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2020年5月17日 (日)

ベックさんのマーモクーヘン

 先週久しぶりにケーキを作りました。happy01 シンプルにマーモクーヘン(マーブルケーキ)。無塩バターを使って手抜きせずに作りましたよ。ですからおいし~いheart レシピは『ベックさんのドイツ菓子』から。(直径20cmのクーゲルホフ型1個)

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バター 125g. 、 砂糖 250g.、 卵 3個 、小麦粉 259g.

ベーキングパウダー 小匙3、 牛乳  約60cc、

*ココア 大匙2、 砂糖 大匙1/2、 牛乳 大匙1     

粉砂糖(飾りに)適量

オーブンは180度に予熱

① 室温に戻しておいたバターをクリーム状にして、砂糖を2~3回に分けて加え、泡立て器でよく混ぜます。

② 卵を一個ずつ加え、生地が軽くなるまでよく混ぜます。

③ 一緒にふるっておいた粉とベーキングパウダー、牛乳を交互に入れながら切るように混ぜます。

④ 生地の1/3を別のボールに入れて、*牛乳で溶いておいた砂糖入りココアを入れて混ぜます。

⑤ サラダ油を塗り粉を薄く振った型に、白い生地とココア生地を3回位に分けて交互に入れ、菜箸一本で全体を手早く1~2回かきまぜます。膨らむので生地は型の八分目まで入れます。

⑥ 180度のオーブンで約40分焼きます。竹串を刺して生地がつかなければオーブンから出して、10分ほど置いてから型を外します。

⑦ すっかり冷めてから、粉砂糖をふりかけて仕上げます。粉砂糖のかわりにチョコレートコーティングでも美味しいです。お好みで! 

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 私は料理もケーキも「婦人之友社」(羽仁吉一・もと子創刊)の本に載っている物が一番おいしいと思います。母が「友の会」(羽仁もと子)に入っていたので小さい頃から慣れ親しんでいる味だからかもしれません。 母は「友の会」のバザーが近づくとパウンドケーキを焼いていました。家庭用オーブンはガスコンロの上にのせて使う時代です。友の会のバザーではいい加減なものは出さなかったので(事前にチェックがあったらしい?)、母はいつも焼け具合や膨らみ具合を気にしながら「これ合格するかな?」と私に聞いていました。子どもの私はいつも「大丈夫大丈夫!」と答えていたのを思い出します。ルシアンクッキーや人参ケーキなども母から教わった友の会の味です。

 近頃はクックパッドなどネットにたくさんのレシピが載っています。簡単に作れる手抜きレシピなど私も利用しますが、やはり『婦人之友』のレシピに戻ることも大切。特に特別な日に用意する料理はこれらの本が頼りです。