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2016年10月23日 (日)

ロザリオ

 思うところがあってロザリオを探していました。祈る道具であるロザリオはピンからキリまであります。当たり前のことですが祈りの価値がロザリオの値段に比例するのではありません。あくまでも使う人の好みや使いやすさ(手になじむ)などで選びます。また巡礼に行った時の記念として求める人もいます。洗礼や初聖体でプレゼントされる人もいるでしょう。

 教会関係やそれに準ずる店ではロザリオは聖具なので利潤追求のために売られることはありません。ですからだいたいその素材と作り方(機械か手編み)によって値段は決まっています。例えば、

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左上:銀手編み白檀¥17301  右上:一般的なもの¥1296  左下:天然石¥11880  右下:アクリル¥500 (パウリーネ・ドンボスコ社・パウルスショップより)

  ところがこんなロザリオを見つけて久しぶりに「びっくりぽん!」(十字架等は金や銀ではありません)

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  念のために言っておきますが、このお店はとても良心的でキリスト教の製品を取り扱っています。私もよく利用しています。このロザリオ以外は妥当なお値段なので、お店のせいではなく仕入れ値そのものが高かったのでしょう。

 メジュゴリエがヴァチカンから認められず批判されることが多いのもどうやらこのへんが原因の一つかもしれません。