大天使聖ミカエルは「神に似た者」という意味で、悪魔と戦い、私たちに正義と勇気を与え、また悪の誘惑や悪霊から守ってくれます。かつては教会を守るという意味でミサ後に聖ミカエルの祈りをしていました。
大天使ガブリエルは「神の伝え手」という意味で、洗礼者ヨハネの父ザカリアや聖マリアさまにメッセージ(神様の力)を伝えているように、神様から地上への重要なメッセージを伝えます。
大天使ラファエルは「神はいやされた」という意味で、少年トビトの旅に付き添って悪魔から守り、肉体的精神的な病気や悩みを持つ人々をいやし保護しました。いやしの天使とか旅人を守る天使と言われています。
天使の存在を信じていない人もいるでしょうが、カトリックの教えでは存在しています。勿論天使は霊の姿なので、私たちが思い描くような羽をもった姿かどうかはわかりません。悪魔も天使もいないと思っているカトリック信徒はもう一度カテキズムを読んでみましょうね。
ご聖体はキリストの体です。特別なものだからこそ私は舌で拝領します。それだけのことです。他の人がどう思っても関係ありません。私にとってキリストの体を他の食べものと同じように手で受け取ることはこれからもしません。ご聖体を手で触れることができるのは聖職者だけだと思います。
この動画を見れば私の言いたいことがより分かりやすく、詳しく説明されています。
私が初聖体を受ける前にS神父様は「ご聖体はキリストの体です。ご聖体をいただく時にはひざまずいて、両手を合わせて、目を閉じて舌を出して受けて、噛まないように飲み込みなさい。そしてイエズスさまに感謝しなさい」と教えてくださいました。わたしはそれを信じています。S神父様は間違ったことを教えたのですか? いいえ正しいことを教えてくださいました。
洋画が大好きだった中学生の頃、ハリウッドの有名な女優さんが修道院に入ったという話を確か『スクリーン』という月刊誌で知りました。その時『素晴らしい人がいるんだな』と感心したのを覚えています。
あれから約60年、彼女の名前も忘れていました。最近彼女についての動画を見て、ドロレス・ハートという名前を思い出しました。そして彼女にについてより詳しく知ることができました。
YouTube: 彼女を覚えていますか?彼女がハリウッドを去ったのは60年前。その理由が今、明らかになりました
カトリック信者として彼女は私たちに教えてくれます。信仰の喜びを
カトリック巡礼とは、キリスト教の聖地や歴史的な場所を訪れる宗教的な旅であり、信仰を深め、神とのつながりを強めることを目的とします。巡礼者はイエス・キリストの生涯を思い起こしたり、聖人たちの足跡をたどったりしながら、祈り、瞑想、ミサへの参加などを通じて霊的な体験をします。これは観光旅行とは異なり、特別な「聖なる目的」を持って行われるのが特徴です。(ウイキペディア)
巡礼とはただ聖地や教会を訪問するのが目的ではなくて、その行く間の過程が大切だということです。
巡礼団はそのグループ皆が一つになって祈りながら、親交を深め合い、絆を強めながら目的地へ一緒に向かう旅です。それぞれ個人が個別に車で行くのなら、それは巡礼団の巡礼とは言えないでしょう。
本来巡礼は徒歩で行うものです。今でも多くの聖地へは徒歩で巡礼します。スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラの場合、徒歩で100km以上、自転車で200km以上の人は巡礼証明書(コンポステラーノ)がもらえます。もちろんそれ以下でも素晴らしい巡礼です。ただ自分が出来る範囲なら、少しの距離でも歩くのが良いでしょう。そして当然のことですが病気や体の不自由な方たちは歩く必要はまったくありません。
⇩ ポーランド:チェンストホヴァ(ヤスナグラ修道院)巡礼
YouTube: 🎵🎥 Czarna Madonna - Promyczki Dobra
今日は悲しみの聖母マリアの記念日です。世界中に蔓延する暴力・憎しみ・怒り、キリストの受難もそうでした。その受難を目の当りにした聖母マリア様の悲しみ・・・そして今もマリア様はこの現実を見て悲しんでおられるでしょう。それだけではありません。教会内での分裂には特に心を痛めていると思います。
正教会とカトリック教会。その教えと典礼を変えることのない正教会。一方徐々にプロテスタント化しているカトリック教会。ご聖体を単なるシンボルと思っている信者、ゆるしの秘跡を必要としない信者、聖書を勝手に解釈する信者、そういう信者の間違いを諭すことをせずにほっておくカトリック教会。またトリエントミサをあげる司祭やそれに与る信徒をまるで間違っているかのように批判し、良い伝統を重んじる信徒に疎外感を与えているカトリック教会。このままでいくと、教会を離れごミサに与らなくなる信徒や、動画で言われているようにピオ十聖会のごミサに与る信徒が増えるかもしれませんね。
YouTube: 教皇レオ14世はラテン語ミサを復活させるか? 3つの大胆な結果
昨日はレオ14世教皇様の誕生日でした。教皇様のために祈ります。教皇様が聖霊の恵みによってカトリックの教えに反する教会内の過ちを正し、私たちをキリストの真理の道へ導いてくださいますように。アーメン。
今日は十字架称賛の祝日です。イエズス様は多くの人々の罪のあがないのために、ご自身をいけにえとしてささげられました。ですから今日私たちはイエズス様の十字架を思い起こしてそれを礼拝します。
聖人たちも皆そうしてきました。毎日十字架を礼拝し祈りました。それは昔も今も変わりません。先週列聖された二人の聖人も同じです。
7日に列聖された聖人の一人聖カルロ・アクティスについてのお話しです。私たちが聖人についてもっている固定観念について、あるいは聖人になるということについての勘違いなどを小寺神父様がわかりやすく話されています。
9月8日には聖母マリアさまの誕生をお祝した方も多いと思います。そして今日9月12日は聖母マリアさまの御名を記念する日です。聖母マリア様の生涯を思い起こしてみるのもよいでしょう。いつどんな時にも私たちはマリア様の名前を呼びます。「アヴェ マリア」と呼びかけます。そしてマリア様は必ず答えてくださいます。
カトリック六甲教会音楽チームの方々の聖母聖歌です。こんなに歌の上手な方たちがたくさんおられる教会もあるのですね。
YouTube: カトリック典礼聖歌集302番 アヴェマリア
YouTube: カトリック聖歌集627番 Ave Maria (アヴェ・マリア)
マリアの洗礼名を持つ皆さん、おめでとうございます
YouTube: Holy Mass with Canonization and Angelus, September 7 2025, Pope Leo XIV
二人の青年ピエール・ジョルジォ・フラッサーティとカルロ・アクティスの列聖式がローマ時間7日日曜日10時から聖ペトロ広場でレオ教皇様によって執り行われました。列聖式を観ているとカトリック教会内にはびこる不穏な空気が一掃されて、教会を希望の明るい光が輝き包み込んでいるように見えます。
若い二人の聖人聖フラッサーティと聖アクティス、若者たちのためにお祈りください。そしてお二人に倣う若者の群れが大きく広がりますように。
私たち日本国民は、憲法において戦争をしないことに決めた。憲法の第九条は、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と決めている。どんなことがあっても戦争をしないということである。
我が子よ—。
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これこそ、戦争の惨禍に目覚めたほんとうの日本人の声なのだよ。しかし理屈はなんとでもつき、世論はどちらへでもなびくものである。日本をめぐる国際情勢次第では、日本人の中から、憲法を改めて戦争放棄の条項を削れ、と叫ぶ者が出ないともかぎらない。そしてその叫びが、いかにももっともらしい理屈をつけて、世論を日本再武装に引きつけるかもしれない。
そのときこそ、・・・誠一よ、カヤノよ、たとい最後の二人となっても、どんなののしりや暴力を受けても、きっぱりと「戦争絶対反対」を叫び続け、叫び通しておくれ!たとい卑怯者とさげすまれ、裏切り者とたたかれても、「戦争絶対反対」の叫びをまもっておくれ! (永井隆著『いとし子よ』より)
昭和23年10月(1948年)永井博士が長崎の原子爆弾で被爆して3年、二人の幼子誠一さんと茅乃さんへの遺訓として書かれた本です。それは私たちのためでもあります。
永井博士はすでにあの時に今の時代を予見していたのですね。皆さん終戦記念日になると口では戦争反対と言いますが、一方では憲法第九条は変えた方が良いと言ったり、軍事費はもっと増やした方が安心すると言っています。もしこの憲法第九条がなかったら、あの朝鮮戦争やヴェトナム戦争の時に日本はどうなっていたでしょう。
「戦争反対」と口で言うのは簡単です。「戦争絶対反対」と行動で示さなければなりません。信仰を宣言するのと同じように、それには行いが伴わなければ意味はありません。
今日9月2日は日本が連合国へ降伏文書に調印して正式に戦争が終結した日です。今一度戦争を二度と繰り返さないために、私たちがしなければならないことを考えましょう。
今日は洗礼者聖ヨハネの殉教記念日です。そして6月24日は彼の誕生を祝う祭日でした。そう、普通聖人は天に召された日を記念日として、誕生日を祝うことはありません。誕生日を祝うのはイエズス様と聖母マリア様そして洗礼者聖ヨハネの3人だけです。つまり一人の聖人に誕生日と亡くなった日の2回の記念日があるのは洗礼者聖ヨハネだけです。
ザカリアによって「幼子よ、お前はいと高き方の預言者と呼ばれる。主に先立って行き、その道を整える」と言われたように、彼には特別な使命がありました。
私たちも洗礼者聖ヨハネのように洗礼を望む人たちのために、道をまっすぐに整えてあげなければいけませんね。私たちの欲や嫉妬や憎しみなどの醜い心で、でこぼこの道をよりでこぼこにしないように。
YouTube: June 24: Birthday of Saint John the Baptist - The Last Prophet Before Christ
この聖人親子に願い祈る母親や父親はとても多いと思います。親の願いや祈りもむなしく、天主を信じなかったり、キリストの教えに反する生き方をしたり、ミサに与らない生活を続ける子どもたち。そんな子どもを持つ親たちは毎日聖アウグスチヌスと聖モニカに「私たちのために祈ってください」と取り次ぎを願い祈っていることでしょう。
聖モニカに倣い、希望の光が見えない時もあきらめずに祈り続けましょう。子どもたちは聖アウグスチヌスの生涯を見て学び、その生き方に倣いましょう。遅すぎることはありません。
YouTube: Monica of Hippo: The Faithful Mother Whose Tears Led a Future Saint Back to God
YouTube: Saint Augustine: From Sinner to Saint – A Story of Radical Conversion
YouTube: Himari × クライスラー『ラ・ヒターナLa Gitana』|演奏後感動のインタビュー明かされた“最大の夢”とは⁉️
「Mini Violini 2023」より
今注目されている若いヴァイオリニスト妃鞠(ヒマリ)さんです。上の動画は2年前の妃鞠さん(11歳)の演奏ですが、13歳になった今年はベルリンフィルと共演しました。まだまだ若い妃鞠さん、これからも目が離せない期待のアーティストです。
歴代教皇様方の中でも特に素晴らしい教皇様の一人、聖ピオ10世教皇様の記念日です。
迷える羊の多い今の時代にこそ、聖ピオ10世教皇様のような方が必要です。崖っぷちにいる羊たちを呼び戻す羊飼いの力強く大きな声を待ち望んでいます。
聖ピオ10世教皇様がどのような教皇であったのか、この動画を見ればわかるでしょう。(ご本人の容姿は似ていないけれど)
YouTube: Saint PIUS X: The Pope Who Changed the Eucharist Forever
シドニー・ポラック監督の映画「追憶」(1974年)を観たことがありますか?古い作品なので観たことがない人の方が多いでしょう。でも機会があれば一度観てみてください。この作品を想い出す時は必ずあの主題歌も頭に浮かびます。バーブラ・ストライサンドのあの歌声・・・美しく切ない主題歌
YouTube: 追憶 [日本語訳付き] バーブラ・ストライサンド
やはり本当に歌の上手い人はそう沢山はいません。バーブラストライサンドとセリーヌ・ディオン⇩
YouTube: Barbra Streisand, Céline Dion - Tell Him (Official Remastered HD Video)
約50年前シドニー・ポラック監督と
8月15日は聖母の被昇天でしたが、聖タルチシオ(San Tarcisio)の記念日でもありました。聖タルチシオは日本ではあまり知られていませんが、菊池枢機卿様の霊名がタルチシオですね。
侍者をする子どもたちの保護者となる聖タルチシオはキリスト教徒への迫害がひどかったローマ帝国時代に、司祭から託されたご聖体を信者のもとへ運ぶ役目をおっていました。しかしある日それが見つかってしまい、彼は石で打ち殺されましたが、最後までご聖体をしっかりと胸に抱いて守り続けました。ですから彼は「聖体の殉教者」とも呼ばれています。
彼についての動画があります。⇩
YouTube: Saint Tarcisius: The Boy Who Died Protecting the Eucharist