黒い聖母像(福音記者ルカ作とされる)とも関連があります。メキシコの聖母マリアも、この名前を受け継いでいます。
イタリアのパスタソース「カルボナーラ」には厳格なルールがあるそうです。
卵黄・コショウ・ペコリーノチーズ・グラナチーズ・グアンチャーレ。全卵ではなく卵黄だけ、パルメザンチーズではなくペコリーノチーズ、そしてパンチェッタ(ベーコン)ではなくグアンチャーレを使います。
イタリアの農相がベルギーを訪問した時に、欧州会議の売店で売られていたベルギー製のカルボナーラソースに農相は激怒しました。そしてこれを「料理の犯罪」と位置づけました。(; ゚д゚) イタリアではイタリア料理をユネスコ無形文化遺産に登録しようとしている(登録されました)ために特に正当性にこだわっているのかもしれません。
マッテオとエミリアーノの二人だってとってもこだわっていますよ。
YouTube: Finally got their Approved ✅️😉 but...
イタリアの良き伝統と文化を守るために(?)日夜二人は容赦なく「NOT APPROVED」を出しています。たまには「APPROVED」もね ![]()
ロレート(Roreto)はイタリアの東部マルケ州にあり、イタリアの数ある聖母巡礼地の中でも最も重要な巡礼地の一つです。ロレートの「聖母の巡礼聖堂」内にある「サンタ・カーザ」(Papale Basilica Santuario Maggiore della Santa Casa)とロレートの聖母(La Madonna di Loreto)は今も世界中から巡礼者が訪れています。聖フランシスコ・ザビエルも日本へ発つ前にロレートを訪れています。
ナザレにあった聖母マリアと家族が住んでいた家(マリアが受胎告知を受けた家)は聖なる家=サンタ・カーザ(Santa Casa)と呼ばれています。この家はサラセン人(イスラム教徒)の侵攻の前にダルマチア(今のクロアチア)ヘ、その後ロレートへ移されたという奇蹟が伝えられています。
聖ヨハネ23世、聖ヨハネ・パウロ2世、ベネディクト16世、フランシスコ1世ら、多くの教皇様方もサンタ・カーザを訪問され、ロレートの聖母の前で祈られています。
今週は聖母マリア様のお祝いの日が続きます。今日は無原罪の聖母の祭日、明後日はロレートの聖母そして12日はグアダルーペの聖母です。そして明日はグアダルーペの聖母出現を受けた聖ホアン・ディエゴの日です。
無原罪の聖母=無原罪の御宿リ(Immaculata Conceptio Beatae Virginis Mariae)とは、私たちと同じ人間であるマリア様は天主の特別な恵みによって母アンナの胎に宿った時から原罪を免れていたということ、つまり初めから天主と一致しているという特別な恵みが与えられていたということです。ですから亡くなった時もそのまま天に上げられました。(聖母の被昇天)
かつて聖トマスアクィナス、カンタベリーの聖アンセルムス、聖ボナベントゥラなどは無原罪の御宿リの教えを否定しました。結局1845年12月8日教皇ピウス9世の回勅『Ineffabilis Deus』(言い表せない神)によってこの教義は公認されました。
毎年教皇様はスペイン広場の無原罪の聖母のご像の前で、献花と祈りを捧げます。去年、フランシスコ教皇様は無原罪の聖母に、「あなたにお捧げした花はわたしたちの愛と感謝のしるしです。・・・(あなたは)特に小さき人々、貧しい人々の祈りとため息に耳を傾け、その涙をご覧になる方、・・・聖なる御母、ありがとうございます。なぜなら、希望がない今この時、わたしたちの希望であるイエスを再び与えてくださるからです」と祈りと感謝を捧げました。
教皇様のレバノンでのごミサ。 フランス語もできる教皇様
https://www.youtube.com/shorts/6bDH411I2Wc
約50年前初めてレバノン人の神父様に会った時のことを思い出しました。その頃世界のカトリックについて無知な私は中東レバノンにもカトリック信徒がいることをその時知り大恥をかきました。考えてみれば聖書にも出てくるレバノン、何の不思議もありませんよね。
https://www.youtube.com/shorts/ornkbTf8_LY
レバノンの人口約400万人のうちマロン典礼カトリック教会の信徒が約70万人、メルキト・ギリシャカトリック教会信徒が約15万人、そして正教会信徒が約20万人もいるのです。日本よりずっとずっとキリスト教徒が多い国、それがレバノンです。人々が熱狂的にパパ様を迎えているのを見て納得です。
11月21日(金)聖母マリア奉献の祝日にフィラデルフィアの聖ペトロ・パウロ大聖堂において、典礼省名誉長官ロバート・サラ枢機卿様によって伝統的なラテン典礼による晩祷が執り行われました。
日本に住んでいる私たちはこのような典礼に与ることはもとより目にすることもほとんどないでしょう。
Ave Maris Stella, Magnificat, O Salutaris Hostia, Ave Verum Corpus, Tantum Ergo など馴染みのあるラテン語の聖歌が聖堂に響きます。カトリック教会にはこのように美しい典礼があるのですよね。サラ枢機卿様に感謝!
レオ14世教皇様はトルコ共和国(27日~30日)とレバノン共和国(30日~12月2日)を訪問されています。ご訪問の様子はYouTubeでライブ配信されています。両国とも難しい問題を抱えています。教皇様の働きによって愛の実りがありますように。
ところで今の教皇様についてどのくらい知っていますか?意外と知らないことが多いのではないですか?
教皇レオ14世(Robert Francis Prevost)はアウグスティノ会の小神学校に入り、大学では数学の学位を取りました。アウグスティノ会で終生誓願を立てた後、カトリック系の高校で数学と物理を教えた時期もあります。まさに宗教と科学は対立するものではないという証ですね。27歳の時にローマの聖トマス・アクィナス大学で教会法を学び博士号を取得。1982年司祭叙階されその後宣教師としてペルーへ。1999年米国へ帰国、そして再びローマへ。ローマの聖アウグスティノ修道会の総長を12年間務めました。教会法の専門家であると同時に英語スペイン語は勿論のことイタリア語フランス語ポルトガル語ラテン語ドイツ語も少しできる教皇様です。![]()
ヴァチカンニュースが制作したレオ14世教皇様の生い立ちのドキュメンタリーを見てみましょう。
レオ教皇様はご自身好きな映画作品を4本あげています。どれも家族が描かれた人間味のあるドラマですね。これらの作品から教皇様のメッセージを感じます。
①
素晴らしき哉、人生!(1946年)
フランク・キャプラ監督 ジェームズ・スチュアート主演
②
サウンド・オブ・ミュージック(1965年)
ロバート・ワイズ監督 ジュリー・アンドリュース主演
③
普通の人々(1980年)
ロバート・レッドフォード監督ドナルド・サザーランド主演
④
ラ・ヴィタ・エ・ベッラ(1997)
ロベルト・ベニーニ監督 ロバート・ベニング主演
私は③と④はまだ見ていません。
私たち家族でポーランドへ行った時に、亡き夫に「ここだけは絶対に行ってもらいたい」と言われて、アウシュヴィッツ=ビルケナウ (ナチス・ドイツの強制絶滅収容所)に連れて行ってもらいました。
聖コルベ神父様が殉教された飢餓室を始め、人間がしたとは信じられないような残虐行為が行われた収容所を見ました。それ以来私は年を重ねるにつれ収容所を舞台とする映画を見るはきつくなりました。映画は作られたものとわかっていてもそれが現実のように思えてしまうからです。おそらく今後も『La vita è bella』 を積極的に見ることはないでしょう。
でも『普通の人々』はレッドフォード監督の作品なので是非中古のDVDで見ようと思います。また主演のドナルド・サザーランドも懐かしいですね。あのブラックコメディー『M*A*S*H』での軍医役のサザーランドの印象は強烈でした。
王であるキリストの祭日。今日は典礼暦の最後の主日、来週から新しい一年の待降節が始まります。
この一年の信仰生活を振り返ってみると、大罪は犯していないけれど毎日信仰の炎に燃えて生活していたかというとそうでもありませんでした。生ぬるい信仰生活でした。それでもご聖体をいただくことによって主に生かされた毎日でした。もしご聖体をいただかない生活を続けていたら、私は貧しい人や苦しんでいる人たちに目を向けることもほとんどなく、感謝することもなく、自分中心の今よりももっと傲慢で高慢な生活を送っていたと思います。
ところで「王」と聞くと普通人々は手の届かない別世界にいて多くの富を持ち多くの使用人に囲まれているイメージがあります。しかし世間一般の王とキリストの王は全く違います。正反対と言っていいでしょう。「人の子は枕する所もない」と言われたキリスト、使徒たちの足を洗った仕えるキリスト、ご聖体によっていつも私たちと共にいてくださるキリスト。十字架の死に打ち勝って復活されたキリストは愛によって私たちを集められた神の国の王なのです。
『みこころネット』に次の祈りがのっていました。
すべての人の心の王たるキリストに向う祈:
主イエズス・キリストよ、われは主を宇宙の王と認め奉る。*一切の造られしものはみな主のためなれば、願わくはわが上に主のすべての権能を行使し給え。われここに洗礼の約束を新たにし、悪魔とその業とその栄華とを棄て、よき信者として活くることを誓い、特に天主と、主の公教会との権利が勝利を得んために、わが力の及ぶ限り尽さんことを約束し奉る。イエズスの聖心よ、われはすべての人の心が主の聖なる主権を認め奉り、主の平和の支配が全世界に及ぶを得んがために、わが貧しき業をことごとく献げ奉る。アーメン。
前回のバレエに続いて今回はダンススポーツです。
私が特にバレエやダンススポーツ(社交ダンス)またアイスダンスが好きな理由は男性と女性がペアを組んで踊るからです。男性・女性があたりまえでなくなり、男らしいとか女らしいというだけで差別していると批判される変な世の中になっています。でも男女の違いがお互いを美しく見せるペアの踊りはやはり何とも言えない感動を与えてくれます。男性は女性を大切にし、女性も男性を大切にしている。男女の愛の姿を表現している芸術が好きです。![]()
YouTube: Minchul Jeon 2025 New Mariinsky Sensation!
キミン・キムさんと同じく韓国出身、今年マリンスキー劇場のファーストソリストとして入団したミンチョル・チョン(Minchul Jeon)さんです。
しなやかでキレがありその上優雅。美しいですね。キミン・キムさんと同様美しい舞台を見せてください。
https://www.youtube.com/shorts/1ezIpjb1Jco
⇧ 個人的に神にゆるしを願い祈るのは良いことですがそれだけでは十分ではありません。告解(ゆるしの秘跡)を受けなければなりません。何故なのかその理由を教えています。神から罪をゆるしてもらうために告解に行きましょう。それは天の国に入る準備でもあります。
YouTube のダイヤモンド盾を受賞したマッテオとエミリアーノのVlog「Lionfield」から。いつものピザネタですね。![]()
YouTube: Lionfield has a Japanese grandfather
なんと豪華なライスピザ
これなら絶対美味しいはずです。私はライスピッツァをAPPROVATA!
おまけ:彼らが日本に来た時の動画 ⇩
フルトン・シーン司教様(1895-1979)が「より深い信仰への5つの秘密」という話をされています。
① 毎日1時間(もっと短くても)神に静かな時間を捧げる。
② 継続的な祈りの生活、祈りとは信じていることを実践する方法です。
③ 聖書を学ぶ。毎日数節でも読む。聖書を通してキリストを知らなければ聖体拝領でキリストを知ることは決してできません。聖書を読むことがイエズスを真に知るために不可欠です。
④ 喜びをもって苦しみを受け入れること。困難に直面した時に「なぜ私なのか?」と問うのではなく「どうすればここから成長できるのか?」と自問してみる。人生に良い金曜日が無ければ、イースターサンデーはあり得ません。
⑤ 福音を宣べ伝え、大胆に生きること。カトリック教会を本当に憎んでいる人は世界中で100人にも満たないが、自分が誤解しているカトリック教会の姿を憎んでいる人は何百万人もいる。街角で説教をする必要はありません。行動を通して信仰を伝えたり、機会があれば愛をもって真実を語りましょう。
毎日短い祈りを捧げたり、聖書の一節を読んだりするなど小さな一歩でも神とのより深い関係を築くきっかけとなります。(Bishop Fulton Sheen)
正直私は子どもたちが小さい頃は静かに主に捧げる時間や、聖書を読む時間はそう持てませんでした。でもそれはそれでよかったと思っています。いつも主を忘れることはなく、毎日主に感謝しながら家事子育てをしていたことを主は喜ばれていたと思います。そして幸いなことに今は毎日主に捧げる静かな時間や聖書を読む時間はたっぷりとあります。![]()
11月1日ヴァチカンで聖ジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿様を「教会博士」として宣言するミサが捧げられました。酒井司教様の巡礼団はそのミサに参加され、聖アンジェロ城からヴァチカンまで徒歩巡礼をされたようです。ご高齢の方も皆さんとても幸せそう!
聖ジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿(1801.2.21~1890.8.11)は1825年に英国国教会の司祭になりました。1832年~33年にマルタ、シチリア、ローマなどを訪問中に殉教者の歴史や霊性に触れて、カトリックへの関心が深まり、ついに1845年御受難会の司祭に信仰告白をして改宗し、カトリック教会の信徒となります。1947年にはカトリック司祭の叙階を受けます。そしてレオ13世教皇より枢機卿に任命されました。没後2019年10月13日にフランシスコ教皇によって列聖され、今回聖ジョン・ヘンリー・ニューマン教会博士となりました。教会博士といわれる通り彼は多くの著作があり、また英国で初めて聖フィリッポ・ネリのオラトリオ会を創設、カトリック大学の学長も務めました。