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2017年7月

2017年7月31日 (月)

泳ぐネコ科

 

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ニャン吉(Cat Press より)


 こう暑いとネコも海で泳ぎたくなりますよね???泳ぐネコといったら鹿児島のニャン吉君でしょう。先の曲がったカギ尻尾は我が家のトラ次郎とそっくりですが、トラ次郎は泳げないし、モデルをして稼げません。catface

 ネコ科は水が嫌いと思っていましたが、どうも違うようです。ニャン吉君は小さい頃から飼い主さんと一緒にお風呂に入っていたので、水は怖くないようです。それに引き換えトラ次郎は一度もお風呂に入ったことはありません(可哀そうとは思いませんが)。

 パリのペサック動物園のジャガーの檻の中にはプールがあります。小さい頃から水に慣れているのか、ここのジャガーCatalinaとMatoは見事に泳ぎます。たしかジャガーもネコ科ですよね。

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フランス・ペサック動物園(AFP BBNEWS より)

 常識外れのついでに「.r」のブログから可愛い写真を。

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 ⇧ にゃんことわんこ

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 ⇧ にゃんことひな鳥たち

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 ⇧ 子ざるとちびライオン(写真3枚:「ブログ  .r 」より)

 仲良く平和が一番!

2017年7月28日 (金)

みことばを聞く

 以前にも載せました。『ことなの木』で説明されていた「みことばを聞く」。これは大切なことですね。

 私の教会のごミサの中で「ことばの典礼」の朗読の時に、パンフレットを閉じてみことばを聞いている人は1%いるかいないか。一斉にページをめくる音がガサガサ・・・。これについては酒井神父様も「みことばは聞くように」とおっしゃっています(ちなみに私はよく目を閉じて説教を聞いていますが、居眠りしていると思っている人がいるようですshock)。

 カトリック荻窪教会学校のスヌ校長も子どもたちに教えています。⇩

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 そして朗読の後は侍者(いない時には朗読者)は「神の(主の)みことば」と言います。会衆は「神に感謝」とこたえます。カテドラル、K教会、T教会、M教会ほとんどの教会はそうしています。当然教皇様のごミサでも同じです。A教会では侍者が「神に感謝」会衆も同じく「神に感謝」?shock (侍者が「神に感謝」と言った場合には会衆は何もこたえない)

 色々と書きましたが結局他の人がどのようにしようと私には関係のないことだとわかりました。今まで何度書いても全く変わらないのであればこれが主のみ心。受け入れるしかありません。わたし自身がみことばをよく聞いて、自分が朗読した後に侍者がいなければ「神のみことば」と言えばよいことです。他人を変えようと思うのが間違いでした。note Que sera,sera Whatever will be,will be notes

2017年7月27日 (木)

十九の折り鶴~ラルシュ共同体

 菊地司教様のブログに載っていたラルシュ共同体が作成したビデオです。ラルシュ共同体(L'Arche International)とは知的障がいを持つ人と持たない人が共に生活しているコミュニティで、日本では静岡にあるそうです。私はこのビデオで知りました。


YouTube: 十九の折り鶴

 昨日は相模原殺傷事件から一年、ラジオでもこの事件のことを振り返り伝えていました。このビデオを見て皆さんは何を感じ、どんなことを考えましたか。

2017年7月25日 (火)

聖ヤコブ使徒(祝)

 聖ヤコブ使徒の祝日です。ゼベダイの子聖ヤコブは使徒ヨハネの兄弟です。キリストのいとこでアルファイのヤコブ(小ヤコブ)と区別するために「大ヤコブ」と呼ばれています。

 聖ヤコブは44年頃に殉教したといわれています。彼の遺体は9世紀頃にスペインで発見されました。当時キリスト教徒はイベリア半島に侵略してきたイスラム教徒とたたかっていたので、彼の遺体は特に崇拝されて、遺体が発見された場所には大聖堂が建てられました。そして彼はスペインの守護聖人となり大聖堂は有名な巡礼地となりました。スペイン語でサンティアゴ(Santiago)とは聖ヤコブのことです。

Photo聖ヤコブ使徒 ルーベンス

 聖ヤコブといえばサンティアゴ・デル・コンポステーラでしょう。三大巡礼地の一つで、シンボルのホタテ貝を巡礼者は着けて歩いています。

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巡礼路

Scallop

シンボルのホタテ貝  フランス語でホタテ貝のことを「ヤコブの貝」(coquilles Saint-Jacques)というそうです。

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そして定番の「ヤコブのケーキ」(以前アップした写真と同じです)

 私の友人の息子さんも歩いてサンティアゴ・デル・コンポステーラ巡礼をしました。彼はカトリック信者なのできっと祈りながら歩き、主の沢山のお恵みに気づかされたことと思います。若い時に巡礼できる人はいいですね。

2017年7月22日 (土)

St.Maria Magdalena

 聖マリア・マグダレナの 記念日は祝日になりました。おそらく信者で彼女について知らない人はいないでしょう。

 マリア・マグダレナはイエズスが七つの悪霊を追い出した女性として福音書に登場します。七つもの悪霊につかれていたということは肉体精神ともに大変な苦しみだったと思います。だから彼女の重い苦しみがいやされた時の喜びは私たちには想像できないくらいだったでしょう。

 キリストに癒されて彼女の生き方は180度変わりました。キリストを知ったことで新しく生まれたのです。彼女はいつもキリストを見て、キリストに倣い、キリストがすべてであると悟りました。キリストが十字架を荷われて歩んだ道を共に歩み、聖母マリア様と共にキリストの十字架のもとに留まりました。キリストは復活後最初に彼女に姿を現されました。彼女はキリストが昇天した後も弟子たちや兄弟姉妹のために働きました。

 聖マリア・マグダレナは私たちに教えてくれます。女性は女性なりのやり方で教会に貢献できることを。

 今日は私の亡き祖母の霊名祝日でもあります。聖マリアマグダレナの霊名を持つすべての人のために祈ります。

Dozcngr01Tiziano                            El Greco

Mla4agd51Paolo Caliari                   Domenico Tintoretto

 ちなみにマグダラのマリアはベタニアのマリア(ラザロの姉妹)と同じ人物と紹介している人もいるようですが、二人は別人です。名前からしてマグダラ地方のマリアとベタニア地方のマリア、すでに3世紀頃二人は別人であると言われています。

 *近年また異端とされたグノーシス派のフィリポ福音書、トマス福音書、マグダラのマリア福音書(に書かれていること)をあたかもカトリックの教えのように話す人たちがいます。気をつけましょう。

2017年7月 1日 (土)

バルバロ訳聖書

 昨年の11月頃聖書について書きました。そこでは共同訳聖書よりフランシスコ会訳聖書をお薦めしました。しかしフランシスコ会訳も注釈など・・・色々気になるところがあります。共同訳よりフランシスコ会訳、フランシスコ会訳よりバルバロ訳、結論として、バルバロ訳が一番と良いということに落ち着きました。ペトロ白柳大司教のIMPRIMATURもありますから。勿論フランシスコ会訳にもあります。IMPRIMATURがあるのとないのとでは大違い。カトリック信者ならやはりこれがある聖書を使わなければね!

 聖書学者の方々や異論のある方も多いでしょうが、私はバルバロ訳を使います。

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聖書 バルバロ訳