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2021年10月

2021年10月27日 (水)

ミサ式次第と奉献文の変更

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 ミサ式次第と奉献文が変更になります。新しい式文のごミサは今年からではなく来年11月27日待降節第1主日から実施されます。

 早速この本を取り寄せました。案じていた通り「あわれみ」は「いつくしみ」に変更されていました。決まったものは仕方ありません。受け入れましょう。

 他にもたくさん変更されていました。例えば「キリエ」「グロリア」「サンクトゥス」も変わっています。信徒は前もってどこがどう変わるのか確認して、慣れておかなければいけないでしょう。長年身についたものはなかなか変えられないものです。

 それにもまして神父様方はもっと大変ですね。奉献文の変更もありますから。でも私たち信徒は神父様の指導が頼りです。神父様が正確に教えてくださらなければ、信徒は間違った式次第のままでごミサに与り続けることになります。

 新しい式文になるまでまだ1年以上あるので、ゆっくり覚えようと思います。

2021年10月26日 (火)

グリーンパス イタリア

 イタリアでは今月15日すべての労働者にグリーンパス(ワクチンパスポート)の義務化が決まりました。すでにイタリアではワクチン接種率は約80%以上ですが、それでもこの義務化に反対する人は多く、各地でデモやストライキが起きています。

 義務化によってグリーンパスの無い人はレストランや劇場に入れません。それくらいならまだ我慢できますが、深刻なのはグリーンパスのない労働者は働けないことです。当然給料もなくなります。ワクチンを打ってグリーンパスを持っている人でも義務化には反対する人が沢山いるのには理解できます。私も以前書きましたが、義務化には反対です。

 カトリックローマ司教のお膝下で教会は大丈夫でしょうか?教会の入り口に「グリーンパスのない人は入れません」と貼り紙をしますか?まさかね。

 こんな時にこそ教会は声をあげてほしいですが・・・。もしかしてイタリアの教会は義務化に賛成?そんなことはないですよね。世の中も教会も何か少しおかしくなっているような気がして心配です。

リウさんの弾くショパン


YouTube: BRUCE (XIAOYU) LIU – final round (18th Chopin Competition, Warsaw)

 リウさんの弾くショパンの曲(Concerto in E minor, Op. 11)にうっとりです!lovely

2021年10月25日 (月)

Sinaさんのドラム・カバー

 今年のショパンコンクールは素晴らしいでしたね。ファイナルの12人の演奏を聴いて、素人の私にはどの人も甲乙つけがたい素晴らしい演奏でした。しかし耳のこえた会場の聴衆は違いますね。スタンディングオベーションの多い人が入賞しています。特に優勝したカナダのBruce X. Liu(ブルース・シャオユー・リウ)さんのファイナル演奏後の聴衆の感動は特別でした。やはり審査員と同じでわかる人にはわかるのですね。

 さてショパンとは全く違うロックの話しです。Sinaという可愛い女の子がカッコよくドラムをたたいています。しかも私の好きな曲のドラムカバーです。


YouTube: Sultans Of Swing (Dire Straits); drum cover by Sina


YouTube: Stargazer (Rainbow) • Drum Cover by Sina

2021年10月24日 (日)

世界宣教の日

 10月24日主日「世界宣教の日」の酒井司教様の説教です。


YouTube: 2021年10月24日 玉造教会における年間第30主日ミサの福音朗読と説教

2021年10月18日 (月)

YouTubeでミサ説教を聴く

 今日、聖ルカ福音記者の祝日に、YouTubeで酒井補佐司教様の説教を見つけました。これも主からのお恵みですか?

 年間第28主日のミサ(10月10日)、「知恵の書7章7~11節」と「マルコによる福音10章17~30節」についての説教です。この説教を聴いてすぐに酒井司教様のチャンネルを登録しました。これでいつでも司教様の説教を聴くことができます。happy01


YouTube: 2021年10月10日 年間第28主日ミサ説教

2021年10月15日 (金)

アビラの聖テレジア

 

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 イエズスのおとめ教会博士、大聖テレジアの記念日です。もし今の時代に聖テレジアがおられたら・・・きっと今の教会の現状を見て、かつて彼女がカルメル会に入った時と同じような失望感を抱いたかもしれません。そして私たちに「キリストの教えに立ちかえりなさい」と厳しく言われたでしょう。

 聖書を自分勝手に解釈して「この箇所は私の考えでは・・・」と説教する人もおられます。信徒の中にはそれで満足する人もいるかもしれません。でも私はその人の解釈ではなく、教会の解釈・教えを聞きたいのです。そうでなければ教会の教えは少しずつ歪められて、信徒はそれが正しいキリストの教えだと信じてしまうでしょう。

 教会への不信や不満を感じた時にこそ、主から信仰の恵みをいただけるように大聖テレジアへ取り次ぎを願いましょう。

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何ごとも心を乱すことなく 何ごとも恐れることはない

 すべては過ぎ去っていく 神のみ変わることがない

  忍耐はすべてをかちとる

   神をもつ者には 何も欠けることがない

    神のみで満たされる

              (アビラの聖テレジア)

2021年10月14日 (木)

フランスカトリック教会

 フランスで報告された児童性的虐待のスキャンダルにより、フランスのカトリック教会は大変な危機に立たされています。

 フランスのカトリック司祭は「告解(ゆるしの秘跡)で聞いた虐待の申し立てを報告しなければならない」(罰則あり)と政府が主張していることです。マクロン大統領はカトリック信徒(のはず)、しかもイエズス会が経営するエリートカトリック校を出ていますよね。「告解」の意味はよく理解していると思うのですが。

Catholic priests in France “must report the allegations of abuse heard in confession.” This is the absolute claim of the Minister of the Interior of the French Republic to the President of the Episcopal Conference during the meeting yesterday afternoon at the Ministry of the Interior. For the Minister of the Macron government, nothing can be above the laws of the Republic, not even the command of Jesus of confessional secrecy, as the President of the Catholic Bishops had and reiterated.

 また「フランスカトリック教会はマクロンの脅迫と主張に屈するのだろうか?」とも書かれていました。

 マクロン大統領も、アメリカのバイデン大統領も大罪を勧めるようなことはしないで欲しいです。キリストの教えに反することを勧める指導者の責任は重いです。

 司祭職を普通の一般の職業と考えている人は当然叙階の秘跡を理解できないし、告解の秘跡も理解していないでしょう。そして今はそういう人達が信者の中にもいるということがとても心配です。

 明日はアビラの聖テレジアの祝日です。聖テレジアは「何事にも心を乱さないで、恐れないで、忍耐しなさい」と言っています。フランスのカトリック教会のために祈りましょう。

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2021年10月 9日 (土)

あえて書きます

 フランスのカトリック教会内での児童性的虐待問題を調査する独立委員会は3日、1950年以降に児童を虐待していた司祭や教会関係者が2900~3200人に及ぶことをAFPに明らかにした。【10月3日 AFP】

 児童性的虐待は重い罪です。司祭の立場を利用してそのような行為をすることは一般の人よりも罪は重く、主の裁きはより厳しいでしょう。またそういう司祭たちを庇った人達の罪も重いです。

 そういうことをよくわかったうえで私がここで言いたいのは、すべての司祭がそうだったのではないということです。それどころか、キリストの教えを守ろうと努力しながら、貧しく弱く苦しんでいる人たちのために働いていた司祭たちの方が圧倒的に多かったのも事実です。罪を犯した司祭だけを見て、すべての司祭がそうであるかのような誤解はしないでください。

 そしてこのような犯罪を犯す理由を司祭の独身制のせいにする人もいますが、それも誤りです。独身制のない一般社会(結婚している人達)の中にも性犯罪を犯す人達はいます。犯罪を犯すのはその人個人の問題であり制度の問題ではありません。

 フランスの教会の信徒たちの中には教会を離れる人も多く出るでしょう。空っぽになる教会もあるかもしれません。召出しも少なるなるかもしれません。

 でも私はそれでよいと思います。しっかりと根のはった信徒だけは残り、本当に良い司祭をめざす若者だけが召命を受け、残った司祭たちと共に教会を立てなおすでしょう。私はそう信じています。

 悪で盛り上がった多くの傷をすべて切開して、膿を全部出し切って傷を治しましょう。治るまでにどれくらいの時間がかかるかわかりませんが、必ず主も助けてくださるはずです。

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2021年10月 7日 (木)

ロザリオの聖母を祝う

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 ロザリオの聖母の祝日です。「ロザリオの祈り」ほど強力な武器はありません。私はそう信じています。ですから毎日ロザリオを祈ります。

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 今日は簡単なバナナケーキで「ロザリオの聖母」を祝いました。

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完熟バナナ 2本、 卵 2個、 生クリーム 200ml,  

サラダ油 大匙2   砂糖 0~1/2カップ(好みで)

ホットケーキミックス粉 200g. 

 完熟したバナナを指やフォーク、マッシャーなどでつぶし、そこに卵、生クリーム、サラダ油を混ぜていきます。ホットケーキくらいの甘さが良い方は砂糖は入れずに、甘いのが好みの方は半カップ位の砂糖を加えます。最後にホットケーキミックス粉200g.を加えて混ぜます。炊飯器の釜に入れて、ケーキモードで約70分。

 サラダ油を溶かしバターにするともっとコクが増して風味がよくなると思います。バナナは皮にそばかすが出ていたり、黒くなっているものが完熟していてベストです。

 材料の単位はすべて2本、2個、200g.など「2」がつくので覚えやすいでしょう。

 見た目はパッとしないケーキですが美味しいですよ。wink

2021年10月 2日 (土)

新型コロナワクチン

 前にも書きましたが、新型コロナワクチン接種率は国によって大きな差があります。ワクチンを望む人達すべて平等に受ける機会を作りましょう。

 国境なき医師団も訴えています。⇩

https://www.msf.or.jp/news/detail/headline/ac20210915mt.html

 ワクチンはとても大切だと思います。でも理由があってワクチンを受けないことを選んだ人に強制しないでください。ワクチンを接種したからといって絶対に新型コロナに感染しないわけではありません。

 ワクチン証明書があれば入館、入場、入店できるが接種していない人はダメ・・・それは善いやり方ではないと思います。こういう考えが広まれば、そのうち教会も「ワクチン接種証明書のある人だけごミサに与れます。ワクチンがまだの人は受けてから来てください」なんてことになるかも・・・日本ではありえないでしょうが、アメリカ等では現実になるかもしれません。coldsweats02

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 今日は守護の天使の記念日です。私たちが皆正しい考えと行いを選ぶことができますように、守護の天使達よあなたが護るべき人を護り導いてください。