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2018年3月 7日 (水)

ご聖体拝領

 

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 私が初聖体の時から舌でいただいていたご聖体を手でいただき始めたのはいつの頃からでしょう。そうしたのはご聖体拝領が舌から手に変更されたと思っていたからです。しかし本当はそうではなく、手で受けてもよいという特別な許可があり、舌で受けるのが本来の姿なのだと知りました。

 私は手でご聖体を受け取る仕草に違和感があります。それはよく取り皿がない時に「手皿で失礼します」と漬物や茶菓子を手にいただくことを連想するからです。ご聖体を普通の食べ物と同じように手にいただく・・・。

 各国での教皇様のごミサを見ていると国によって大きく違います。韓国や日本人などアジアの国では手で、中南米やアフリカでは舌で受ける人が多いようです。日本では手で受けるように教えられ、舌で受ける人はほとんどいません。でも世界中では舌で受けている人達はたくさんおられます。ならば以前と同じように私も舌で受けていいはず!そうわかった時から何の違和感もなく舌で受けることにしました。普通の食べ物とは違う、キリストの御体・ご聖体をいただくのだから、特別な敬意をもっていただきたいのです。手皿では失礼だと感じるので。

 勿論これは私自身が感じることで、他の人も同じとは思いません。ご聖体拝領をどんな形式でいただくにせよ、その心が大切です。キリストの御体という認識と敬意が。

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