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2015年5月31日 (日)

三位一体の主日

 カトリックの神は「三位一体」です。つまり父と子と聖霊という異なった三つの位格がありますが、神は実体としては同一であるということです。とは言ってもすぐに理解できる人はいないでしょう。とても難しいことです。

 私が子供の時、教会学校で公教要理を勉強しました。もちろんその時「三位一体」についてもシスターから話を聞きました。しかし理解したわけではありません。理解できなくて当然です。でも、教会学校で習うことは間違いないと信じていた私はそのまま信じました。

 「信じるために理解するのではなく、理解するために信じる」確か聖アンセルムスの言葉だったと思います。まず信じることが大切。要理を勉強してもなかなか洗礼の決心がつかない人の中には信じるために理解しようとするので、この三位一体のところで止まってしまうことがあります。「三位一体が理解できたら洗礼を受けよう」と思うと、いつまでたってもその時は来ないかもしれません。今週の木曜日(日本では次の日曜日)の「キリストの聖体」についても同じです。

 聖書を読み、そこに書かれていることを信じること。いつも祈り、聖霊の恵みを願うこと。「父と子と聖霊」の名によって洗礼を受けることにより、教会の救いの神秘に与れます。

Photo 「聖三位一体」  エル・グレコ