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2018年3月

2018年3月31日 (土)

復活の主日・復活の聖なる徹夜祭

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 復活の聖なる徹夜祭、洗礼、堅信を受ける方はいませんでしたが、私たちは洗礼の約束の更新をしました。

 帰る時に復活の卵を頂きましたが、よく考えると卵の祝福はなかったような・・・。もしかして明日祝福して配る予定だったのか、単に今晩祝福を忘れたのか?謎です。でももう食べてしまいました。 happy01

2018年3月30日 (金)

聖金曜日~主の受難

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 主の受難の日をなぜ "GOOD FRIDAY"と呼ぶのでしょうか? 調べてみると元々は古い言葉で"Godes Friday "(God's Fridayの意味)だったのが、だんだんと変化して"Good Friday" となったそうです。ここで私の新説を・・・キリストは十字架の死によって私たちが犯した罪の罰を贖ってくださいました。つまり私たちから見ればそれはよいこと=goodです。でもこの説は私の考えなので真に受けないでください。

 他に「偉大な金曜日」と呼ぶ国もあるようですが日本語の「聖金曜日」が一番良い呼び名だと思います。"Good Friday"と呼ぶ国では"God's Friday"に変えた方が良いと思うのですが。

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 今日は大斎・小斎そして十字架の道行き。午後3時に十字架の道行きをします。教会ではごミサはなく、言葉の典礼(聖書朗読・受難の朗読・盛式共同祈願)と十字架の礼拝があり、そして最後にまじわりの儀(聖体拝領)があります。(*鹿児島ザビエル教会H.Pの案内に[3月30日(金)主の受難のミサ19:00]とありますがミサではありません)

 キリストの十字架の死、私たちのために苦しまれ十字架にかけられたキリスト。キリストはこれほどまでわたしたちを愛してくださっている・・・それなのに私は・・・。

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2018年3月29日 (木)

聖木曜日~主の晩餐

 聖なる過ぎ越しの三日間、最も大切な三日間が始まります。

 午前中は一年間使う聖香油のごミサがあり、司祭様方は叙階の時の司祭の約束を更新されます。聖香油のごミサを水曜日に行う(小教区が遠い司祭のため)教区もあります。離島の多い私の教区も水曜日です。

 主の晩餐のごミサでは洗足式もあります。イエズス様は弟子たちの足を洗いました。教皇様が枢機卿様や司教様方の足を洗い、司教様は司祭様方の足を洗うのが無理なく自然だと思います。それだけでイエズス様の意向は十分に伝わります。(現実は違いますが)

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 「主の小羊の食卓に招かれた者は幸い」という司祭の呼びかけに私たちは「主よ、あなたは神の子キリスト、永遠のいのちのかて、あなたをおいて、だれのところに行きましょう」とこたえ信仰告白をします。皆が主の食卓にひとつに集う、私も招かれている、この大きな恵み、なんと素晴らしいことでしょう。

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2018年3月26日 (月)

ヴァチカンの枝の行列

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 昨日の枝の主日、ヴァチカンからのビデオを見ました。枝の行列は香と十字架・ロウソクを先頭に人達がヤシの葉やオリーブの枝を手に続きます。次に聖書、そして聖職者の方々、最後に教皇様と続きました。いつでも行列の先頭は十字架です。

Photo_4  ヴァチカンの行列のようにオリーブやヤシの枝は下向きに持つのではなく上に向けて持たなければいけませんね。私が参加した行列ではほとんどの人は枝を下に向けて持っているので、何の行列かわかりません。枝は上に向けて枝の行列だと分かるようにしなければ。happy01

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Photo_7 「主イエズス・キリストの受難」の朗読

77_2   向かって左には大天使ミカエル、右には幼子キリストを抱いた聖ヨセフの聖画が掲げられています。なかなか良いですね。

2018年3月25日 (日)

受難の主日~枝の主日

72キリストはロバに乗ってエルサレムへ、人々はヤシの葉を手に歓喜します。


 受難の主日、今日から聖週間が始まります。受難の月曜日、受難の火曜日、受難の水曜日そして聖なる三日間と続きます。特に今週は十字架のキリストを意識しながら過ごさなければ。そしてご復活祭をふさわしい心で迎えることができますように。

 ところで枝の主日は英語でPalm Sundayと言いますが、palmとはヤシのことですよね。でも日本の南の方ではヤシよりもソテツ(cycads・ソテツ科)が多いせいかヤシの葉の代わりにソテツの葉を準備する教会が多いです。またカトリック聖歌では「~棕櫚(シュロ)の葉を手に持って~note」と歌いますが、棕櫚もヤシ科なのでこちらを使っても良いかと。

 私の教会でもソテツを使いますが、この葉は固くてとがっているので痛いです。棕櫚の葉ならこれほど痛くないのですが。隣町の教会ではオリーブの枝を用意していました。これなら痛くなくていいです。ロシアやウクライナにはヤシの木はないのでネコヤナギを使います。これもなかなか良いですね。

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多分これがヤシの葉 ⇧

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ネコヤナギを祝福する正教会の大主教 ⇧

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子どもはみんな可愛いな~heart ⇧⇩

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多分棕櫚の葉で作った十字架 ⇧

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こんなpalmもあります。みんなおめかしして可愛いtulip

2018年3月20日 (火)

藤の花

 一昨日の日曜日ミサに与った教会の祭壇に飾られていた藤があまりにも見事だったので、昨夜はカメラを持って聖ヨセフの祭日のミサに与りました。もう散り始めていましたがそれでも十字架の横の布の紫色とマッチして美しいです。

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藤の花(向かって左)

 聖ヨセフについてはあまり聖書には書かれていません。どんな方だったのかもう少し知りたいと思っていた時に、この本を見つけました。『熱愛のヨセフとマリア』、早速今から読んでみます。

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2018年3月19日 (月)

聖ヨセフ(祭)

 

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 今日3月19日は聖ヨセフの祭日です。この他に5月1日労働者聖ヨセフの日もあります。

 聖ヨセフは生まれた日も亡くなった日もわかりません。殉教したわけでもなく奇跡をおこなったわけでもありません。しかしその生涯は誰にも真似できない素晴らしいものでした。

 キリストの養父になることを神から告げられ、それを素直に受け入れ、そしてどんな時にも主を信頼して、聖母マリアとキリストを守りました。

Photo 家族を守るたくましい父親像と共に、その深く強い信仰心は正に義の人。聖ヨセフの最後は聖マリアとキリストに看取られたように、わたしも聖マリアとキリストの名を呼びながら最後を迎えることができるように聖ヨセフの取り次ぎを祈ります。

2018年3月17日 (土)

日本の信徒発見の聖母(祝)

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 プチジャン神父は日本の信徒発見の様子を手紙に書いています。このことについては確か去年のブログに詳しく書いたような気がするので、今回は省きます。

 「サンタマリア様のご像はどこ?」あまりにも有名なこの問いかけ。プチジャン神父の手紙を読むたびに、その時の神父の感動が伝わって来ます。

 浦上やその地の地で命がけで守り伝えてくださった人達のこの信仰を私たちも伝え続けなければと強く思います。

2018年3月14日 (水)

主は私を忘れない

「女が自分の乳飲み子を忘れるだろうか。

自分の腹にいた子を憐れまないだろうか。

たとえこの女たちが忘れても、

このわたしはお前を忘れない。

見よ、わたしはわたしの手のひらにお前を刻んだ。                                                                                 (イザヤ:49,15~16)

 今日の福音朗読の一部です。これは私の好きな聖書の箇所のひとつです。私にいつも希望を与えてくれます。

 私が母親だからなお一層その意味がよくわかります。主は私を見捨てることは絶対にない、どんなに私が罪深くても罪を悔い改め主に従うなら、主は私を救ってくださり共にいてくださると。

 私はこれほど主に愛されているのだから、この主の愛に私も応えなければ。

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2018年3月12日 (月)

3月のお花教室+四季御膳桜花

 先週あったお花教室の花材はサクラ、ラナンキュラス、ソリコダ、ゴットです。自然の桜はまだ咲いていませんが、生け花用はもう葉が出てきています。桜の愛らしい花を見ると「もう春だな~」と感じます。庭の馬酔木も咲き始めました。

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 教室の後は年に一度の昼食会。今回は四旬節中にあたりちょっと気が引けたのですが、先生へのお礼の会なので参加することにしました。19日には聖ヨセフのお祝いもするので四旬節中であることを意識してそれなりに楽しめばよいかなと。しかし「ちょっとそれはどうかな~」というような話しも耳に入り・・・それを笑顔で受け止める自分が嫌で、帰宅後はちょっと落ち込みました。でも先生がこの会食を喜んでくださったのならそれで良しとしましょう。

Photo  初めての「四季御膳桜花」。普通のお宅をお店にしたお食事処でした。それにしても皆さんよく色々なお店を知っておられます。私はほとんど外食をしないので知りません。

 3月は「ひな膳」。前菜は蓬豆腐など。メインにはたらの芽やフキノトウの天ぷら、肉の餡を道明寺粉で包み桜の葉で巻いた蒸し物など春の香りがいっぱい。デザートは抹茶のムースフルーツ添えと珈琲。勿論この他にえびの天ぷらやカルパッチョ、ちらしずしやアオサの吸い物など色々とありました。美味しくて完食。お腹いっぱいになりました(四旬節中だということを忘れていませんか?   ヾ(_ _*)反省)。

 これからも先生の教えに素直に耳を傾けて、花や緑を愛しながら学び続けようと思います。

2018年3月 7日 (水)

ご聖体拝領

 

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 私が初聖体の時から舌でいただいていたご聖体を手でいただき始めたのはいつの頃からでしょう。そうしたのはご聖体拝領が舌から手に変更されたと思っていたからです。しかし本当はそうではなく、手で受けてもよいという特別な許可があり、舌で受けるのが本来の姿なのだと知りました。

 私は手でご聖体を受け取る仕草に違和感があります。それはよく取り皿がない時に「手皿で失礼します」と漬物や茶菓子を手にいただくことを連想するからです。ご聖体を普通の食べ物と同じように手にいただく・・・。

 各国での教皇様のごミサを見ていると国によって大きく違います。韓国や日本人などアジアの国では手で、中南米やアフリカでは舌で受ける人が多いようです。日本では手で受けるように教えられ、舌で受ける人はほとんどいません。でも世界中では舌で受けている人達はたくさんおられます。ならば以前と同じように私も舌で受けていいはず!そうわかった時から何の違和感もなく舌で受けることにしました。普通の食べ物とは違う、キリストの御体・ご聖体をいただくのだから、特別な敬意をもっていただきたいのです。手皿では失礼だと感じるので。

 勿論これは私自身が感じることで、他の人も同じとは思いません。ご聖体拝領をどんな形式でいただくにせよ、その心が大切です。キリストの御体という認識と敬意が。

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2018年3月 5日 (月)

教会の母

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 聖霊降臨祭の月曜日は「教会の母聖マリア」の祭日(祝日?)になります。とても嬉しいことです。

 そしてこの記事にも心ひかれました。

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2018年3月 4日 (日)

七つの悲しみ

 聖母のイコンを探していたところ、このイコンを見つけました。

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 「悲しみの聖母」のイコンです。七本の剣は聖母の七つの悲しみをあらわしています。剣で刺し貫かれるほどの苦しみ、悲しみを受けられた聖母。

 四旬節中には十字架の道行きをしますが、この聖母の七つの悲しみの道行きも早速今日から始めようと思います。

聖母マリアの七つの悲しみの道行

第1留 聖母は老シメオンの預言によって悲しむ
第2留 聖母はエジプトへ逃避する
第3留 聖母は御子を見失う
第4留 聖母はカルワリオへの途上で御子と出会う
第5留 聖母は十字架のもとにたたずむ
第6留 聖母は御子の亡骸を抱く
第7留 御子が墓に葬られる

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2018年3月 3日 (土)

気の重い今日この頃

 今日は一日中雨。寒くなり何となく気が重くなります。これはお天気のせいだけではないのです。近頃耳にすることや、目にとまることが原因。

 自分の考えや思いとかけ離れたことばかり・・・。唯一の救いは家族が私と同じ考えであることです。そして先日読んだサラ枢機卿様の記事が私に元気を与えてくれました。

 四旬節中にふさわしい試練(と言うほどではないですが)なのかもしれません。主をひたすら信頼して復活祭を待ちます。

 それにしてもサラ枢機卿様は素晴らしいです。heart04

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