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2020年12月 3日 (木)

聖フランシスコ・ザビエル

 

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 日本宣教の保護者聖フランシスコ・ザビエル司祭の祝日です。霊名フランシスコ・ザビエルの方々おめでとうございます。

 聖ザビエルはイエズス会を創立した一人です。聖イグナチオ・ロヨラに誘われ、生涯をキリストに捧げる決心をしました。彼を決意させた聖イグナチオが彼に言った「たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったならば、なんの益になろうか。」(マタイ16:26)はよく知られていますね。司祭叙階記念のみ言葉に選ぶ方も多いです。

 聖フランシスコ・ザビエルが鹿児島の祇園之洲(ぎおんのす)に上陸したのが1549年8月15日です。日本のキリスト教カトリック宣教の始まりです。ですから「日本宣教の保護者」と呼ばれるのです。

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[Ⅰ]  聖フランシスコ・ザベリオに倣いて善徳を求むる祈り

 ああ天主、主は聖フランシスコ・ザベリオの奇跡と聖役とによりて、わが同胞に主の御教えを伝え給えり。▴願わくは、その栄ある功徳を讃うるわれらをして、その善徳を学ばせしめ給え。われらの主キリストによりて願い奉る。アーメン。

[Ⅱ]  聖フランシスコ・ザビエルへの祈り(『祈りの友』)

 聖フランシスコ・ザビエル、あなたは布教の熱意に燃えて、初めて日本にキリストを告げ知らせました。わたしたちはあなたの血のにじむような努力と労苦を思い、心から感謝します。わたしたちが勇気をもって十字架を担い、キリストの国をいっそう広めることができるように助けてください。人々がキリストの教えを尊び、永遠のいのちを受けることができるように神に取り次いでください。アーメン。