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2012年7月 6日 (金)

赦す~聖マリア・ ゴレッティ

 聖マリア・ゴレッティ(1890~1902)はイタリアのアンコーナに生まれました。彼女が12歳の時に隣に住むアレッサンドロは彼女によからぬ思いを抱き、短剣で彼女をおどしました。しかし彼女は抵抗し、彼は彼女を刺してしまいました。翌日彼女は「彼を許してやってください。いつか天国でまた会いたい」と言い残して息を引き取りました。逃亡していたアレッサンドロは逮捕されて29年後に出所し、彼女の母親に赦しを願いに行きました。母親は娘の願い通りに彼を許して受け入れました。そしてともに彼女のためにミサをささげました。アレッサンドロはカプチン会の修道院に入り、罪の償いのために残りの生涯をささげました。

 許すことはとても難しいことです。自分一人の力ではとてもできません。信仰の助けが必要です。十字架の上でキリストは仰せになりました。「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは自分が何をしているのか、わからないのです」(ルカ23:34)

 キリストに倣い、キリストに近づいてこそ出来るのでしょう。自分の娘、まだ子供の娘を殺した人を心から赦せる母親、自分に乱暴しようとし、死に至らしめた相手を許す少女、どちらもマリア様のような心の持ち主です。

 心から他人を赦せる信仰を持つ人間となれるように、マリア様の取り次ぎを祈りたいと思います。