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2015年5月22日 (金)

新しい4人の聖人

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 フランシスコ教皇様は今月17日に、4人の修道女を聖人として宣言されました。

・聖ジャンヌ・エミリ・ドゥ・ヴィルヌーヴ(トゥールーズ1811-カストル1854)

・聖マリア・クリスティーナ・デラ・イマコラータ・コンチェツィオーネ(ナポリ1856-カソリア1906)

・聖マリア・アルフォンシーナ・ダニル・ガッタス(エルサレム1843-エンカレム1927)

・聖マリア・ディ・ジェズ クロチフィッソ(アベリン1846-ベツレヘム1878)

 この4人中で最後に名前の載っている聖マリア・ディ・ジェズについて少し書きます。

 アラブ人の彼女はナザレの近くの村に生まれました。家族はメルキト典礼東方カトリック教徒です。小さい時に両親を失い、叔父に引き取られました。13歳の時、まわりが勧めた結婚を拒否しました。またイスラム教徒から改宗を迫られました。彼女は改宗を拒絶したために刀で喉を切られ、深い傷を負いましたが、一命は取り留め、聖母のおかげで自分は助かったと信じました。女中として働いている時にその家族と共にフランスに渡り、そこで最初に「御出現の聖ヨセフ修道女会」に入会、後に「カルメル会」に入りました。最初の会で幻視や恍惚、聖痕現象などが起こり、カルメル会でも神秘現象は続きました。1875年、教皇ピオ9世の許可を得て8人の仲間たちと聖地ベツレヘムへ向かい、翌年、共同体を作りました。彼女は字が読めませんでしたが、神様との深い霊的対話によって多くの人々に助言や神学的説明をすることができました。(ヴァチカン放送局より)

 イスラム教に改宗を迫られ拒絶した彼女の姿は、同じように改宗を拒絶して殉教している現在の多くの人たち(子供たちも)と重なります。