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2012年8月29日 (水)

洗礼者ヨハネの殉教

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 「サロメ」  ティツィアーノ作

 ヨハネの首を持ったサロメの絵はたくさんあります。みなさんよく知っている話です。洗礼者ヨハネはヘロデと弟の妻ヘロディアの罪を糾弾したために、二人の恨みをかい、牢に入れられました。ヘロディアは娘サロメをそそのかし、サロメの踊りの褒美としてヘロデに洗礼者ヨハネの首を約束させました。

 悪い事は悪い、間違っていることは間違っている、近頃そう言う人たちが少なくなっているように思います。家庭の中でも子供たちにはっきりと言わない親が増えています。「まあ、いいじゃないの。間違いを注意するのは寛容さが無いから、信仰が足りないせいよ」と言って、子供が間違っていても無関心を装う、それどころか子供を助長して「自分は寛容です」と思っています。注意して子供が間違いに気づき改めた時にしっかりと誉めてあげる事こそが寛容なのではないでしょうか。

 子供に何でも許すことが「寛容」ではないでしょう。サロメのような人間にならないように、時には洗礼者ヨハネのような厳しさも必要だと思いました。*ここでの「ゆるす」は「許す」であってこちらの「赦す」ではありません。