アート・文化 Feed

2017年8月12日 (土)

『バロックの巨匠たち』

 

Photo

 娘がこの展覧会を見に行ってとても良かったと教えてくれました。鹿児島市立美術館で9月3日まで開催されているとのこと。これは絶対に見に行かなければ!

 図録を見せてもらいましたが、私の好きなティツィアーノをはじめムリーリョ、ルーベンスやブリューゲルにヴァン・ダイク、プッサン等々。しかも聖書を題材としている作品の数々。すぐにでも行きたいのですがお盆休みは人が多いのでぐっと我慢して平日に出かけることにします。

 こういう展覧会を待っていました。展覧会は一人で行くのが一番です。マイペースでゆっくりと鑑賞できるので。良い夏休みだな~ happy01

2017年5月 6日 (土)

海北友松展

 

Photo

 京都国立博物館で開館120周年記念特別展「海北友松(かいほうゆうしょう)」が今月21日まで開催されています。

 昨晩のラジオの放送で知りました。そもそも京都国立博物館が開館したのが明治30年(1897年)、その目的は当時廃仏毀釈で破壊される優れた寺の作品を寺から預かり守り保存するためだったそうです。

 海北友松は武将海北綱親の息子で父が戦死した後禅門に入り、絵の才能を見出され狩野派の絵師となり、その後狩野派を離れ独立しました。 放送では海北友松と展示作品について学芸部長山本英男氏のわかりやすい解説があり、それを聴いていると作品を見に行きたくなりました(勿論無理ですが)。

 友松については葉室麟さんが小説を書いているので、それを読みます。

61c4zamaiml

 この展覧会は今までにない大規模なもので、これだけの作品が一堂に会することは今までなく、おそらくこれからもないとのこと。見に行ける方は是非!

2017年4月11日 (火)

ダニエル ミツイ

Daniel_mitsui_2Daniel Mitsui

 Fr.Z のブログで初めてDaniel Mitsui 氏の作品を目にしました。日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは有名なアーティストです。

4_2 1982年アメリカジョージア州で生まれイリノイ州で育ちました。彼の作品はカーフスキンベラムの細かいインクの描画、と説明してありますが、つまり仔牛のなめした皮にインクで細かく描いています。カーフスキンベラムといえば最高級の皮、昔は本の表紙に使われていました。今も高級本の表紙に使われることがあるようです。

 2004年にカトリックの洗礼を受けてから、聖書の題材を描くようになり、2012年にはヴァチカンからの依頼でミサ典礼書のための絵を描きました。

36

 私は初めて彼の作品「大天使ミカエル」を見た時には浮世絵のような版画だと思いました。どの作品も素晴らしいです。旧約・新約聖書を題材にしてこれからも宗教画を描き続けたいとのことなので楽しみに期待しています。

 ダニエル氏は昔の古典作品をとてもよく研究されて、伝統を重んじています。ですから作品は伝統的なカトリックのモチーフです。

11ご降誕 Daniel Mitsui

2017年3月20日 (月)

聖ヨセフ(祭)その2

Dscn1490

 今日ごミサに与った教会のヨセフ様と幼子イエズス様のご像です。私は想像力が乏しいので、やはり目の前にこのようなご像があるとうれしいです。私は聖画や聖像が大好き、それらは私の想像力を補ってくれるから。

 でも夫には注意されます。つい綺麗だから、可愛いからといって買い集めてしまうから。つまり無駄遣いをするから。反省しています。happy02

 私はこのK教会の聖堂が好きでよく行きます。どの聖堂で祈っても、キリストは変わらなく同じなので。「〇〇教会の信者」というより「キリストの教会の信者」のつもりです。

Dscn1491

 今日のお説教で知ったのですが、聖ヨセフを「教会の保護者に」決められたのは教皇ヨハネ23世だそうです。さすがパパジョヴァンニ!

2016年12月10日 (土)

蛇を踏みつける聖母

Caravaggio ボルゲーゼ美術館にあるカラヴァッジョの作品の部分です。蛇を踏みつけている聖母の足と小さな幼子イエズス様の足です。

 おもしろい絵ですね。昔、ボルゲーゼ美術館に行ったのですが、ここまで丁寧に観ていなかったのでこの絵について覚えていないのです。もしまた行ける機会があれば、美術館の隅から隅まで丁寧に観たいです。聖書を題材にした絵がとても多いのでじっくりと観たいですね。

 ヴァチカン美術館、ボルゲーゼ美術館、フィレンツェのウフィツィ美術館にピッティ美術館、ミラノのブレラ美術館、各都市にある美術館にも名画が沢山、教会や修道院にある絵画や彫刻も数えたらきりがありません。祭壇そのものも芸術です。イタリア全体が美術館のようです。

 先日ごミサの時に読まれた創世記の箇所でFr.Zのブログに載っていたこの絵を思い出しました。

2016年10月28日 (金)

『生きる 描く 愛する』

 久しぶりに美術の本を読みました。婦人之友社から出版されている『生きる 描く 愛する』です。

Photo

 著者は美術評論家の(故)田中穣氏でこの本に取り上げられている画家は42名、それぞれの画家の代表作が一点載っていて、画家についてまたその作品について書かれています。

 日本画家では上村松園、上村松篁、奥村土牛、加山又造、小倉遊亀(表紙の絵)など、洋画家は小磯良平、佐伯祐三、安井曾太郎、梅原龍三郎、荻太郎など日本を代表する画家ばかり。絵の好きな人にとってはたまらない一冊です。

2_2

 「リュクサンブール公園」 佐伯祐三

 実はこの本も古本で買いましたがほぼ新品状態の本が届きました。その値段1円です。いくら本離れが進んでいるとはいえ、この素晴らしい内容の本が1円とは・・・。良い物が安く手に入るのは嬉しいのですが、何か物の価値が狂っているような・・・世の中おかしいですよ。

  さて、 この本を読んで日本画に縁のなかった私は日本画にぐ~んと引き寄せられました。上村松園や松篁も素晴らしいのですがこの表紙絵の小倉遊亀さんの作品に心奪われました。他にも「舞う舞妓」等の人物画や静物画(特に牡丹や椿)、どれも素晴らしい作品です。人物の肌の温かみ、舞の気迫、花びらのやわらかさと花瓶の陶器の硬さ等々、その物を見極める確かな目と表現力に圧倒されました。ご本人も想像では描かないとおっしゃっている通り、実際に彼女の目で見たものを彼女を通して表現されているからこそ彼女にしか描けない世界が生まれるのだと思います。

15

31

8

小倉遊亀の作品

2016年8月16日 (火)

中国に倣う

 聖母の被昇天の御絵を探していたところ、偶然このようなものが目にとまりました。

96

20

1

Photo

 「中華聖母」とあるように、中国の衣装を身にまとった美しい聖母子、同じく天にあげられる聖母、ご降誕そして中国語で書かれたメダイです。

 日本でも着物を着た聖母子の御絵がありますが、その国の姿の聖母はどれも美しいです。全ての人の母であるマリア様ですから、それぞれの国のマリア様の姿があって良いでしょう。

 日本画で着物姿の聖家族、み心のキリスト・マリア、聖母の被昇天、キリストの復活などの御絵やカードがあっても良いのに。また中国のメダイのように日本語のメダイがあれば良いと思いませんか?

2016年3月 9日 (水)

カラヴァッジョ展

 見に行きたいもう一つの美術展が「Caravaggio」です。でも東京は遠いので見に行くのはとても無理ですね。

Photo_4

Photo_2「法悦のマグダラのマリア」

Photo_3「Ecce homo」

Photo_5「エマオの晩餐」

 マグダラのマリアの絵もキリスの場面も聖書からの題材です。「エマオの晩餐」もそうですね。聖書を知らないと損ですね。誰を描いているのか、どんな場面なのかを知っていればボッティチェリやカラヴァッジョ、ダ・ヴィンチの伝えたいことがより理解できるでしょう。

  もう一つの展覧会が「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」

Leonardo_da_vinciイタリアの偉大な画家の展覧会が三つもあるなんて・・・東京の春がイタリア・ルネッサンスになっている~びっくりぽん!

2016年3月 8日 (火)

ボッティチェリ展

 田舎生活に満足している私ですが、年に一度くらい『東京や京都に住んでいたら良かったな~』と思う時があります。

 それが今です。現在東京で開催されている「ボッティチェリ展」、私の大好きなBotticcelliheart 東京に住んでいたら必ず・絶対観に行ったでしょう。

Botticlli_1

Botticelli_2東京にお住まいの方、ぜひぜひ観に行かれることをお薦めします。

2016年2月26日 (金)

ロシアの教会

 「ロシア」と聞いて何を連想しますか?「キリスト教」と答える人はほとんどいないでしょう。しかしソ連が崩壊してロシアになってからは教会や修道院は国から返還され、しかも新しい教会が次々と建っています。

 フランスに住んでいる人のブログによると、フランスでは教会へ行く人がとてもとても少なくなっているそうです。逆にロシアでは教会が足りなくて次々に建てています。もはや無神論者の国はロシアよりフランスかもしれません。

 F.Zのブログに載っていた記事で、モスクワ近郊に新しく建ったロシア正教会の写真です。

1ヤセニェヴォの神の母の保護教会 

16教会の中 すべてモザイク

37イコンに囲まれて

10モザイクの床を作っています

11モザイクでイコンを製作中

2015年3月25日 (水)

神のお告げ

 今日は「神のお告げ(受胎告知)」の祭日なので特別ブログ。

Davinci レオナルド・ダ・ヴィンチ

Botticelli サンドロ・ボッティチェリ

Photo フラ・アンジェリコ

Photo_3 エル・グレコ

Titian ティツィアーノ

Photo_4 カラヴァッジョ

Photo_5 シモーネ・マルティーニ

Photo_6 ムリーリョ

Photo_7 フラ・フィリッポ・リッピ

 まだまだ「受胎告知」をテーマにした絵画はたくさんあります。絵画を観る時に聖書を知っているのと知っていないのとでは大違いです。マリア様が神のお告げを受けるこのシーンは神秘にあふれていて、多くの画家の心を動かしました。どの作品も素晴らしい!!

2015年3月22日 (日)

注目の展覧会と映画

 春休みになり息子が帰省しています。やはり夫婦二人だけよりも良いですね。先日は夫と息子二人で船津温泉へ行きました。船津の家族湯はサウナがついているので二人とも大満足したようです。夫と哲学の話をする息子を見て、たくましくなったな~と思うことでした。

  ところで昨日から東京で私の大好きなサンドロ・ボッティチェリとルネサンス展が始まりました。辻邦生さんの小説『春の戴冠』のおかげで、ボッティチェリの作品の魅力に一層惹かれるようになりました。フィリッポ・リッピ、ティツィアーノ、ジオットそしてボッティチェリ・・・イタリア美術は最高です。

Photo

 東京まで行くことはできませんが4月11日から映画『ヴァティカン美術館 天国への入口』が鹿児島ミッテ10でも上映される予定です。こちらは行けそうなのでとても楽しみにしています。

Photo_2

Photo_3

2014年6月20日 (金)

翠玉白菜

 今月24日から9月15日まで東京国立博物館で「台北故宮博物院展」が開催されます。なんといっても目玉の『翠玉白菜』は是非見てみたいですね。

Dscn6512_m

20131017112243_1

 写真で見てもこの通り素晴らしいのですから実物を見たら・・・感動するでしょう。こんなに美しいものを作り出せる人間の手、すごいです。

 「故宮博物院」と言えば中国の北京にあるものが有名ですが、実は規模は小さいけれど台北の博物院の方が収蔵品の質は高いそうです。なぜなら中国の革命の時に台湾へ逃れた文化人やお金持ちが良い作品だけ選んで持って逃げたから。なるほど、納得できますね。

2014年2月14日 (金)

日本芸術院所蔵作品展

Title_2 久しぶりに展覧会へ行ってきました。東京まで行かなくても地元で観ることができます。しかもこの作家たちの顔ぶれ、素晴らしい!特に芝田米三先生の作品を観ることができて幸せです。今回は娘とではなく夫が一緒に行ってくれました。

 日本画では川合玉堂先生や山口華楊先生そして上村松篁先生の作品が印象に残っています。洋画では芝田先生の作品はもちろんのこと鬼頭先生の作品が好きでした。彫刻は長江先生の「キリエ」、工芸では陶器の器も良かったのですが、彫金や漆の作品に惹かれました。書はよくわからないのですが、漢詩や和歌の意味が解ればもっと筆の表現がわかり良く鑑賞できたのでは・・・。もう少し漢詩や和歌を勉強します。

 やはり日本画が良いですね。日本画の良さがわかってきました。

 芸術鑑賞は難しく考えずに、その作品を自分が好きか嫌いかで良いと思います。音楽も同じですね。今日観た作品の一番はどれ?二番は?順位をつけるなんて無意味でしょう。ずっと以前から思っていたことですが芸術に優劣をつけたりするのは間違っています。グノー、シューベルト、カッチーニどのアヴェマリアが一番かなんて意味無いでしょう。どのアヴェマリアが好きかでしょう。

続きを読む »

2014年1月22日 (水)

伊藤若冲

 

Photo_2 
 京都の宝蔵寺にある水墨画「竹に雄鶏図」が伊藤若冲の作であると確認されました。

 伊藤若冲は江戸中期に京都で活躍した画家で、40歳で家業を弟に譲って画家になりました。確かな写実性と鮮やかな色彩が特徴です。

 この「竹に雄鶏(ゆうけい)図」はおそらく彼の40代前半の頃の作品とみられています。

 力強い鶏の姿、独特な竹の表情、墨の濃淡だけでこれだけ表現しているこの作品は素晴らしいですね。ぜひ彼の色彩鮮やかな作品も間近で観てみたいです。

2014年1月16日 (木)

すごいです

 時々.ruさんのブログにすごい写真が載っています。今回は乗り物ペイントです。

Photo_3 スポーツカーに乗っているつもり

Photo_4 銀行の車です。これなら安心

Photo_5 空飛ぶ魚

 どれも平面でない所に描いていますね。コンピューターを使って描くのでしょう。製作するところを一度見てみたいものです。

Photo_6 これはおまけ・・・わたしきれい?

2013年9月15日 (日)

カニヴェ

 「カニヴェ」聞いたことがありますか?私は見たことはありますが、それが「カニヴェ」と呼ばれているとは知りませんでした。とても美しい御絵です。

 アンティークな物は一万円以上します。御絵はただ眺めるだけでなく、祈る時の助けとなるものでしょう。それなのに高額な値段が付き売買されているなんて・・・悲しいですね。

 とても買えない私はパソコンを通して写真を見るだけです。

Img_0434_800

Img_2104_800

Sacred_heart_turgis 画像をクリックすると大きく見ることができます。

 どうですか、綺麗でしょう。今ならもっと簡単に作れると思うのですが見あたら無いですね。どこかの修道会で作りませんか?
 

2013年9月 9日 (月)

前向きに

 バザーの失敗をいつまでもくよくよしていてはいけないと思い、自分を元気づけるために、絵を描くことにしました。「えっ、どういう関係があるの?」と、思われるでしょうが特に関係はありません。ただ描きたくなっただけです。

 できればじっくりと描きたいのです。きちんとした作品に仕上げて同窓会展に出品したくなったのです。同窓生はプロになったり、教員になったりして描きつづけている人が多く、私のような素人は今までずっと参加していなかったのですが、なぜか描いて出品したくなりました。

 よってブログが休みがちになると思います。「だれも期待して読んでいないからどうぞ休んでください」と言う声が聞こえるようです。お言葉に甘えて遠慮なく絵画に専念します。

 私の好きな画家の絵を数点,同じテーマ「受胎告知」を描いています。テーマ自体も好きです。

436pxcaravaggio__the_annunciationPhoto

カラヴァッジョ            エル・グレコ

F0106597_19585459800pxangelico1

シモーネ・マルティーニ            フラ・アンジェリコ

Botticelli5Leonardo_da_vinci_052

サンドロ・ボッチチェッリ             レオナルド・ダ・ヴィンチ

MurilloPhoto_2

ムリーリョ                 フィリッポ・リッピ

Photo_4

おまけのドナテッロ

2013年6月15日 (土)

14代柿右衛門

 14代酒井田柿右衛門さんが亡くなられました。柿右衛門さんは多摩美の日本画科を出ていらっしゃるので、その自然の描写は素晴らしいです。

 私は焼物はあまりよく知らないのですが、陶器と磁器くらいはわかります。そして私は侘び寂よりも華やかな磁器の有田焼や九谷焼が好きです。自然を大胆な図柄で色彩豊かに描いている絵柄は1枚の日本画の作品を見るようです。着物の柄や歌舞伎の衣装とも共通するものがありますね。

 14代の作品を少し載せてみます。

23Sakuhin_04

2010851467_3433004

2013年6月11日 (火)

星野富弘さんの詩画

 星野さんの詩画集の中で私のお気に入りの作品を二つ。

A37f9f7f
80af751c
 人間は神様に似せて創造されたのに時々「どうして?」と思うことがあります。私自身も反省する事ばかり・・・。

 毎日毎日同じことの繰り返しの日々。食事を作り、弁当を作り、洗濯して掃除をして・・・家事は小さな仕事です。エヴェレストや富士山に登るのでもなく、桜島遠泳をするでもなく、菜の花マラソンで完走るのでもなく、偉大な事や大きなことをする訳ではありません。でも星野さんを見ればわかります。いつも主に感謝しながら小さな事をこつこつと愛を込めてすることが本当は大きなことだと。