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2015年8月10日 (月)

「教皇講話集」から ~最後に~

 最後にこの本を読んでとても印象に残るエピソードがありました。それは「賢慮の賜物」についての話の中で、教皇様がブエノスアイレスの巡礼者の告白場にいた時の話です。

 そこには、ピアス、タトゥー、とにかくそうしたものを色々とつけた、完璧に今どきの若者もいました。この若者がわたしのところに来て、自分の身に起きていることを話しました。それは、大きな深刻な問題でした。彼はいいました。「この話をすべて母に話しました。すると母はこういったのです。聖母のもとに行きなさい、お前が何をすべきか、聖母が話してくださるでしょう」。これが、賢慮のたまものをもった女性です。彼女は息子の問題を解決する方法を知りませんでしたが、正しい道を示しました。・・・・・この素朴でごく普通の女性が、まことの助言を息子に与えたのです。事実、彼はいいました。「聖母をじっと見つめました。そうすると、自分がすべき色々なことが分かってきました」。わたしが話す必要はありませんでした。・・・・・お子さんのためにこのたまものが与えられるよう願ってください。子に助言するたまものは、神のたまものです。(p.74~75)

 親として、子に何と助言してよいかわからない時があります。そんな時には自分が信じていることを伝えるだけです。祈りなさい。神様は必ず道を示してくださいます。マリア様は助けてくださいます。

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