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2017年6月19日 (月)

家庭

 オプス・デイのホームページに載っている属人区長オカリス神父様の今月の手紙は「家庭」について書かれていました。

 カトリックの教えでは「男性と女性の異性が結ばれるのが結婚」です。しかし世の中は同性の結びつきを異性間の結婚と同じに考え、同性の結びつき=結婚という法律を作る国や州が出てきています。多くの人達はそれを進歩的と言っているようです。

 このような風潮の中でオカリス神父様は私たちに励ましの手紙を書いてくださっています。それはまさにパウロが各地の教会の信徒たちに手紙を書き励ましたのに似ています。

オプスデイ属人区長オカリス神父様の手紙より抜粋

  多くの人は、男性と女性が一致するために神が計画された結婚を、時代遅れ・・・単なる一つのモデルに過ぎないと考えています。しかし私たちは希望で満たす必要があります。家族についての真理の光は、神が人の心に刻まれたものですから、嵐の最中にあっても、道は、常に開かれていくのです。

 ・・・聖ホセマリアの言葉「キリスト者の仕事、それは豊富な善で悪を溺れさせることである。それは、否定的なキャンペーンをしたり、何々反対を叫んだりすることではない。そうではなくて、楽観に溢れ、若さと喜びと平和に満ちて、肯定をモットーに生きることである。すべての人を、すなわちキリストに付き従う人も、キリストを見放している人や彼を知らぬ人も、理解する心で見ることである。とは言え、理解するとは、不介入や無関心な態度をとることではなく、行動することである」。多くの家庭が遭遇している、また家族制度自体にも見られる困難を嘆いて、落ち着きや不屈の精神を失うことなく、強さと専門性を持って、キリスト者の家庭を守り促進するよう努めましょう。これは私たちだけの問題ではなく、神に関わることであり、代々に関わることでもあります。家庭も結婚も聖性の道です。・・・聖性への召し出し、それは幸せです。家庭は愛が生まれる場です。私たちが築いたり築かなかったりということ以前に、家庭には神の愛が私たちの人生に最初に現存する場なのです。・・・「わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです」(1ヨハネ4,19)。父性と母性は、私たち一人ひとりが誰であるかを、神の贈物であり、愛の実りであることを教えてくれます。家族生活で起こり得る多くの困難の最中で、他の人々は神の贈物であることを自覚し、知ることで、彼らをもっと愛するよう仕向けられます。そして社会は、いつも、この無条件の愛を必要としています。・・・

 オカリス神父様の手紙は続きますが、前半の部分で十分に伝わるでしょう。「世の風潮を嘆き憤るのではなく、神の賜物を信じて、家庭は神の愛が現存してることを信じて生きなさい。結婚も聖性の道であることを自覚すればそこには愛が生まれます」と。私はオカリス神父様の手紙を読んで励まされました。

20_2オプス・デイH.Pより オカリス神父