今日で「聖ヨセフの月」も最後です。私が今月読んだ本は『聖ヨセフに祈る』です。コンヴェンツァル聖フランシスコ会のカシアノ・テティヒ修道士が1958年に書かれたものです。テティヒ修道士は『もっと聖ヨセフに対する信心が広まるように』と願って書かれたそうです。確かに私を含め多くの人の聖ヨセフさまに対する信頼や信心は聖母マリアさまに比べればあまりにも弱く浅いようです。
さて、今日はレターレ。つい溝辺の修道院のお菓子「レターレ」を思い浮かべてしまいます。四旬節も半分過ぎて、ご復活祭が徐々に近づいてきましたね。
写真:Fr.Zのブログより
YouTube: The beauty of Traditional Catholicism
伝統的カトリックは美しいですね!
東ティモールコーヒーを買うことのできるお店をもう一軒紹介します。
『珈琲問屋』さんです。このお店は焙煎・挽き方を好みで選べます。
特別なコーヒー → 限定品 へと進んでください。在庫があれば購入できますよ。
国民のほとんどがカトリックの東ティモールについては以前から知ってはいたのですが、遠い国のこととしか思っていませんでした。しかしあることをきっかけに東ティモールを身近に感じるようになりました。そして東ティモールのために何かできないかと考えている時にコーヒーの話を聞いたのです。国内でこの国のコーヒーを買える店を探していたところこの「西山珈琲」に出会ました。
「西山珈琲」のホームページより
http://www.nishiyama-coffee.com/index.html
コーヒーの注文はこちら⇧からどうぞ!
コーヒーを飲んで東ティモールを応援しましょう。
B.E.P.Murillo: Annunciation
信仰宣言:
・・・主は聖霊によってやどり、おとめマリアから生まれ、・・・
ニケア・コンスタンチノープル信条:
・・・聖霊によって、おとめマリアよりからだを受け、人となられました。・・・
ごミサの中で『信仰宣言』を唱える時も『ニケア信条』を唱える時にもこの箇所になったら頭を下げて敬意を表します。教皇様もそうするでしょう。特に今日は跪くこともあります。このお告げによって聖マリアは神の母となられました。ですから「神のお告げ」は特別に大切な大祝日なのです。これはカトリックとプロテスタントとの大きな違いでもあります。
毎日お告げの祈りを唱えるのもその証です。
マリア様とヨセフ様にご保護と主への取り次ぎを祈りましょう。お二人に祈れば必ず主に取り次いでくださいます。
* ポーランドのチェンストホヴァのヤスナ・グラからはYouTubeでごミサの中継がありました。
5月18日に尊者グアダルーペの列福式がマドリードで行われます。(旅行の申し込み締め切りは3月18日まででした)
尊者グアダルーペさんは一般の女性信徒です。彼女を紹介するビデオがあります。
YouTube: ¿Quién fue Guadalupe Ortiz de Landázuri?
彼女は1944年の初め、友人を通してオプス・デイ創立者、聖ホセマリア・エスクリバー神父と知り合い、後にこう語っています。「あの司祭を通して、神が私に話しかけておられるのだと確信していた。」と。
聖マリアの夫、イエズス・キリストの養父であり、全教会の保護者聖ヨセフ。
こちらのご像は眠っている聖ヨセフ。そう、フランシスコ教皇様がフィリピンで話されたあの聖ヨセフです。いつも天主はヨセフが眠っている時に「マリアを妻に迎えなさい」「エジプトへ逃れなさい」「国に帰りなさい」と告げられました。そしていつでも天主のみことばに素直に従いました。
聖ヨセフは天主を信頼しきっていたので、マリア様とイエズス様をどんな時にも優しく強く守ることができたのでしょう。天主からマリア様とイエズス様を任された聖ヨセフは夫・父親の鑑です。
アビラの聖テレジアも聖ヨセフを信頼し祈っていました。「私は聖ヨセフにお願いして、聴き容れられなかったことはありません」と、言っています。
YouTube: 聖ホセマリア・エスクリバー 「20世紀の人」。日本語字幕
『ゆるしのための九日間の祈り』より
主よ、あなたはよくご存じです。私がしばしば、他の人たちの否定的な面、私を不快にすること、理解できない、耐えられないと感じること、いやな思いになることにまず目を留めてしまうことを、こうして、他の人たちのことを悪く考え、悪口を言うという悪い習慣を身に着けているのです。主よ、このような惨めな私に、いつくしみの目を注いでください。たとえ私がそれにふさわしくない者とはいえ、聖ホセマリアの取り次ぎによって、相手の言い訳を考え、ゆるすことができる心を与えてくださるように願います。
四旬節中私自身のために特に祈っているのが『聖ホセマリア・エスクリバーへのゆるしのための九日間の祈り』です。前書きに、「この冊子は、心から人をゆるすことを通して、まことの平和の人となれるように、聖ホセマリア・エスクリバーの取り次ぎを通して、神の恵みを求めるものです。」と書いてあります。
聖ホセマリアの言葉は私の心に素直に入り、主にゆるしを願う気持ちになります。また、他人をゆるすことができるように主に助けを求める気持ちにもなります。四旬節中に心の平和を得てご復活祭をむかえられますように。
九日間だけでなく、四旬節中ずっと繰り返して祈ります。勿論『病者のための祈り』も併せて祈ります。今病気で苦しんでいる人達も心の平和が得られますように!
昨日のお花教室はユキヤナギ、グズマニア、ガーベラ、スターチスを生けました。お花を習い始めてから約3年が経ちました。
しかし私の生け花の腕がいかに上達していないか下の写真でよくわかります。①は私が生けた作品で②は先生が手直しというか生けなおしてくださった作品です。先生はとても良く教えてくださるのに、私のセンス不足のせいでなかなか上達しません。
①
②
でも下手だからこそ習う意味や価値があるのです。上手ければ習う必要はないですからね。これからも頑張るにゃん!
それにしてもグズマニアの赤い色は強く元気づけてくれる色ですね。四旬節に入り何となく縮こまっていた私ですが、背筋がスッと伸びるような気持ちになりました。
YouTube: Pope Francis - Penitential Procession and Holy Mass 2019-03-06
灰の水曜日のごミサ。ご聖体拝領(ビデオ 1:31:00頃から)では司祭は舌に授けていました。手を出しても司祭は舌に置いています。今でも舌で受けるのが正式なのです。手に授けるのは特別な許可があるからです。ヴァチカンのごミサでは司祭はご聖体を舌に授けるように指導されているようです。
ヨーロッパの人はよく歩きながら祈りますね。特にロザリオを繰りながら庭や回廊を歩いているのを見たことがあります。
私の夫も歩きながらロザリオを祈るのが好きです。特にお気に入りの場所が藺牟田池。冬は土日以外だと人はほとんどいません。池はロザリオを繰りながら一周するのに丁度良い距離です。石段も坂もない遊歩道は祈りながら歩くのにピッタリ。
夫はよく一人で出かけますが、たまには私もつきあいます。二人でロザリオを唱えながら歩くと、自分の反省すべきことが色々と浮かんできます。逆に様々な恵みにも気付かされます。夫婦でこういう時間を持てることを主に感謝!
藺牟田池:この池の湖畔をぐるっと一周します。約4キロ。お薦めのコースです。
今日はポーランドの守護聖人聖カシミロ(カジミェシュ・ヤギェロンク:Kazimierz Jagiellończyk)の日です。1458年ポーランド国王カシミロ4世とオーストリア皇女エリーザベトの次男として生まれた彼は25歳の若さで亡くなるまで祈りと善行に務めました。
よくご聖体訪問をし、教会が閉まっている時でも戸扉の前に跪いて祈り、孤児や寡婦、虐げられている人、貧しい人達を助け多くの国民に愛されました。また父である国王は神聖ローマ皇帝フリードリヒの娘クニグンデと結婚させようとしましたが彼はそれを断り独身でいることを望みました。
1484年彼が25歳で亡くなった後、彼を尊敬している多くの人々は彼の取り次ぎを祈り奇跡もおきました。
聖カシミロは特に聖母マリア様を崇敬し貞潔の徳を重んじました。また聖母を讃えるラテン語の詩を作りました。
YouTube: Gorczycki | Omni die dic Mariae [á 4; Resonans con tutti]
聖カシミロの書いた聖母賛歌はとても長いもので、その一部が歌われています。
我が家では猫はペットという考えなので、人間のような待遇はしません。よほどのことがない限りペット病院も縁がありません。しかし、今回ばかりは病院へ連れて行きました。
夕霧の片方の目が飛び出してきたのです。手術で目を取り出すか、このままにしておくか?結局このままにしておくことにしました。10日間毎日抗生剤をエサに混ぜて与え、1日に3回目に軟膏を塗ってあげることになりました。
ところが夕霧が外ネコでよその家(どの家かはわかりません)でも可愛がられていることを忘れていました。今日は朝薬を塗ってもらった後姿が見えなくなりました。1日3回の目薬なのに・・・。もしその家の人が病院へ連れて行って手術を受けさせたらどうしよう 心配しても仕方のないこと、なるようにしかならないのですが。「夕霧早く帰っておいで!」
夕霧です。薬で進行を止めるぞ!