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2015年8月 3日 (月)

「教皇講話集」から 叙階の秘跡・結婚の秘跡

   二つの特別な召命に対応する、二つの秘跡があります。叙階と結婚です。この二つは、キリスト者がキリストの模範とみ名に従って、自分の生涯を愛のささげものとし、そうして教会を築くことに協力するようになるための、二つの偉大な道です。(p.50)

Ordination_at_stpeters_3 叙階式

  叙階の秘跡について詳しいことは省きますが、教皇様は次のように話されました。

  「司祭になるためにはどうすべきか、ということです。司祭になる近道は、どこかで売られているのでしょうか。いいえ、そんなものは売られていません。人を司祭にするのは、主の働きかけです。主が招かれるのです。主が、司祭にと望まれる人を個々に呼ばれるのです。この呼びかけを心の中で聞いた若者がここにいるかもしれません。それは、司祭になる望み、神に由来することがらにおいて他の人に仕えたい、信仰を教え、洗礼を授け、ゆるし、感謝の祭儀をささげ、病者をいやす奉仕のために全生涯を用いたいという望みです。皆さんの中に、心の中でこうしたことを感じた人がいれば、それを感じさせてくださったのはイエスです。この招きを大切にし、それが成長して教会全体の中で実りをもたらすよう祈りなさい。(p.53~54)

Photo_2カトリックの結婚式

 結婚はわたしたちにとって身近な問題です。教皇様は結婚についてこのようにはっきりと言っています。

 神の像は、結婚した夫婦なのです。男と女なのです。神がわたしたちを愛し、わたしたちと契約を結んだことが、この男と女の契約のうちに表されるのです。・・・・・結婚はわたしたちに対する神の愛のイコン(映し)です。・・・神は夫婦を唯一の存在とします。これこそが結婚の神秘です。・・・・・男と女は、その愛によって聖別されるのです。事実、夫婦は、秘跡の力により、真実に、固有の使命を帯びます。そのため彼らは、単純で日常的なことから始めて、忠実と奉仕を通じて、キリストがご自分の教会を愛する愛ーを目に見えるものとすることができるのです。・・・・・夫婦生活がいかに困難で試練に満ちているかを、わたしたちはよく知っています。神とのきずなを生き生きと保つことが大切です。これこそが結婚のきずなの土台だからです。そして、主とのきずなはつねに真実です。家族が祈れば、このきずなは保たれます。夫が妻のために祈り、妻が夫のために祈ると、このきずなは強められます。(p.55~57)

 教皇様は結婚生活を素晴らしいものにするための秘訣を教えています。それは三つの言葉です。「いいですか」、「ありがとう」、「ごめんなさい」です。「いいですか」は結婚生活の中で図々しくならないためだそうです。「ありがとう」は私のためにそうしてくれてありがとう、夫は妻に、妻は夫に感謝を示すこと。そして、わたしたちは皆間違いを犯すので、口にするのは難しくても「ごめんなさい」を言わなければならないと。喧嘩をしても一日の終わりには必ず仲直りすること、夫婦が祈り合うこと、そして三つの言葉で結婚は前に進みますと。円満なご夫婦はおそらく既に実行しているでしょう。ちょっとうまくいっていないご夫婦は試してみてください。