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2021年1月14日 (木)

禁止令

 

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 以前ご聖体を手で拝領する時は、献金でお金を触った手で拝領しウイルス感染の可能性が高いことを書きました。すると教会は舌での拝領を勧めるのではなく、ミサ中の献金を中止し、拝領直前に手を消毒してマスクをしたままご聖体を手に受けてからマスクを外していただくことを勧めました。そして口での拝領は望ましくないと実質禁止令が・・・・。

 おかしなことになっています。もしマスクにウイルスがついていたら、それを外す時には絶対に指に着かない、消毒液で安全なのでしょうか?そもそも、手も舌もどちらも安全性は完全ではないのですから、完全でない以上比較すること自体意味はありません。一方だけを認めて他方を実質禁止するのは間違っています。手でも舌でもどちらでも良いはずです。ということで私は司祭様から舌での拝領を拒否されない限り舌での拝領をお願いします。

 あるお医者さまが話していましたがウイルス感染は口、鼻、目からです。口、鼻からの飛沫感染はマスクで防げますが、マイクロ飛沫の場合マスクの種類によっては防げないかもしれません。また私たちは目についてはあまり意識していません。ウイルスの付いた手で目を触ることによって感染しているケースもあるでしょう。

 次は「ごミサ中に目を触るのは禁止!」と言うお触れが出そうです。happy02

 病院や介護施設などは他の所よりももっとしっかり感染予防をしていますが、それでもクラスターがおきています。そう、絶対に安全ということは無いのです。ですから教会も「あれは禁止、これも禁止」とするのではなく、良識の範囲内でとどめましょう。