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2016年6月

2016年6月30日 (木)

映画「ルワンダの涙」

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 先日DVD映画「ルワンダの涙」を帰省していた次男が見るというので、久しぶりに私も一緒に見ました。

 人間のエゴと残忍な部分がこれでもかと映像に映し出され、暗くて重い作品です。しかし、この映画は単に1994年4月にルワンダで起こった大虐殺(フツ族によるツチ族の大虐殺)や、国連治安維持軍(UN)の問題などを描いただけの作品ではありません。

 クリストファー神父こそがこの作品のキーポイントなのです。カトリックをよく知らない人にはわかりにくいでしょうが、最後に学校に残る神父の言葉とその姿・・・「ここに、この人たちの中にキリストがいる、だから私はこの人たちと共にキリストと共に最後までここに残る」と言う神父の、信仰に確信を持った信仰宣言があります。

 だから私は何度でもこの暗くて重い歴史の作品を見ることができるのです。女の子がクリストファー神父に質問します。「神父様は、神様は私たちみんなを愛していると教えてくれました。神様は塀の外にいる人たち(私たちを殺そうとしているフツ族)も愛しているの?」と。答えは映画を見てください。

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マタイによる福音5:42-46

敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな報いがあろうか。

(「Seseragi」 毎日のみことば 祈りのヒント)より

主よ、おっしゃることは頭では理解できます。

しかし、わたしを「迫害する者のために祈」ることは

むしろ、わたしに苦しみをもたらします。

それでもあなたはそれをお望みなのですか。

はい、主よ、わかりました。

 

あなたがお望みなのですから、わたしの苦しみをあなたに預け、

おっしゃるとおりに心を向けましょう。

2016年6月26日 (日)

使徒聖ペトロと聖パウロ

 今週の29日(水)は使徒聖ペトロと聖パウロの祭日です。平日にあたるので、国分カトリック教会では日曜日の今日祝いました。

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 祭壇の前には使徒聖ペトロと聖パウロのご絵が飾ってありました。いつ来ても木のぬくもりがあり、美しい祭壇の教会です。

 イエズス・キリストから特別な恵みを与えられた使徒聖ペトロ。彼はイエズス・キリストから「あなたはペトロである。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てよう。よみの国の門も、これに勝つことはできない。わたしはあなたに天の国のかぎを授けよう。あなたが地上でつなぐものは、天においてもつながれ、あなたが地上で解くものは、天においても解かれるであろう」。(マタイ16.18-19)と約束されました。また「わたしの羊を飼いなさい」とも言われました。そしてペトロはローマの司教として長く勤めました。その後ローマの司教は全教会の司教団の頭=教皇としてペトロの使命を受け継いでいくことになります。今のフランシスコ教皇は聖ぺトロから数えて266代目です。

 聖パウロはキリストの十二使徒ではないでしたが、やはりキリストから直接回心の恵みを受けました。彼はキリスト教徒を捕らえるためにダマスコに行く途中、突然天から「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか」というイエスの声を聞きました。この復活したイエズス・キリストとの出会いによってサウロは回心し、迫害者から一転して「イエズス・キリストこそ神の子である」と宣教するようになったのです。

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2016年6月22日 (水)

アンダルシアのガスパッチョ

 帰省中の二男が作ったスペインのスープ「アンダルシアのガスパッチョ」。

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 暑い今頃からピッタリな冷たいスープです。トマト、きゅうり、パプリカ、ニンニク、バケット、オリーブオイル、ワインビネガー、塩、こしょう、野菜の自然な甘みとパプリカやニンニク、オリーブオイルによるコク、そしてワインビネガーのやわらかな酸味、味のバランスが絶妙で、さすがスペインを代表するスープだけのことはあります。とても美味しかったです。次は何を作ってもらおうかな?

2016年6月19日 (日)

聖体降福式(賛美式)

 私の教会では約半年ぶりに聖体降福式(聖体賛美式)が戻ってきました。毎月第三主日ミサの後に行われていたのですが、主任司祭が交代したのでしばらくの間行われませんでした。

 聖体降福式(聖体賛美式)とはご聖体に特別に現存されているイエズス・キリストを礼拝し賛美し、そしてイエズス・キリストご自身から祝福を受けることです。

 普通の祝福は司祭の手を通して授けられますが、イエズス・キリストから直接に祝福を受けられるのが「聖体降福式」なのです。ですから司祭が聖体顕示台を持って十字架のしるしをする時、イエズス・キリストご自身が祝福をお授けになり、信者は頭を下げてその祝福を受けます。そういうわけで、聖体降福式と呼ばれているのです。

 ですからごミサの次に大切な聖式と言ってもよいくらいです。しかし「聖体降福式」の意味がよく分かっていない方が多いようです。イエズス様から直接祝福を受けられるとわかればきっとご聖体の前に跪く人が増えるでしょう。

 これからも今まで通りに第三主日のミサ後に行われることが決まりました。私はイエズス様と共に静かな祈りの時を過ごせるこのひと時がたまらなく好きです。そして祝福してもらえるよろこび・・・幸せです。

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5月26日 「キリストの聖体」祭日 (ヴァチカン)

 ご聖体を愛する尊敬の心は、その人の態度に現れます。子どもには小さい時から親が教えなければ子どもにその心は育ちません。そして聖体降福式は「教会の教え」なのですから、その意味も教会でしっかりと教えていかなければなりません。

2016年6月17日 (金)

日本国憲法を守ろう!

 

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 2015年3月30日のブログにこの本の紹介を書きました。ブログの最後に「日本国憲法を守らないといけない人は誰ですか?」という質問に「私たち国民」と自信をもって答えた人は是非この本をよむべし!と、書きました。

 私自身この本を読んでみて日本国憲法がとても良くわかりました。そして日本国憲法(特に第九条)は絶対に守らなければいけないと確信しました。今年は参議院選挙もあるので早く皆さんにこの本を薦めなければと思い、再度書くことにしたのです。

 改憲派の人達がよく「この憲法はアメリカから押し付けられたもの、だから変えなければ」という理由を言います。それって本当?その答えも書いてあります。護憲、改憲迷っている人は特に読んでください。改憲に賛成している人もこの本を読めば案外その根拠は間違っていることに気づくかもしれませんよ。

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2016年6月15日 (水)

聖ホセマリア・エスクリバー記念日

 6月26日は聖ホセマリア・エスクリバーの記念日です。記念ミサが京都・大阪・東京で行われます。

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 関西、関東方面にお住まいの方、是非行かれることをお勧めします。

2016年6月14日 (火)

『み心の信心のすすめ』

 今月の3日(金)はイエズスのみ心の祭日でした。み心の信心についてもっと知りたいと思い『み心の信心のすすめ』という本を読みました。

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 聖アラコックについて特に新しいことは書いていなかったのですが、川村信三神父様の「信心」についての前書きにひかれました。最初に「忘れられた信心」と題して次のようなことが書かれていました。

 一昔前まではカトリック教会には「信心」が盛んだったのに、最近(2009年頃)の教会では耳にしなくなりました。第二ヴァチカン公会議後、これまで教会が大切にしてきた多くのものは無駄なもの、時代にそぐわないものとして捨て去られるようになりました。特に、聖書に直接の根拠をもたない「信心」は、他のキリスト教諸派とかかわりをもつとき、大きな差し障りになると考えられました。ロザリオや、十字架の道行きなどの多くの「信心」は、中世ヨーロッパのある地域でつくり出されたもので、特に「信仰」とはかかわりのないものだと考える雰囲気がカトリック教会で広がりました。エラスムスやルターが言うように「信心はまったくばかげていて、無知な人びとが勝手気ままにつくりだした、聖書には根拠をもたず、必要のないもの」なのでしょうか。なぜ人びとは「信心」をあみだしたのか、あみださざるをえなかったのかをよく考えてみたいとおもいます。

 そして、「信仰の工夫としての信心」、「み心の信心は教会の宝」と続きます。

 人びとは実際の生活の中で、どうすれば、信仰を具体的に表現し高めることができるのか、あれこれ考え、見つけたのがいろいろな「信心」。しかし「信心」が行き過ぎや、正当な信仰から離れてしまう危険もあるので、「信心」が形だけに終わってしまわないように心することが大切だと書かれています。

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 「信心」の中でも特に「み心の信心」をすすめています。詳しくはこの本か聖アラコックの「み心の信心」について書かれたものを読んでください。

 最近ではロザリオの祈りや十字架の道行き、初金(み心の信心)がよく行われるようになり、カトリックの良いところを取り戻しています。とても嬉しいことです。

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2016年6月12日 (日)

今月の生け花教室

 先日の生け花教室、3回目。私が生けたものは窮屈にまとまっていて、ちょっと風通しの悪い形でしたので、先生が直してくださいました。今の季節にピッタリで涼しげな作品になりました。

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 花材はリアトリス(紫の花)、スカシユリ(黄色)、スプレーカーネーション(ピンク)、マウンテンミント(緑)です。私はこのマウンテンミントをはじめて見ましたが、ミントと言うだけあって良い香りがします。

 お花を習い始めたおかげで、今まで知らなかった花に出会えたり、花屋さんで見かけたことのある花の名前がわかったり、花たちそれぞれの特徴や咲く季節を知ることができて、花器に生けることだけでなく色々学べて楽しいです。

 先月の花材は錦木、ソリダゴ、紅花、デルフィニューム(水色の花)、カーネーションでした。錦木は落葉樹で秋に紅葉して美しいそうです。挿し木で増やせると聞いたので試しましたがダメでした。

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先月のお花

2016年6月10日 (金)

私も欲しい!

 

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 初めてこの写真を見た時には加工写真と思いました。しかし本当にいるのですね。まだ実物は見たことはありませんが、国内にいるとしたらきっと広~いお屋敷で餌代を気にしないお家で飼われているのでしょう。

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 「メインクーン」という種類だそうです。とてもおとなしい性格とか。できることなら一度は飼ってみたいにゃん。

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おっと、これは似て非なるもの、違う生き物でした。(写真は全て.rより)

2016年6月 7日 (火)

子猫たちのその後

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 5匹いた子猫たちも今は1匹だけになりました。2匹は何か(多分オス猫)に襲われて死に、1匹は行方不明に、もう1匹は近所の猫好きの人にもらわれていきました。

 死はいつ訪れるかわかりません。それは猫も人間も同じです。ただし人間は猫と違い肉体の命は永遠ではなくいつか死ぬことを知っています。そして(すべての人ではありませんが)「永遠の命がある」ことも知っています。ですから人は「この世の死を迎える準備と、そして永遠の命を生きる準備」ができるのです。それがキリストの教えでもあります。

2016年6月 6日 (月)

戦争ビジネス

 人々がいくら平和を望んでも戦争は無くなりません。「戦争は悪」とわかっていても無くなりません。戦争は神が作ったものではなく人間が作ったものです。神のせいにしてはいけません。

 では何故戦争は繰り返されて無くならないのでしょうか。理由の一つが戦争をビジネスにしている人達がいるということです。兵器産業で潤っている国や企業があるからです。

 玉里カトリック教会の主任司祭小隈神父様が書かれた小冊子『風は思いのままに吹く』を読みました。そこには私の知らないことも書かれていました。ヴェトナム戦争の時に日本は直接兵器を作りませんでしたがその原料となるメタノール・ポリエチレン・ベンゼン・トリニトロトルエンなどは日本の火薬・油脂メーカーで大量に生産されアメリカへ輸出されていたということ。

 一度戦争が起きれば医薬品、輸送のための飛行機、船や車とその燃料、軍人の服や食事などの生活必需品、そして武器とありとあらゆるものが大量に必要とされます。それらを扱っている企業の人たちはどんな気持ちで働いているのでしょうか。

 朝鮮動乱、ヴェトナム戦争、アフガ二スタンやイランイラク戦争、シリアやナイジェリア・・・世界各地で内乱や戦争を生む人たちは人の命を本当はどう考えているのでしょうか?戦争は天から降って来るのではありません。人間が始めるものです。

 今度の選挙で18歳の若者から投票できるようになりました。未来と希望のある若者たちだからこそよく考えて、平和な未来を築く人や政党を選んでほしいです。後から後悔しないように。

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2016年6月 5日 (日)

聖遺物の顕示

 今日はカテドラルザビエル教会で聖ファウスティナと聖ヨハネパウロ2世の聖遺物の顕示と祈りがありました。

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 この聖遺物は駐日教皇庁大使館のオビエジンスキー参事官の仲介によって日本各地で顕示されることになりました。参事官はこの聖遺物の顕示について「2月はヨハネ・パウロ2世の来日から35周年。日本の信者の皆さんが特別聖年を過ごす上で、これらの聖遺物が神のいつくしみを身近に感じる霊的な助けになればと願っています」と話しています。素晴らしい!

 聖遺物の隣にあるのは「イエズスのいつくしみのみ心」の絵です。この絵の原画は、聖ファウスティナが1931年2月、修道院の自室でイエズス様自身から、見たままの姿を絵にするようにそして「イエズスよ、あなたを信頼します"Jezu, ufam Tobie"」という言葉を添えるように啓示を受け、描かれたものです。

 キリストに会って会話をしたファウスティナは1935年、キリストから「いつくしみの花束(いつくしみのチャプレット)」という祈りを教えられました。

 聖ファウスティナは慈しみのチャプレットの祈りの目的を3つあげています。慈しみを得るために、キリストの慈しみを信じるために、そして、その慈しみを他に示すためにです。

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いつくしみのチャプレット (ロザリオを使って)

  • 初めに主の祈り、聖母マリアへの祈り、信仰宣言を1回ずつ唱える。
  • 主の祈りの珠で次の言葉を1回唱える

永遠の父よ、私たちと全世界のすべての罪のあがないのために、あなたの最愛の子、私たちの主イエス・キリストのおん体とおん血、ご霊魂と神性をみ前に捧げます。

  • 聖母マリアへの祈りの珠で次の言葉を10回唱える。

イエスの痛ましいご受難によって、私たちと全世界にいつくしみを注いで下さい。

  • 以上を5連唱えたら、最後に次の言葉を3回唱える

聖なる神、聖なる全能の神、聖なる永遠の神よ、私たちと全世界を憐れんで下さい。

2016年6月 4日 (土)

知っていますか?「国境なき医師団」

 私にできることを私はします。あなたにはあなたのできることをして欲しいのです。


YouTube: このTシャツを身につけるあなたは…… 【国境なき医師団】


YouTube: 救えるはずの命を救うために。(字幕版)【国境なき医師団】


YouTube: "あなたが灯りをともせる" 国境なき医師団(MSF) CM (30秒)ライトアウト.flv

 お金のない私が言うのも変ですが、どれだけのお金を使ったかではなく、何に使ったのかが大切なのではないでしょうか。

 今日は「聖母のみこころ」の記念日です。

2016年6月 2日 (木)

都城カトリック教会

 宮崎県都城市にあるカトリック教会へ行ってきました。この教会は私の祖母と叔母が通った教会です。私は夏休みや冬休み田舎に帰った時に祖母に連れられて行ったようです。以前にも書きましたが都城カトリック教会のホームページに載っていた1949年(昭和24年)の復活祭の時の写真には私の両親も写っています。私が生まれる前ですね。

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 二列目中央におられるロンカート神父様について祖母や叔母だけでなく私の両親も皆が素晴らしい神父様だったと話していました。私の曽祖父(私の母の祖父)はお寺の檀家でしたがロンカート神父様の話を聞いてすぐにカトリックの洗礼の準備を始めて、その後洗礼の恵みに与ったそうです。曽祖父の洗礼名はフランシスコ・ザビエルです。

 都城のカトリック教会は建物の外観が変わっても私にとっては昔と変わらない家族の信仰の故郷です。今日この教会で祈ることにより主のお恵みをいただきました。

 現在の都城カトリック教会↓↓

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Dscn0589跪き台のある聖堂heart

Dscn0591美しい祭壇