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2016年12月14日 (水)

重なる時は重なる

 今月初め、夫の車が通勤途中で突然動かなくなり、車を押して安全なところへ移動させてから修理の人に連絡するという事がありました。帰宅すると今度はお風呂のタイマーが壊れて動かず。どちらも部品を注文しなければならないので直るまで時間がかかります。

 良いことも悪いことも重なる時には重なります。でも気持ちよく受け入れましょう。思い煩ったところで何も変わりませんから。かえって息子が帰省する前に起こってよかったです。これが空港へ迎えに行く途中の山道だったら大変だったでしょうし、お風呂を楽しみにしている息子もせっかく帰ってきたのにお風呂に入れなければかわいそうでした。

 「すべてはそれにかなった時がある」とはコヘレトの言葉通ですが、どんな時でもどんな事でも受け入れましょう。

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 そしてまた、相次ぐ司教様の訃報。糸永司教様に続いてオプス・デイ属人区長ハビエル・エチェバリーア司教様が亡くなられました。

 エチェバリーア司教様は12月の属人区長の手紙の中で「・・・複雑で感情を煽る現代社会においては、気づかないうちに周りの慌ただしさに巻き込まれて慌てふためき、傍らにおられる主を見つめることをせずに過ごす危険があります。全てをお与えになるイエスが、多くのことを私たちに求められるのは至極当たり前のことです。このことを理解しないと、神の無限の愛を知ったり、その愛に深く入り込んだりすることができなくなります。」と書いておられます。

 また「お告げの祈りを丁寧に愛をこめて唱えること、・・・・・特に、信心生活の細かな点に気を付けて改善を図りましょう。・・・・・三位一体に受け入れられ十字架によって救われたことを自覚しつつ、ゆっくりと十字架を切ること、食卓での祝別や感謝を自然体でしかし信心を込めて実行すること、篤い信仰の具体的な表明として「永遠の馬小屋・ご聖櫃」の前で丁寧な挨拶をすること、喜んで施しをすること、12月上旬には無原罪の聖マリアの祭日を準備しながら、ご像やご絵の聖母に愛情を込めて挨拶すること・・・・・」と、待降節の間の行いについて具体的に私たちに教えてくださっています。

 オプス・デイのホームページで今までの司教様の手紙をゆっくり読み返してみます。エチェバリーア司教様は天に召されても教えは残ります。

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(オプス・デイのホームページより)